2022/12/05 13:00

横浜市と調布市で「ふくろく~福祉人生すごろく~体験会」を行いました!

ふだんのくらしの中で”福祉”に触れる

福祉KtoYはこれまでにも様々な場所で多くの人に向けて、福祉人生すごろくの体験会を実施してきました。特に、医療や福祉を学ぶ学生さんや福祉専門職の方々に、このコンテンツを使って遊んでもらうことを期待しています。学校で学んだ知識や社会福祉制度の枠組みの外側にも「福祉」があること、そしてその価値観は実に多様であることを知ってほしいなという思いもあります。

だからこそ、一般の方に向けた福祉人生すごろくのイベントに学生さんが参加してくれることは、とても意義があると思っています。今回、11月26日と27日に、連日でイベントを行いました。そのイベントレポートを大学で福祉を学んでいる学生(福永そらさん)が書いてくれました。彼女は福祉KtoYの学生メンバーとして最近活躍してくれています。

福祉を学んでいる学生さんからのレポートを是非ご覧ください!


■11月26日(土)12:30~15:00 @横浜市緑区 レモンの庭


■11月27日(日)13:00~15:00 @調布市深大寺 深大寺デジタルリビングラボ


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東洋大学2年の福永そらです。普段は、老人ホームで介護のアルバイトをしながら、大学で社会福祉の勉強をしています。福祉のイメージがより良くなり、福祉があふれる社会になって欲しいと願いながら、福祉KtoY で活動させていただいています。

11月26日と27日に、人生すごろく体験会に参加しました。2日間とも、幅広い年代や職種の方に参加していただけました。まず26日は、横浜市のレモンの庭にて行いました。特に印象的だったのは、すごろくの中で出た「目が見えなくなったとき、盲導犬と白杖のどちらに頼りたいか」という質問です。盲導犬派の方の「もっと盲導犬の存在を知ってほしい」と言う意見や、白杖派の方の「まだ、盲導犬と一緒に行けない場所も多い」「犬が好きだからこそ、盲導犬として見れないかも」など、色々な視点で考えていて面白かったです。


27日には調布市の深大寺デジタルリビングラボにて行いました。特に印象的だったのは、身の回りのユニバーサルデザインの例を出し合ったことです。「目を開かなくてもわかる、シャンプーとリンスの容器の凸凹」「手で触るだけで判別できる、カードの切り欠き」など、意識してみるとたくさんのユニバーサルデザインが溢れていました。最後に、参加者の方が「これだったら、分かりやすくて私でも楽しめる!」と笑顔で話されていて嬉しかったです。


初めは緊張していた方も多かったですが、すごろくを進めるうちに、数分もすればみんな1つになって盛り上がっていました。福祉の知識がある方もない方も参加されていましたが、知識の有無は関係なく、同じ温度で楽しめました。新しい知識や、一人ひとりの多様な意見を知ることができて、何回でも参加したくなりました。

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このクラウドファンディングは12月25日まで続きます。是非、ご支援ご協力のほどよろしくお願いいたします。