OPOCHIのこと

OPOCHIは「おぽち」と読みます。

英語で機会を表すoppotunityから取りました。

このスペースを「機会を提供する場所」にしたいからです。

私が生まれ育った大好きな町、OPOCHIをオープンする宮城県亘理町は

人口3万3200人（令和4年5月末現在）。

最寄りの亘理駅から仙台駅までは電車で30分強。車があればもっと楽に移動できます。

© OpenStreetMap contributors

2011年の東日本大震災では、荒浜地区・吉田地区をはじめ大きな被害を受けた地域でもあります。

現在もゆるやかに人口が減っており、何か新しいことを始めよう、というのが難しい地域です。何をするにも市街地へ行かなくてはいけないし、子どもたちは親がいないと出かけられません。大人も、何か新しいことを始めよう、と思っても、場所もハコもないのでできません。だからこそ、何かを始められる場を町内に作りたい。スペースもそれほど広く大きくはなく本格的な施設ではないですが、色々な事に触れて欲しい、色々な事を始めて欲しい。その機会、oppotunityを提供する場所、OPOCHIを作りたい。これが、私がOPOCHIを作ろうと思ったきっかけです。

OPOCHIのつかいかた・施設紹介

OPOCHIは24時間利用可能、受付は無人対応のスペースです。事前予約の上スペースごとにご利用いただきますので、不特定多数が同時に利用するわけではないという点で、感染症対策もできている施設となります。

オープン時の設備は、大きくわけると3つです。

1. ボルダリング施設

2. ダンススペース

3. 会議室

ボルダリング施設は、特に初心者の方が使いやすい場にしたいと考えています。私自身、ボルダリングを始めて日が浅いのですが、慣れない上に上手な人が後ろで見ている、と思うと緊張して変なところに力が入ってしまうんですね。また、待っている人がいるから、早くしなくては、と焦ってしまう。そういう気持ちを感じずに、初心者でも自分のやり方・ペースで楽しめて、疲れたら休みながら仲間と話をして、登りたくなったら登ればいいし、本気の人はひたすら使い続けられる。そんな場所にしたいです。

ダンススペースは、壁面に鏡を設置する予定です。2024年の次期オリンピックでは、新競技として「ブレイキン」（ブレイクダンス）が追加されます。亘理の子どもたちから「ダンスを習いたい」という話をよく聞きますが、町内にはそんな場はありません。それなら、教室はなくても、練習できる場所があれば・・・と思い、この場を設けよう、と思いました。
ブレイキンだけでなく、ヨガやバレエ、フラ、日舞など、鏡を見ながらできるとよい競技には何でもお使いいただけます。
会議室は、コワーキングスペースのような利用方法の他、貸し会議室としてもご利用になれます。

開業支援の時間貸し

OPOCHIは「新しいことを始めるきっかけの場」になってほしいので、セミナーやワークショップ、レッスンを開催する場合には、OPOCHIの各施設を教室として時間貸し（5,000円/2時間）することも検討しています。リスクなく起業ができますし、開業資金のうちのオフィス代/教室の賃料が不要になります。また、複数の教室がOPOCHIで立ち上がることで、地元の方々にもさまざまなスポーツやカルチャーに触れる機会が増えてよい循環が生まれると考えます。

現時点でのOPOCHI

クラウドファンディング開始時点では、工事がはじまったばかりです。これからどんどん工事が進むので、その様子は活動報告でお伝えしていきます。

外観はこんな感じです。

ポップな看板やのぼりで、遠くからでも目立つようにしたいですね。

＊資金の使い道

初めてボルダリングにトライする方向け用の、無料貸出の備品購入に使わせていただきます。

■　クライミングシューズ 　60,000円（ 15,000円×4足）

■　チョークボール　　　　　7,500円（   1,500円×5個）

■　CAMPFIRE利用料　        17,000円（集まった金額の17%が手数料となります）

最後までお付き合いいただき、本当にありがとうございました。

「自分が住んでいたところも、そんな感じの田舎だったなぁ」と思い当たる方、

「いつかは行ってみたい」「いけないけど応援している」

「知り合いが宮城・亘理にいるので知らせてみる」

どんな形でも、応援していただけるのはとても嬉しいです。

どうぞ、応援のほど、よろしくお願いいたします。

■店舗詳細

・住所：宮城県亘理郡亘理町字東郷157-1

・営業時間：24時間営業