森奈津子です。すでにご支援くださいました皆様、このコーナーを見にいらしてくださった皆様、ありがとうございます。
先日、紙芝居「チビ、ごめんね」の本文原稿を一通り書き終え、現在、推敲の段階に入っています。
「猫のチビはおばあちゃんと幸せに暮らしていたけれど、ある朝、おばあちゃんはベッドから起きてこなくて……」
というお話です。
本当は、動物がかわいそうな目に遭うストーリーなど、私は好みません。
しかし、「あってはならない話だが、よくある話でもある」と考え、悲しい話を仕上げました。現実では、本当に、飼い主と死に別れたペットたちの身に悲しいことが起きているのです。
その「悲しいことを回避するためには、どうしたらよいか?」を子供たち、ご家族の皆さんに考えてほしい――ただただ、その思いに背中を押されて綴った作品です。
やがて社会が変わり、「森奈津子め、こんな非現実的な、あざとい話を書きやがって!」と嘲笑されることを、私は願っています。
内容の一部は、近日中に公開いたしますので、こちらでまた、ご案内させてください。