2022/08/28 06:10




Ente
自社農園に限らず、農業を営む上で青果としては流通しない「規格外」があります。味は美味しいのに形が大きすぎる、一部キズがある、収穫量が急激に増えて行き先がないなど様々です。そんな中、加工所はとても大きな役割を果たしています。

規格外品は、ヘタを取ってジュースの原料として使用することでロスをなくし、形をかえて「美味しさ」を食卓にお届けしています。「フードロス」に目が向けられるようになった現代ですが、農家手づくりの加工品を購入することもフードロスへのサポートになると知ってもらえたらうれしいです。

また「とまじゅう」は、その時期のトマトの状態に合わせて微調整しています。 最後に加工・販売のスタッフがテイスティングしてOKが出たら、そのフレッシュな美味しさを1本1本手作業で瓶に詰めていきます。これができるのも自社で製造しているが故であり、「とまじゅう」の美味しさの秘密です。 
なので、たくさん売れたからと言って製造量を増やせるものではありません。その年に採れたトマトの美味しさを1年通してトマトジュースとしてお届けするのも、私たち寺田農園にとっては農業の一環であると思って日々の仕事をしています。

今はトマトジュースの製造のピークです!多い日には1日に1トンものトマトを加工することもあります。毎日忙しい日々ですが和気あいあいと作業しています。