こんにちは、märchの松岡です。
まず、これまでにご協賛いただいた方々に御礼を申し上げます。
いろいろ追いついておらず、金額・メッセージ・この方が!なんて毎回感動しては目から汗を流しあわあわし言葉にならない感謝のチャネリングをしています。(できませんけどね
改めて落ち着いてからorクラファン終了後にご挨拶させていただきます。
さて。6/27に子どもの付き添いで入院し、現在も病院からこちらの活動報告を書いています。
子どもは気管切開を行い、鎮静剤の解脱などの様子を見ながら回復を待ち、私は気管切開管理ができるように、病院にトレーニングをしていただいています。
ふだんの赤ちゃんのミルクや排泄物の処理といったお世話に加えて、切開部の保清や痰の吸引、投薬、リハビリなどなど。痰の吸引に至っては初日だけでも5〜10分に一回のペースでしたので、単に付き添いといっても結構忙しい毎日です。
今回、求人募集の優先対象になっているうちのひとつ、「医療的ケアが必要な児童(医ケア児)の保護者」というのを身をもって体験したことで、「これは確かに働く時間なんてないなぁ」と改めて感じました。
この大変さや時間のなさは、将来的にケアが必要なくなったり、保護者が手技やルーティンに慣れたりすることで、解消していく場合もあります。でも、それがいつかは誰も分かりません。いつかはそりゃ抜けるだろうけど、でも、先の見えないトンネルのような状態では、気持ちも暗くなってしまいます。
今回の求人にあたって、将来的にですがこの「先の見えないトンネル」のちょっとした精神安定剤にもなるかな、と思って「いつでも好きな時に働く登録制」をかかげています。
・たとえわずかでもすぐ働ける場(収入源)がある
・家族や医療関係者以外とのコミュニケーション
・仕事が休息になる場合もある
ただ単に短時間しか働けないという背景以外にも、これらを見出せたらいいかなぁと考えているからです。レスパイトという「介護の負担を減らし、休息する」という考え方がありますが、私の場合は体を休めるのではなく、まったく異なるスイッチで頭を切り替え、異なる環境で働くことこそが休息になるタイプの人間です。そういう人がいれば、きっとマッチするかな。
最初から飛ばすことはできないので、ほんとうに牛歩のようにしか進まず、成立するかもわかりません。求人の締め切りは7/7(木)。どういった方がどんなニーズを持っているか。そこからが本当のスタートになります。
そして、入院の間を利用して、今回のクラウドファンディングのリターンである、ポストカードのデザインもしました。当店あるあるの「むかしモチーフ散らし」です(雑
あーはいはい、な柄が、今回はそりゃあもう素敵な仕上がりになると思います。
だって、当店おなじみで誇れる中村印刷さんによる活版印刷だからです。
その過程も報告できたらと思っていますが、冒頭にもどってお世話如何によってはアレかもしれませんが、どうぞ温かい目でお見守りいただければ幸いです。