8月15日、簗漁解禁です。10月14日までの2ヶ月が漁期となりますので、たいへん短い期間で、しかも雨や水量・水位に左右されますし、鮎が産卵のため川を下っていく習性を利用した漁法ということで、本当によく考えられた面白い漁法だと思います。さて、今年は昨年とは打って変わって、これまで水害もなく、解禁後すぐに雨雲が立ちこめ、17日、18日と、簗漁にとっては絶好の条件となりました。さっそく、組合員が繰り出し、特に夜間や早朝に多くの鮎を獲ることができました。これも、皆さまのご支援のおかげと思っています。改めてお礼申し上げます。また、随時活動報告をあげさせていただきます。
8月7日から14日までの予定で、ワークキャンプを行います。ワークとしては、簗簀づくりや、梁周辺環境整備などを行ってもらいます。明日から、組合員とキャンパーが一緒になって作業を進めてていきます。
昨日(8月5日)から、簗本体の設置作業が始まりました。5日は、作業場所確保のため、簗設置場所の上流に石を積み上げ、水の流れを変え、重機で簗の設置場所に堆積した石の除去をし、設置場所の確保がなされました。6日は、鉄骨による骨組み作業が開始。あわせて上流側の左岸を広げる作業などが行われています。また、明日からワークキャンプ開催となり、5人の若者がこの地へ集まってくれます。キャンパーとの共同作業は8日(月)からで、まずは簗の上に敷く簀を作っていきます。
8/7~8/14の間、大和伝統漁業簗保存組合として初めて取り組む国際ワーククキャンプ。7/21にそのリーダーの事前訪問がありました。いつもの集会所で打ち合わせをし、本番でも宿舎となる「体験農場ファームDiwa」へ移動。この施設は、当組合メンバーの一人が運営している施設です。メンバーの案内で一通り施設や設備を確認してひと段落。リーダーは前日まで別のキャンプにも参加していたとのことで、朝食もとらずに長距離をバス移動して来てくれました。2日前に公開させてもらったクラウドファンディング。さっそく支援をいただいております。本当にありがとうございます。目標金額達成のためプロジェクトのシェア等、支援者様のさらなるご協力をしていただけますと幸いです。