地域の人口減少と空き家問題を「ワンちゃん🐶 × 観光」で解決したい。
本ページをご覧いただきありがとうございます。このたびプロジェクトを立ち上げた、合同会社KAYABUKIの鈴木知子(TOMOKO)と申します。2018年3月より古民家をリノベートした民泊を運営しており、2019年7月には千葉県南房総市の和田浦海岸に「海そばのアートホテル・オアシス和田浦」を開業しました。
▶︎ 南房総市企業・起業家誘致サイト「みらい房創」
「オアシス和田浦」がある千葉県南房総市は、太平洋・東京湾と里山に囲まれた自然豊かな地です。東京都心部から100km圏内にありながら、人口は減少を続け、古民家や里山の整備も人手が足らず放置され問題となっている状況です。そして、2019年9月に発生し県内で8名の死者を出した「令和元年房総半島台風」や、同年10月に上陸した「令和元年東日本台風」からもまだ復旧できておりません。
南房総市の人口推移(出典:国勢調査、南房総市総務部企画財政課「データで見る南房総」)
この状況を少しでも改善し、人が集まる場所を作るため、海沿いにある「オアシス和田浦」とは別の場所にある3万坪の里山を新たに開発することにいたしました。都心ではなかなか叶わない「犬を同伴して宿泊できる場所」「犬を連れて気軽に観光・周遊できる場所」として地域ネットワークを作り、地域を活性化したいと考えています。
なぜワンちゃん🐶なの?
国内の犬の飼育世帯は約680万世帯、全世帯の11.9%と言われています(2020年時点)。
愛犬家の方が旅行に行く際は、「犬を連れて行く」「知人やペットホテル等に預ける」のどちらかになりますが、状況が許せば本当は「犬を連れて行きたい」と思っている場合がほとんどです。
南房総には犬と一緒に宿泊できる施設があるということが知れ渡れば、犬を連れた観光客も増加し、地域に犬同伴可能なカフェなど飲食店やお土産店が誕生するなど、地域の活性化につながります。
また、犬は人々の社会的ネットワーク作りにも有効と言われています。2015年に発表された研究によると、犬を飼っている人が近所の人と知り合いになれる確率は、他のペットを飼育する人に比べて5倍高く、知り合った人から社会的サポートを受ける確率も3倍高くなるとのことです。
つまり犬は、観光客同士も、観光客と地域住民との間も取り持つことができ、地域ネットワークを活性化できる貴重な存在なのです。
15〜20年ほど前、ふとしたきっかけで、ダルメシアンとハスキーを飼い始めました。
子育てが終わったタイミングだったこともあり、少々寂しさを感じていた私の心を埋めてくれたのが、ワンちゃんの存在でした。
毎日散歩に連れて行くので健康的になり、飼い主同士の交流も生まれるので新しい友人もたくさんできました。
今関わっている南房総市という地域も、ワンちゃんを通じてもっと人的交流が生まれ、新しい人の流れを作れるのではないか?
そう思ったのが、このプロジェクト誕生のきっかけです。
▲ワンちゃんは地域ネットワークを活性化する力があります!
このプロジェクトで実現したいこと
新たに開発する土地は、JR内房線「岩井」駅から車で15分ほどの、風光明媚な場所です。岩井駅はJR特急「新宿さざなみ」の停車駅でもあり、新宿駅から約2時間乗り換えなしで到着できるため、観光地として交通の便も良い場所にあります。
▲南房総市ののどかな里山
本プロジェクトでは、地域資源を生かした「犬を連れて気軽に周遊できる地域観光」の実現を通じた南房総市の活性化を目指すため、以下の内容を実施いたします。
①災害からの復旧
この土地の大部分が山林なのですが、2019年9月に発生した「令和元年房総半島台風(台風15号)」、10月に上陸した「令和元年東日本台風(台風19号)」にて多くの倒木が発生し、山頂への道が閉ざされてしまいました。被災から3年が経ちますが、まだ復旧できておりません。本プロジェクトでは、地域のノコギリ事業者とも提携し、まずは山林に人が立ち入れるように整備する予定です。
②古民家・田畑の整備
この土地には、古民家・長屋門・田畑などが既にありますが、老朽化などで整備が行き届いておらず、このままでは人が生活・宿泊することができません。市外からやってくる観光客の皆様に安心して宿泊していただけるよう、古民家の清掃・整備を行います。田畑については、草刈り体験や田植え体験など、体験プログラムを通じた整備も行います。
③犬を同伴できる宿泊場所としての環境整備
「犬を同伴して宿泊できる場所」「犬を連れて気軽に観光・周遊できる場所」とするため、犬の宿泊も可能なトレーラーハウスや、犬用の遊具の設置を行います。また、サウナの設置、セルフチェックインシステムの設置、自販機の設置など、魅力的な宿泊場所としてのインフラ整備も行います。
応援メッセージ
※9/26 さらに応援メッセージをいただきましたので追記しました。
人と地域と未来をつなぐ架け橋に願いを込めて
祖父母が南房総市にいたので、私にとっては幼少期からここは身近な地域でしたが、オアシス和田浦で今まで知らなかった地域の魅力も色んな人とのご縁ができました。
南房総は、海も里山もあって新鮮な野菜も海の幸もある自然の宝庫です!さらにそこでは地元の方から移住してきた方が様々な暮らし方をしています。
こんなに多様で豊かな関係がある南房総は、希望や未来を描いていける地域です。私もゆくゆくは移住してこの地域にもっと関わろうと思っています。
オアシス富士山で「都会」×「房総半島」、「人」×「人」の掛け合わせが生まれる希望の場所です。このプロジェクトで、そのような場所が南房総に広がっていくことを心から願っています。
ーワーカーズコープ 齊藤弘子さま
オーナーのTOMOKOさんは、とてもアクティブな方です。
2件目のオアシス和田浦は過疎に悩む場所でした。TOMOKOさんは使われていない民宿を、壁いっぱいの絵があるアートホテルに改装しました。オープンしてからはお客様を地元で評判の鯨料理店に案内して鯨のお話を聞かせて頂いたり、地元の知られざる名所を巡るバスツアーを企画されたり、和田浦の町と宿泊するお客様を繋ぐアクションをしてきました。
今回のオアシス富士山でも、宿泊するだけでなく、地元の皆様や、自然と関わるアクションをされる事でしょう。オアシス富士山の建物が素敵に改装され、多くの人の「魂のオアシス」になることを、私は期待しています。
オアシス富士山の場所は車で行きやすいだけでなく、JR特急が停車する駅なので、車を持っていない私も行きやすい場所です。このクラウドファンディングを応援することで、素敵な場所の再生を身近に感じる事ができるでしょう。
ー東京都 エビカニジュンコさま(料理研究家・甲殻類愛好家)
オーナーのTOMOKOさんには、私が東京から南房総に移住しようとしていた当初、開業まもない『オアシス和田浦』に宿泊させていただいたり、住む家を紹介していただいたり、と大変お世話になりました。ご縁を結ぶ達人TOMOKOさんが、新たな場所で人とワンちゃんと地域のご縁を結ぶプロジェクトを開始するとお聞きしてその行動力に感服です。
千葉県房総半島の南端に位置する南房総は、三方が海に囲まれながら豊かな田園風景も残る、里山も里海も楽しめるいいとこ取りの観光地です。
しかも都心からアクアラインを使えば90分で着く近さも魅力。高速バスも豊富に出ているので自家用車じゃなくても簡単にアクセスでき、近年2拠点生活や移住で人気のエリアです。
しかし人気の裏では、人口減少や高齢化が進み空き家問題や里山の荒廃が深刻化しているのが実情です。
そんな社会問題に対してただ嘆くのではなく、本プロジェクトを通してマイナスをプラスに転化しようと自ら率先して取り組むのがTOMOKOさんのすごいところ。いつもお会いする度に「次はこういうことをしたい」と未来ビジョンを楽しそうに語る姿に刺激をもらいます。
あまり知られていないかも?!しれませんが南房総内房エリアは「海越しの富士山」が見られる日本でも数少ない地域です。青い空と海に挟まれた蒼い富士山も凛々しいですし、夕焼けに佇む富士山は見惚れる美しさ。ぜひ「オアシス富士山」に宿泊し、四季折々の富士山を見に内房に訪れていただきたいです。
富士山は言わずと知れた日本一のパワースポットですが、エネルギッシュにプロジェクトを推進するオーナーのTOMOKOさん自身も、僕にとってはパワースポットです 笑。
『オアシス和田浦』開業当初から次は「オアシス富士山を作る」と夢を語っていたTOMOKOさん、お会いするたびにお聞きする今後の展開や過去の逸話を刺激を受け「自分ももっともっと頑張ろう」と思いを新たにします。
『オアシス富士山』プロジェクトの成功をお祈り致します。
ー千葉県南房総市 工藤紘佑さま
以前オアシス和田浦で2泊3日でお世話になりました。
海と山、両方のアクティビティが満載で、あっという間の滞在でした。
たくさんの経験をさせてもらいましたが、特に印象的だったのが「忍者体験」です。
山の中に建てられた本格的な忍者の屋敷では、アスレチックから空中ブランコまで、様々な忍者体験ができます。
都会の喧騒から抜け出して、片道1時間ちょっとで行ける場所に、こんなに充実していて、自然を感じられる楽しい場所があったのか、と驚いたほどです。
「オアシス」はまさにその名にふさわしい宿泊施設です。
今度のオアシス富士山は、特急も停まるJR岩井駅から15分位で、犬と泊まれるトレーラーハウスや、ドッグラン、オートキャンプ、五右衛門風呂、センターキッキンなど楽しみが倍増とのこと、非常に待ち遠しいです!
今回のプロジェクトを通じて、1人でも多くの方に、新しい「オアシス」の開拓と開発に関わって欲しいと思っています。
ー岩手県奥州市 K.S さま
私は千葉県出身ですが、海や山に恵まれたこの南房総の魅力を、千葉を離れてから気づくことが多くなりました。
オーナーのTOMOKOさんが経営されるオアシス和田浦を訪れた時、千葉にこんな綺麗な青い海と砂浜があったなんて!と感動しました。あとから聞くと「日本の快水浴場100選」にも選ばれていると知りました。
オアシス和田浦は、昔は民宿であった建物をTOMOKOさんがリノベーションをして、海辺のアートホテルに生まれ変わらせました。和田浦は昔ながらの港町で捕鯨が有名な地域ではありますが、意外と知られていません。アクアライン経由で都内からのアクセスはかなり良く、このリゾート地に注目したTOMOKOさんはすごいと思います。
オアシス和田浦は海辺が大きな魅力ですが、今回のオアシス富士山は、山・田畑・キャンプがメインです。他とは違った魅力は「ワンちゃんと一緒に泊まれる宿泊施設」というところ。千葉はとても敷地が広く、ドッグランなどはよく見かけるのですが、犬同伴可能な宿泊施設はまだまだ少ないように感じます。
他にも里山で田植え体験といった、千葉ならではの体験も計画されています。都会でのシェア畑とはまた違ったスケールでの体験ができると思います。このクラウドファンディングで、TOMOKOさんのセンスによって再生する千葉の素敵スポットがまた増えることを願います。
ー横浜市・YS さま(画家)
オアシス雪が谷は駅から近くモダンな造りで調度品が優れています。
オアシス和田浦は海がすぐで各所アート溢れる絵画に魅了しました。バスツアーには若いお嬢様達が多数参加され鈴木さんの人脈と温かい人柄に関心しました。
オアシス富士山は、前から素敵な古民家と思っていた所です。田んぼ、畑、山とどんな展開なるのか今から楽しみです。無農薬、無化学肥料栽培の三芳村も近く田んぼは川の水を引いています。
凄い実行力にアッパレです。今後もワクワクドキドキしながら参加させてもらいます。
ー石垣恵美子さま(手作り愛好家)
資金の使い道
今回のクラウドファンディングの目標金額は500万円です。私たちは以下のようなアクションを実施していきます。
支援金額が200万を超えた際には、山林の整備、古民家内部の整備と浄化槽の設置および地盤の整地を行うことが可能になります。
支援金額が300万を超えた際には、長屋門に五右衛門風呂やサウナ、キッチンシステムの整備を行うことが可能になります。
支援金額が400万を超えた際には、トレーラーハウス本体の整備が可能になります。
支援金額が500万を超えた際には、ドッグラン整備の準備が可能になります。
実施スケジュール
2022年10月 山林整備/整地開始
2022年10月 古民家の風呂・サウナ設備・キッチンシステムの導入
2022年12月 トレーラーハウス設置完了
2023年1月 ドッグラン整備
2023年4月 施設プレオープン/収穫体験
2023年5月 施設オープン/リターン受入開始
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最後に
当初は、南房総市の山あいにある茅葺き屋根の古民家に魅了され、そちらに移り住む計画でした。
ところがその古民家の契約が急に破談となってしまい、大田区のオアシス南雪谷に移り住むことになりましたのが2017年9月。
そちらは幸運にも民泊が出来る場所でしたので、穴が空いた玄関やボロボロの廊下、旧式のおトイレ、破れかぶれの障子ふすまを一つ一つやり直して、2018年6月15日新民法から民泊を始めました。
東京工業大学にも近く、世界中のゲストがオアシス南雪谷を訪れ、慶應大学、早稲田大学等々の海外留学生とのセミナーや、KitchHikeという食事会でいろいろな方々が集まり、また、海外ゲストの東京及び近隣の旅行拠点として、まさに都会のオアシスとしてゲストで溢れかえっていました。
東京オリンピックの予約も入り、ここぞという時にコロナ禍により全ての予約の喪失、インバウンドの喪失、及び国内の旅人をも喪失、3重4重の苦しみが襲いかかったのは、私だけではありません。
たまたま、海を見たことがない中国のゲストが「日本は海に囲まれているので、海辺のハウスにも泊まりたい!」ふと呟いた一言がヒントになり、鯨の寄港地として有名な和田浦でホテルを開業することになりました。こちらも以前は民宿でしたがボロボロの建物で、和式トイレが7個あり、最初にこのトイレをウォッシュレットにすることから始まりました。旅館業を取得し2019年7月から営業を始めましたが、9月と10月に2度の前代未聞の台風が房総半島を襲い、観光どころではありませんでした。幸いにも和田浦の被害は少なかったのですが、その後はすぐに収束すると思われたコロナ禍で、皆様と同じ長い苦しみを味わうことになります。
その後も地域のダムの枯渇等様々なアクシデントが襲って、いく度もうダメだ!と思ったことでしょうか!
私自身もともと前向き200%の体質ですので、なんとか乗り越えて今に至っております。
全身全霊をかけてオアシス富士山の整備に取り掛かりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
『オアシス富士山プロジェクト』について
本プロジェクトは、千葉県南房総市にある約3万坪の里山を復興し、「犬を同伴できる宿泊施設」を整備し「犬を連れて気軽に観光・周遊できる地域ネットワーク」の実現を通じて、地域活性化につなげるものです。
プロジェクトを立ち上げた鈴木知子(TOMOKO)は、都内の古民家民泊「オアシス南雪谷」や、南房総市の「海そばのアートホテル・オアシス和田浦」を運営し、観光やアートを通じた地域活性化を行っております。
なぜ『オアシス富士山』という名前なの?
もともとコロナ禍以前から3つのオアシスの構想がありました。
・「都会のオアシス」オアシス南雪谷
・「海そばのオアシス」オアシス和田浦
・「里山のオアシス」オアシス富士山
この3つのオアシスを自由に行き来し、時には仕事に集中し、自由時間には海や山の自然の中で自分をとりもどしたり、英気を養ったり、バランスのとれた日々の生活を送ることができるような場所を提供しようと思っていました。
和田浦海岸の朝日は素晴らしく、1日のエネルギーをいただけます。
富士五湖から見るダイヤモンド富士も素晴らしく、荘厳な気持ちになります。
やはり私たちにとって、太陽はなくてはならないものですし、光を浴びたり、光を見たりして自然に気持ちが落ち着いたり、エネルギーが湧いてきたり、1日の始まりでパワーをいただき、1日に終わりで安心をいただき、良いことずくめです。
オアシス和田浦のオープン準備で東京から行き来するうちに、房総半島のいろいろなことがわかってきました。この房総半島には全てのことがあるなって。そして内房からダイヤモンド富士も拝めるところなんだなって。
そうか、「オアシス富士山」は富士山のそばでなくても、南房総に作ればいいんだ!と確信したのでした。
海も山もあり、酪農の発祥地でもあるし、美味しい野菜もたくさん採れるし美しい花々も咲き乱れるし、都会に近いので行き来しやすいし、何しろ里山のグリーンで心癒される日々を送れます。
こうして始まったのが、この「オアシス富士山 in 南房総」プロジェクトです。
オアシス富士山は宿には泊まるだけでなく、敷地内にある山でトレッキングや野菜の収穫体験やドックラン等々、たくさんの楽しみがある宿です。 宿から出掛けずとも1日過ごせるところに魅力を感じました。 特に近くの海岸から見れるダイヤモンド富士の絶景は1度見に行きたいと思います。オープン楽しみにしています!