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アフリカにおけるスナノミ感染症予防技術の開発プロジェクト

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

私達はアフリカ等で流行している「スナノミ症」という小さな虫(ノミ)が原因で発症する感染症を「ファインバブル」という小さな泡の力で予防しよう!と考え、技術実装に向けて研究を進めています。次なる目標は『スナノミが生息しているケニアでの実証実験を行うこと』です。私達の活動に賛同し、ご支援頂けたら幸いです。

現在の支援総額

123,000

4%

目標金額は3,000,000円

支援者数

21

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/12/21に募集を開始し、 21人の支援により 123,000円の資金を集め、 2023/03/10に募集を終了しました

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キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

アフリカにおけるスナノミ感染症予防技術の開発プロジェクト

現在の支援総額

123,000

4%達成

終了

目標金額3,000,000

支援者数21

このプロジェクトは、2022/12/21に募集を開始し、 21人の支援により 123,000円の資金を集め、 2023/03/10に募集を終了しました

私達はアフリカ等で流行している「スナノミ症」という小さな虫(ノミ)が原因で発症する感染症を「ファインバブル」という小さな泡の力で予防しよう!と考え、技術実装に向けて研究を進めています。次なる目標は『スナノミが生息しているケニアでの実証実験を行うこと』です。私達の活動に賛同し、ご支援頂けたら幸いです。

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はじめに・ご挨拶

はじめまして!御覧いただきありがとうございます。

私達は佐世保高専「ファインバブルLab.」です!スナノミ感染症をファインバブルで予防する技術を開発するべく、2021年秋から活動を始めました。

【主なメンバー紹介】

メンバー写真

(右から)

〇きみこ:文献や、専門家からの情報収集担当

〇はな: 実験や、コンテスト等のプレゼン担当

〇かほ: エジェクタの設計担当

私達は、長崎県は佐世保市にある佐世保高専で研究活動をしています。

『高専』とは「工業高等専門学校」の略で、中学校を卒業した15歳の年齢から5年間、社会の役に立つエンジニアの知識を身に着けるため、日々、豊富な実験・実習や授業に励んでいます。佐世保高専には機械工学科、電気電子工学科、電子制御工学科、物質工学科の4学科があり、社会の即戦力となる技術者を目指し日々専門知識や実践力を磨いています。

【佐世保高専は60歳!(2022年度)】

実は、佐世保高専は全国にある51校の高専の中で最初に建てられた高専の1つで、今年で創立60周年となります。そんな歴史ある佐世保高専で、2019年10月「EDGEキャリアセンター」なるものが設立されました。

【EDGEキャリアセンターとは…】

EDGEキャリアセンターは、学生が自律的にキャリアデザインやアントレプレナーシップを身につけることを目標に設立されました。アントレプレナーシップとは、新たな事業を創造し、リスクに立ち向かう精神・姿勢のことで、佐世保高専では、ビジネスプランコンテストや、研究系のコンテストなど学外のコンテストに参加することを推奨しており、様々な活動や経験を通して「イノベーション」を起こす人財を育成しています。

このプロジェクトで実現したいこと

【スナノミとは】

スナノミとは、乾燥した砂地に生息する小さなノミのことで、このスナノミが人や動物の足に皮膚に噛みつき潜り込んで寄生することで、「スナノミ感染症」という皮膚の感染症を発症します。放っておくと感染が進行し、ひどい場合には全身の壊死にもつながる病気です。現在20か国以上に蔓延しており、ケニアには200万人の患者がいると推定されています。

▲スナノミ症を発症した足(画像を加工しています,引用元:NEWSWEEK無残、少女の足の裏に無数の寄生虫!)

【ファインバブルとは】

ファインバブルとは、粒径が100ミクロン未満の小さな泡のことで、普通の泡には無い「洗浄・除菌効果」、「界面活性作用」および「衝撃作用」があり、また水中の残留時間が長いという特徴があります。ファインバブルで足を洗う習慣がケニアで広まれば、スナノミ症を防ぐことができる!と思いましたが、そこに大きな壁が立ちはだかりました。

ファインバブルのイメージ図

【ケニアでは…】

現在普及しているファインバブル発生装置は、大量の水を用いることを前提として開発されており、電力を使うものが主流となっています。しかし、ケニアでは、水が大変貴重で、電力の供給も不安定となっており、現在普及しているファインバブル発生装置をそのまま持ち込むことはあまり現実的とは言えない状況です。

【そこで…】

そこで私達は、「電力を使わず、少ない水で、誰でも簡単にファインバブルを作れる装置」を開発することにしました!

ファインバブルを作るためには「エジェクタ」という部品が必要です。流速の速い液体で空気を細かく切ることで、微細な泡が作られます。市販の家庭用農薬散布機に、私達が作成したエジェクタを組み合わせ、電力を使わずにファインバブルを作成する装置のプロトタイプがこちらです!ボトルに水を入れ、上のポンプで圧力を溜め、赤いレバーを押すことで、電力を使わずに手動で、ファインバブルが入った水が噴射されます。

作成したファインバブル発生装置 

【ファインバブルはスナノミ感染症予防に効果があるのか?】

電力を使わずにファインバブルを作成することには成功しましたが、果たしてこの装置で作ったファインバブルがスナノミ症予防に効果的なのか…検証する必要があります。
効果検証のために実際にスナノミを使って実験したいのですが、実はこの「スナノミ」

日本には生息していないんです。

スナノミが身近にいないなら、私達がスナノミに会いに行こう!

ということで、次なる目標は『スナノミがいるケニアに行って実証試験を行うこと』です。

ケニアでは実際にスナノミに対して照射試験を行いその効果を検証することを計画しています。また国内でも水を使ったファインバブルだけではなく、現在スナノミ症対策に使用されている薬剤等とファインバブルを組み合わせることによって、効率的に駆除できないかも検討しています。

プロジェクトをやろうと思った理由

私達は、2021年度に開催された、SDGs×リケジョのコンテスト「高専GCON2021」に出場したい!という気持ちでプロジェクトを立ち上げました。高専GCON2021にて、どんなテーマの研究をしようかミーティングしていた時、佐世保高専にはファインバブルの持つ表面吸着力によって海中のマイクロプラスチックを回収する、という研究をしている先生がいることを知りました。それが、私達とファインバブルの出会いでした。

本プロジェクトを指導する先生が「スナノミ」という乾燥した砂地に生息する虫についての資料を見つけ、小さな泡の力で小さな虫による感染症を予防できないか?と考え、研究を始めました。

コンテストをきっかけに立ち上がったプロジェクトではありますが、現在はコンテストの枠を超えて、日々スナノミ感染症対策のために研究をしています。

これまでの活動

現在、JICA(国際協力機構)九州様と、長崎大学共同の「スナノミ感染症対策プロジェクトチーム」と意見交換を重ねながら、スナノミ感染症の新たな予防策としてファインバブルを有効に使えないか、研究しています。

長崎大学の研究者の方との意見交換の様子

JICA九州の方との意見交換の様子

【コンテスト等の実績】

・高専GCON2021: 視聴者賞

・令和3年度社会実装教育フォーラム: 社会実装賞、社会実装要素技術

資金の使い道

<主たる使途>

・ケニアへの渡航費:一人当たり50万円程度(航空券代、宿泊、移動費、ワクチン代等)×5名

<その他の使途>

・ファインバブル発生装置の開発費、国内活動費(交通費)等

(一部はCAMPFIRE手数料に使用されます)


リターンについて

<佐世保高専の学生が作製するオリジナルグッズ>

・スナノミキーホルダー(プラパン)

・スナノミポーチ

<本プロジェクト報告会への招待や活動報告書の送付、佐世保高専学内ツアーなど>

オリジナルグッズの例

実施スケジュール

プロジェクト実施の計画を時系列で書きましょう。

2023年3月まで 技術開発:ファインバブルの発生装置の改良および発生するバブルの評価

2023年8月-9月 ケニア渡航

2024年3月   成果報告会

*随時、協力先であるJICA九州様および長崎大学様と打ち合わせを行う。

最後に

私達の目標は、ファインバブルの力で地球を健康にすることです!

いつでもどこでもファインバブルが使えるようになれば、災害時等の水や電力が貴重な時でも、電力を使わず、少ない水で洗浄力のある水を作り出すことができます。長くなりましたが最後までお付き合いいただきありがとうございました。

有志で活動する私達のプロジェクトにご支援して頂けたら幸いです。

よろしくお願いします。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


「本プロジェクトへのご寄付は佐世保工業高等専門学校への寄付となり、弊校が寄付金の受付及び領収証発行を行います。

このプロジェクトの寄付は寄付金控除の対象になります。

「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、佐世保工業高等専門学校が発行した領収証をもって

確定申告をしていただく必要がございます。

※領収証はCAMPFIREではなく弊校が発行・郵送いたします。」


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