餃子専門店黒兵衛
はじめにご挨拶
はじめまして、私は餃子専門店黒兵衛を運営する 社会的企業 合同会社いづみカンパニー代表 富澤泉と申します。
数あるクラウドファンディングの中からご覧いただきまして誠にありがとうございます。
感謝いっぱいです。
私は東京で生まれ育ちましたが、28歳の時に転勤で海にも山にも恵まれた福岡の地にご縁いただきました。
福岡市南区にて24年、鹿児島県産黒豚肉に8種類の野菜をブレンドした具を自家製鶏ガラスープで練り上げる国産小麦の皮で包み、ひとつひとつ手作りの自慢の餃子を皆様にお届けしております。
私自身が先天性脳機能障害 発達障害の当事者であり小さい頃から集団に入れず、社会との摩擦、生きづらさを感じて大きくなってきた、その苦しんだ経験を生かし、餃子専門店黒兵衛では障がいのある方、長く引きこもり生活をされていた方、就労が困難とされる高齢者、外国人等と共に早くから合理的配慮を取り入れ、他の従業員と共に働く素晴らしさを分かち合う店舗づくりを継続して行ってまいりました。
また、今から就労を目指す障がいのある方々に実習の場として店舗を公開し、社会へ旅立つ支援のお手伝いを微力ながら活動してまいりました。
その中で、多様性は可能性であること。戦力化していくプロセス、引き出される能力を目の当たりに感じて見れてきたことが私たちの長い人生で最高の財産になりました。決して順風満帆とはとても言えない、荒波の経営で、投げ出してしまいたくなるほどに大変な状況も乗り越えてきました。「障がい者は福祉就労にするべきだ!」との非難も数多くいただきましたが、自律的な経営でこのスタッフたちと餃子の味で市場で勝負していくことに強くこだわりました。何故なら、潜在能力が引き出されるのは、お客様から評価いただく、ご指示いただくために、喜んでいただくためにはどうしたらよいのか?を考え無限にある打つ手を見いだしていくこと。だから戦力化へと導かれていく。それは健常者も障がい者も全く変わらないからです。
人から褒められ、必要とされ、自分が役に立っているという、このフィールドが力を引き出していきます。商売ならでは経験できることがたくさんあります。「美味しい餃子をいつもありがとう」とお客様から声をかけていただくことがとてつもない力の広がりへと導かれていく。達成感、満足感、が知らずと協調性をうみ、チームワークの互いへのいたわりが生まれます。美味しい餃子を求めて店に来てみたら、様々な方が働いている店だった!
店舗は、企業と福祉の融合性を考え、美味しい餃子に共生の社会がもたらす更なる付加価値をぎゅっと詰め込み、地域社会へ障がい者への理解、啓発活動を発信する店舗としても必要とされる店作りを目指してまいりました。
こんな美味しい餃子を食べたことがないと言っていただけるように、悩み、戸惑い、苦しみ、生きづらさを抱える方々の心の中に届き、夢や希望へと変わる餃子でありたい!
日々精進してまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
このプロジェクトで実現したいこと
令和元年に東京都でソーシャルファーム条例が出来ました。
ソーシャルファームとは、一般企業と同様に自律的な経営を行いながら、就労に困難を抱える方が、必要なサポートを受け、他の従業員と共に働いている社会的企業のことです。
私たちは、ソーシャルファーム=社会的企業です。
事業からの収入が全ての財源で運営されています。
福祉的就労ではない、共生の社会への実現と事業の継続。
誰もが生き生きと働き活躍するダイバーシティ&共に活動しながら支え合うソーシャルインクルージョン。
自分たちが今までやってきたことを、今こそ!全国初のソーシャルファーム認証制度を申請し、新たな活動拠点として東京都に九州産地のおもてなしソーシャルファーム店舗を新設。(いづみの森)
私たちのスモールビジネスモデルを多くの方に周知してもらい、体調が整わなかったり、お休みしてもいつでもやり直せる環境の職場作り。障がいをもつ方、なんかしらの困難を抱える方がきちんと戦力として、その人らしさを生かした働き方を可能にしていく。更なる雇用への導きを私たちが作る餃子で繋げていきます。皆と共に働いていく小さな組織作りの構築を丁寧に焦らず長期にかけて行っていきます。
集団を苦手とする方々に特化したスモールビジネスのノウハウ展開でソーシャルファームの認証を受け、雇用を広げていきます。
プロジェクトをやろうと思った理由
短大を卒業後、私は東京都の自閉症専門施設で、児童指導員として働いておりました。
35年以上前のことですが当時、障がいがあっても社会との関わりをもつことが必要ではないか、働くことを選択肢として考える時代がくるのではないだろうかと、学園の子供たちを実習だけでもお願いできないかと、企業さまへ飛び込み訪問した際、
「障がい者が社会で働けるはずがない」「障がい者は福祉施設で過ごすんだ」と言われた言葉が重くつきささりました。
ならば自らが障がいがあっても立派に働けることを実証してみせる!と誓った揺るぎない信念と志、想いが現在の仕事の礎となっています。今尚、色褪せることなく続いています。
また、自分が生きづらさを抱えていた学生時代、自閉症の方と出会い「あるがままありのままでいい」と語りかけてくれているかのような彼らの澄んだ瞳に釘付けになり、救われました。
そのことが大きなきっかけで社会福祉の道を志しました。
更なる雇用創出を目指します!
これまでの活動
私たちは福岡市にて24年間、就労に何かしらの困難を抱えている方々と共に、こだわりの餃子を作り、お客様に笑顔の食卓をお届けすることを自律的な経営で継続して行なってまいりました。
継続は力、美味しい餃子を食べてみたら、みんなが戦力になって働いている店だった!
それが啓発活動へと繋がり、地域社会へ広く障がいに対するご理解を発信する店舗としての役割が必要とされる店づくりへ加速されたことも周知活動の大きな要因となりました。
また、今から就労を目指す障がいをもつ方に店舗を公開し、実習の場として次なるステップのパイプ役を微力ながら努めてまいりました。
これまでの経験を生かしてこの活動を躍進させていきます。
資金の使い道
厨房設備工事費 150万円
内装工事費 89万円
広告宣伝費 4.9万円
手数料 56.1万円
リターンについて
3,000円
黒兵衛餃子50個+ありがとうメール
5,000円
黒兵衛餃子100個+ありがとうメール
10,000円
黒兵衛餃子210個+ありがとうメール
20,000円
黒兵衛餃子450個+ありがとうメール
リターン不要
応援コース リターン不要
1,000円 ありがとうメール
5,000円 ありがとうメール+障がい者の絵1枚
10,000円 ホームページにご支援くださった方のお名前を掲載いたします
30,000円 ホームページにご支援くださった方のお名前を掲載いたします+障がい者の絵2枚
スポンサーコース
100,000円
黒兵衛餃子300個+ホームページにご支援くださった方のお名前を掲載いたします
200,000円
黒兵衛餃子600個+ ホームページにご支援くださった方のお名前掲載いたします
300,000円
黒兵衛餃子900個+ ホームページにご支援くださった方のお名前掲載いたします
実施スケジュール
クラウドファンディング掲載終了8月末
リターン開始 9月初旬
東京都ソーシャルファーム認証申請9月
東京都ソーシャルファーム面接10月
東京都店舗視察12月
東京ソーシャルファーム店舗 「いづみの森」開業12月7日
新店舗画像はイメージです
応援メッセージ
黒兵衛の餃子は、鶏がらスープで練り上げたもちもち感のある餃子で皮まで美味しくまた、健康に配慮した具材を使っており、安心して食べることのできる餃子の為、自分や家族の食事としてだけでは無く、贈答品としても非常に喜ばれ、幾たびも利用させていただきました。
代表の富澤泉さんとは、とあるボランティアの会場で出会ってからおよそ10年になります。
当時から彼女はソーシャルファームを実践しておりました。
今でこそ、理解ある従業員ばかりのお店ですが、当時はパートの従業員から「私の方が仕事ができるのにどうして障がい者と同じ賃金なのか」と言われたと悲しそうに話していたのを思い出します。
しかし持前のパワーと説得力で、そんな言葉にも負けず、障がい者の雇用を邁進し続けてきました。
今回、東京都がソーシャルファーム条例を制定しましたが、ついに彼女の思いが認められたような気がして嬉しく思います。
10年以上も前から率先してソーシャルファームを実践してきた彼女だからこそ、今後の展開が楽しみでなりません。
「餃子で更なるソーシャルファーム創設」の為、どうかご協力をお願い申し上げます。
そして美味しい餃子をご賞味ください。きっとファンになってしまいますよ。
訪問看護ステーションゆり B型作業所かたつむり
株式会社 未来 代表取締役 寺岡みどり
最後に
波乱万丈な人生で、苦労の連続で突っ走って生きてきました。あっという間の人生。50代半ば過ぎにして、更なる目標設定を見つめ直しました。使命感をもって、自分たちができることを精一杯一生懸命頑張ります!
皆様どうぞご支援よろしくお願い申し上げます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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