こんばんは、SLOW HOUSEのデザイン担当のささです。
私が初めて気仙沼に上陸したのが、およそ1年前。
ゲストハウス架け橋を知る友人に紹介されて、ふるさとワーキングホリデーで訪れた時です。
この1年、本当にいろんな事がありました。
遡ること6年、私は20歳の時にメンタルヘルスを著しく損なってしまい、それからずるずると、ずっと惰性で生きておりました。
それでも何とか上手くやっていたのですが、去年の春に急転直下。
大阪の友人に、あれやこれやと世話を焼かせて、しかし打つ手がないと項垂れていた時、やってきたのが気仙沼。
頭を空っぽにしてやってきた遥か北の大地は、心を無にしていると、すうっと胸の奥底を風が吹き抜けていくような、とても居心地の良い場所でした。
ワーホリスタッフの皆さんに、色々な場所に連れて行ってもらい、沢山の人に出会わせてもらい、、、
たった2週間ちょっとの期間で、私は気仙沼が大好きになってしまいました。
飽きるまで心を無にしていられる場所。
都会とはまるで違うゆるやかな時間の流れ。
もともと来るときに”人生の休暇”のつもりで来よう、と思っていたのですが、来て気付いた。
これが”休む”と言うことなのか、と。
生まれて初めて、こんなに心が開放されて、何にも苛まれず、ゆるやかさに身を委ねることができたような気がしました。
そして、帰るときに言われた驚きの言葉。
次に来たときは「おかえり」と言って迎えてくれるそうな。
なんて素敵な土地なんだ、そんなに頻繁にはこれないけれど、年に一度くらいは来たいな、と思ったのでした。
それが、今、気仙沼に住んでいるという驚き。
大阪に帰った私は、周囲が見違えるほど元気になっていたようで。
「アンタはこのまま気仙沼に帰るんかと思ってたわ」
こんな事を、2日間で3人の友人に言われたときに、移住を決意しました。
いやあ、人生何が起こるか分かりませんな。
でも、直感の通りに決断してからの人生が、とても良い流れです。
気仙沼に帰って来て良かった!
と、長くなってしまいましたが、こんな感じで気仙沼に流れ着いた私。
わずかな人脈を頼りにやって来て、思えば今の家も仕事も、去年の滞在時に出会った人のところ。
ご縁って本当にあるんですね。
これが出会い、ってやつなんだろうか。
去年色々なものを手放した先で、こんなにも健やかに、笑顔で私が過ごせているのは奇跡に等しい。
ポンとやって来た半端者を快く迎え入れて下さり、素敵な、本当に素敵な方達に出会わせて下さり、いくら感謝しても足りません。
去年まで全く思い描けなかった人生を今歩んでおり、逆に、ずっと夢でも見てるみたいです。
不安や心配事はもちろんまだ尽きませんが、今本当に幸せいっぱいです。
とても恵まれているなあと、ひしひし、ひしひしひし、ひし、ひしり、ひしり、、、と感じております。
私が今ここで過ごせているのも、笑っていられるのも、お腹が空くのも、お祭り楽しみだなあとワクワクできているのも、贅沢にも金欠だの何だのと悩めているのも、ものすごく幸せなことだなあと思います。
長くなりましたが、こんな感じです、2022年8月のささ。
この1年で本当に色々あったのですが、こんな文章を書いている今がきっと最善なんだろうと思います。
まだまだ未熟者でメンタルがぐらつく日もありますが、これからも仲良くしていただけると嬉しいです。
私をどうぞよろしくお願いいたします。
長々と読んでいただきありがとうございました。
もっとコンパクトにするつもりが、書き出すと筆が乗ってしまい、、、
そして最後に。
こんな経緯で気仙沼にやって来た私が、今携わっている企画があります。
幸町に新しくゲストハウスを作ります!
もうご存知の方もいらっしゃって、支援してくださった方もおられるかと。
皆さま、ありがとうございます!!!!!!!!!!
このゲストハウスに懸ける思いは、携わっているメンバーそれぞれにあると思います。
私の場合は、ご縁によって気仙沼に導かれ、そこでの出会いに救われた身としまして、もし同じように今とても狭い世界の中でもがき溺れている若者がいたら、どうか気仙沼に来て欲しい、と。
私が今たくさんの人に支えられて日々を過ごせているように、いま苦しい若者の、良い意味での逃げ道になることができれば、と。
私自身、気仙沼でたくさんの人に出会って、その生き方を知って、人生が大きく開けたので。
同じような出会いを少しでも多くの人にしてもらいたいです。
そんな思いを密かに抱いております。
なので、どうか支援、もしくは拡散をば、、、!
していただけますと幸いです。
ちなみに、リターンに「ささの似顔絵」が追加されています、へへへ。
似顔絵を描きたくて、うずうずしています。
最上級の似顔絵、仕込んでます、うへへ。
そんな感じで、新しい目標やら何やらを見つけて、私はすくすく育っています。
皆さんのおかげです。
本当に、いつもありがとうございます。
私のこの日常のために色々な方達の助力があると、これからも思い直しながら過ごしていきます。
長文で失礼しました。