2013/05/23 18:07
皆様のおかげでCAMPFIREさんでの天狼院書店のプロジェクトはおかげさまで、5/18にサクセスすることができました。
改めて、ありがとうございました。何度感謝しても、パトロンの皆様には感謝しきれません。何度でもお礼を言おうと思います。
CAMPFIREさんのプロジェクトが終了した翌日、すぐに僕は動き出しました。
まずは、神保町のEDITORYに伺い、そのビルのオーナーである、安富さんに相談です。
この方、本業は店舗を仲介したり管理したり、大きなビルのプロジェクトを動かしたりする不動産業なので、店舗開設における時間の感覚や予算の感を熟知しておられます。それなので、これから店舗取得で気をつけなければならない点や、契約の方式、価格や内装業者の方やデザイナーとのやり取りの仕方まで、根掘り葉掘り教えて頂きました。(*ツクルバの石田さんにもいろいろアドバイス頂いたり、物件を紹介いただいたりしています。)
「まずはデザイナーを決めて、設計の方針を決めたほうがいいですよ。それで並行して物件を探して行けばいい」
との安富さんのアドバイス。
そう言われて、1軒、どうしても気になっていた店がありました。
それは、僕がいつも仕事で使わせてもらっている、東池袋の「il tessuto」さんという喫茶店です。
「あれ? でも、いつも打ち合わせで呼ばれるの、サンシャインのタリーズだけど?」
と、あるいはお思いになる方が結構いらっしゃるかも知れません。
それもそのはず、実は、この「il tessuto」さんはお気に入りで、高度な創作性を必要とする作業をする際にのみ、利用させてもらっているからです。僕にとって、クリエイティブの源になっている、とっておきの特別なお店なのです。
いつも、このお店に来る度に、こういう店がいいな、東京天狼院もこんな感じにできたらいいな、と結構前から思っていました。
こぢんまりとしたお店で、1,2階合わせても、おそらく30坪くらいのお店で、1階と2階の半分はオシャレなカフェになっていて、2階の奥は、どうやらオフィスになっている様子。
まさに、僕が理想とする形態です。
本屋とカフェスペースがあって、そして、オフィスが併設される。そんな形を夢想しておりました。
それで、前から疑問だったのが、オフィスがあるけど、何のオフィスなんだろう、ということでした。オシャレな感じの方々が出入りしていたのは、客としてみていたので、きっとクリエイティブ関係の方達なんだろうな、と漠然と思っていました。
で、2階の席で、いつものように8月刊行の本の原稿をフルスロットルで書いていると、こんな案内があることに気づきます。
「インテリアのご相談など受けたまります」
あ!と思いました。ひょっとして、奥のオフィスには、インテリアデザインや設計などしている方がいらっしゃるのでは!
試しに、今日の帰りに、顔見知りにはなっているけれども、挨拶程度しかしたことがなかったカフェの店員さんに聞いてみます。
「あの、上のオフィスってインテリアとかをやっているんですか? 実は僕、これからこの辺りに書店を出そうと思っていて」
そういうと、上のオフィスからスタッフの方を呼んできてくれました。
僕はヘビーな常連なので、その女性の方も何度も見たことがありました。
その方も、僕の顔は覚えていてくれていたみたいです。
「あの、実は、こういう店にしたいんですけど。前から、とてもいいなと思っていて」
「これ”くらい”でいいなら、私たちで設計からデザイン、作るところまで全てできますよ!」
「これ”くらい”ってとってもステキじゃないですか! 僕はこういう店がいいんです! でも、高いですよね?」
「いや、そんなことはないと思いますよ! 予算が決まっていたら、その範囲で考えますし、一度物件が決まったら、ぜひ、持ってきてください。何でも相談に乗ります! いつも来てくれている方なんで、もうお友達ということで業者にも言いますし」
と、話が盛り上がり、物件が決まったら、一緒に考えてもらうことにしました。
それにしても何というラッキー。
前から、恋焦がれていた(たぶん、Facebookとかで何度も、こんな店が欲しいって言っていると思います笑)店が、実は設計やインテリアなどもやっているという。しかも、相談に乗ってくれるという!
しかも、カフェを併設したいなら、業者さんを紹介したり、スタッフの方にコーヒーの入れ方などもレクチャーしていただくことなども相談に乗ってくれるという!
さらにしかも、この辺りに店を出すとすれば、ご近所さんになるだろうし、少なくとも同じ池袋ということで、これからもきっとお世話になると思います。いやー、やっぱり、人との繋がりとはありがたいものです。
まずは、ボイジャーの酒泉さんがEDITORYさんでツクルバの中村さんや石田さんを紹介してくれて、またそこからオーナーの安富さんを紹介してくれて、CAMPFIREで皆さんに支えられ、また助けになってくれる人と出逢う。
何というか、わらしべ長者みたいに、人が人を紹介してくれて、その方々の助けによって、徐々に天狼院書店はかたちになっていくように思えます。
これほどうれしいことはありません。これほど幸福な行程を経て生まれる店も珍しいだろうなと思います。
それにつけても、やはり、あとは場所次第ということになりそうです。
これから、さらに池袋中の不動産屋さんに飛び込んで、いい物件を探してもらおうと思います。
いい物件に出会えるかどうかも、きっと運なのだろうと思います。
こう考えると、じきに、ジャストフィットする物件に出会えるだろうと思うのです。
物件が決まると、その図面を持ってまずは、「il tessuto」さんに行って見積りを出してもらおうと思います。それで融資の手続きを完了させ、金融機関で融資の決定をいただくという流れになると思います。
取次さんとは去年の早い段階からやり取りさせて頂いていて、オープン予定日の一ヶ月半くらい前に契約が整えば大丈夫!と教えてもらっているので、まずは物件回りを固めていくことに取り組むのが最優先ということになります。
それで、デザインの期間や内装、店舗の準備なども考慮すると、最短で予定通り8/30日、遅くとも9/30には東京天狼院オープンできそうです!まだ明言はできませんが、おそらく、8/30から9/30の間が最も可能性が高いだろうと思います。すべてはいい物件と出会えるかどうかということになるだろうと思います。
また、「READING LIFE」のイベントは、このロードマップでいけば、10月前半に開催できるだろうと思います。
その予定も、すでにチーム天狼院のメンバーも含めて、準備を始めております。これも相当に面白いことになりそうなので、乞うご期待でございます。
進捗状況は逐一、こうしてお知らせして行こうと思います。
また、「池袋でいい物件知ってるよ!」という方がいらっしゃいましたら、遠慮なくご紹介いただければと思います。
引き続き、どうぞよろしくお願いします!
2013年5月23日
㈱東京プライズエージェンシー代表取締役
天狼院書店店主
三浦 崇典
改めて、ありがとうございました。何度感謝しても、パトロンの皆様には感謝しきれません。何度でもお礼を言おうと思います。
CAMPFIREさんのプロジェクトが終了した翌日、すぐに僕は動き出しました。
まずは、神保町のEDITORYに伺い、そのビルのオーナーである、安富さんに相談です。
この方、本業は店舗を仲介したり管理したり、大きなビルのプロジェクトを動かしたりする不動産業なので、店舗開設における時間の感覚や予算の感を熟知しておられます。それなので、これから店舗取得で気をつけなければならない点や、契約の方式、価格や内装業者の方やデザイナーとのやり取りの仕方まで、根掘り葉掘り教えて頂きました。(*ツクルバの石田さんにもいろいろアドバイス頂いたり、物件を紹介いただいたりしています。)
「まずはデザイナーを決めて、設計の方針を決めたほうがいいですよ。それで並行して物件を探して行けばいい」
との安富さんのアドバイス。
そう言われて、1軒、どうしても気になっていた店がありました。
それは、僕がいつも仕事で使わせてもらっている、東池袋の「il tessuto」さんという喫茶店です。
「あれ? でも、いつも打ち合わせで呼ばれるの、サンシャインのタリーズだけど?」
と、あるいはお思いになる方が結構いらっしゃるかも知れません。
それもそのはず、実は、この「il tessuto」さんはお気に入りで、高度な創作性を必要とする作業をする際にのみ、利用させてもらっているからです。僕にとって、クリエイティブの源になっている、とっておきの特別なお店なのです。
いつも、このお店に来る度に、こういう店がいいな、東京天狼院もこんな感じにできたらいいな、と結構前から思っていました。
こぢんまりとしたお店で、1,2階合わせても、おそらく30坪くらいのお店で、1階と2階の半分はオシャレなカフェになっていて、2階の奥は、どうやらオフィスになっている様子。
まさに、僕が理想とする形態です。
本屋とカフェスペースがあって、そして、オフィスが併設される。そんな形を夢想しておりました。
それで、前から疑問だったのが、オフィスがあるけど、何のオフィスなんだろう、ということでした。オシャレな感じの方々が出入りしていたのは、客としてみていたので、きっとクリエイティブ関係の方達なんだろうな、と漠然と思っていました。
で、2階の席で、いつものように8月刊行の本の原稿をフルスロットルで書いていると、こんな案内があることに気づきます。
「インテリアのご相談など受けたまります」
あ!と思いました。ひょっとして、奥のオフィスには、インテリアデザインや設計などしている方がいらっしゃるのでは!
試しに、今日の帰りに、顔見知りにはなっているけれども、挨拶程度しかしたことがなかったカフェの店員さんに聞いてみます。
「あの、上のオフィスってインテリアとかをやっているんですか? 実は僕、これからこの辺りに書店を出そうと思っていて」
そういうと、上のオフィスからスタッフの方を呼んできてくれました。
僕はヘビーな常連なので、その女性の方も何度も見たことがありました。
その方も、僕の顔は覚えていてくれていたみたいです。
「あの、実は、こういう店にしたいんですけど。前から、とてもいいなと思っていて」
「これ”くらい”でいいなら、私たちで設計からデザイン、作るところまで全てできますよ!」
「これ”くらい”ってとってもステキじゃないですか! 僕はこういう店がいいんです! でも、高いですよね?」
「いや、そんなことはないと思いますよ! 予算が決まっていたら、その範囲で考えますし、一度物件が決まったら、ぜひ、持ってきてください。何でも相談に乗ります! いつも来てくれている方なんで、もうお友達ということで業者にも言いますし」
と、話が盛り上がり、物件が決まったら、一緒に考えてもらうことにしました。
それにしても何というラッキー。
前から、恋焦がれていた(たぶん、Facebookとかで何度も、こんな店が欲しいって言っていると思います笑)店が、実は設計やインテリアなどもやっているという。しかも、相談に乗ってくれるという!
しかも、カフェを併設したいなら、業者さんを紹介したり、スタッフの方にコーヒーの入れ方などもレクチャーしていただくことなども相談に乗ってくれるという!
さらにしかも、この辺りに店を出すとすれば、ご近所さんになるだろうし、少なくとも同じ池袋ということで、これからもきっとお世話になると思います。いやー、やっぱり、人との繋がりとはありがたいものです。
まずは、ボイジャーの酒泉さんがEDITORYさんでツクルバの中村さんや石田さんを紹介してくれて、またそこからオーナーの安富さんを紹介してくれて、CAMPFIREで皆さんに支えられ、また助けになってくれる人と出逢う。
何というか、わらしべ長者みたいに、人が人を紹介してくれて、その方々の助けによって、徐々に天狼院書店はかたちになっていくように思えます。
これほどうれしいことはありません。これほど幸福な行程を経て生まれる店も珍しいだろうなと思います。
それにつけても、やはり、あとは場所次第ということになりそうです。
これから、さらに池袋中の不動産屋さんに飛び込んで、いい物件を探してもらおうと思います。
いい物件に出会えるかどうかも、きっと運なのだろうと思います。
こう考えると、じきに、ジャストフィットする物件に出会えるだろうと思うのです。
物件が決まると、その図面を持ってまずは、「il tessuto」さんに行って見積りを出してもらおうと思います。それで融資の手続きを完了させ、金融機関で融資の決定をいただくという流れになると思います。
取次さんとは去年の早い段階からやり取りさせて頂いていて、オープン予定日の一ヶ月半くらい前に契約が整えば大丈夫!と教えてもらっているので、まずは物件回りを固めていくことに取り組むのが最優先ということになります。
それで、デザインの期間や内装、店舗の準備なども考慮すると、最短で予定通り8/30日、遅くとも9/30には東京天狼院オープンできそうです!まだ明言はできませんが、おそらく、8/30から9/30の間が最も可能性が高いだろうと思います。すべてはいい物件と出会えるかどうかということになるだろうと思います。
また、「READING LIFE」のイベントは、このロードマップでいけば、10月前半に開催できるだろうと思います。
その予定も、すでにチーム天狼院のメンバーも含めて、準備を始めております。これも相当に面白いことになりそうなので、乞うご期待でございます。
進捗状況は逐一、こうしてお知らせして行こうと思います。
また、「池袋でいい物件知ってるよ!」という方がいらっしゃいましたら、遠慮なくご紹介いただければと思います。
引き続き、どうぞよろしくお願いします!
2013年5月23日
㈱東京プライズエージェンシー代表取締役
天狼院書店店主
三浦 崇典