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「規格外バニラとして約20%が廃棄されていることをご存知ですか？」
バニラは植栽してから約4年の月日をかけて結実して収穫されます。
さらに半年ほど乾燥と発酵を繰り返して皆様が知っているバニラとなるのです。
そんな生産者が苦労して一生懸命作ったバニラでも
鞘が短かったり、裂けていたりすれば市場に出回ることなく廃棄されてしまいます。
「規格外バニラを救いたい」
バニラビーンズ専門店「バニラビレッジ - Vanilla Village -」の挑戦がはじまりました。
インドネシアのバニラ栽培を行う農村にて：実行者の中島(左)、生産者(右)
【バニラバターサンドをリターン品に追加しました！】
T.Sweets.Laboさんのバターサンド
（今回のバニラバターサンドではございません。）
バニラビレッジ × T.Sweets.Laboとのコラボで「バニラバターサンド」をクラウドファンディング限定でリターン品として提供を開始しました！
バニラを贅沢にたっぷり使用したバニラバターをバタークリームにして挟んだ「バニラバターサンド」を開発しています。
ぜひリターン品をご確認ください。
【ご支援いただいたみなさまへ】
お陰様で目標金額を達成しました！
沢山の応援をいただきまして、本当にありがとうございます。
今回のクラウドファンディングを開始してから、ご支援者の方々から、沢山のメッセージをいただいております。
「バニラってこんな見た目なんですね！」
「白いお花がバニラだと思っていました」
「規格外のバニラがあるなんて知りませんでした」
「バニラが収穫されるまでに4年も必要なんですね...大変（汗）」
一つひとつメッセージを読ませていただくたびに、バニラについて興味を持ってもらえる機会を提供できていること、一度は迷ったクラウドファンディングに挑戦して良かったと思っています。
それと同時に、皆さまと一緒になって完成させるバニラバターですので、私としては、沢山の方々に手に取ってもらうための「ネクストアクション」も考えて実行していく責任を感じています。
現在、そのネクストアクションとして、現在の卸先190店舗を含めた全国の製菓事業者様（約3万件）を対象にした拡販の準備を進めたいと思います。
それを実行する上で欠かせない準備をするために、ネクストゴールを「50万円」に設定させていただきました！
●プレスリリース・・・３万円
プロジェクトが達成したプレスリリースを配信します。
●試供品の準備・・・ 10万円
試供品の製造代、容器代です。
●郵送メール・・・17万円
デザイン、印刷代です。
作成代：５万円（効果測定のため3つ作成する分）
印刷代：4円 × 3万件 = 12万円
合計：30万円が必要→ネクストゴールを50万円に設定
試供品は、現在、製造中の完全無添加・バニラピューレの試供品を参考にしておおよその予算を算出しています。
バニラバターを製菓事業者様にも広げていくことで、バニラバターを使ったスイーツ通して、それを食べた沢山の方々に規格外バニラを知ってもらえたらと思います。
重ねてのお願いとなりますが、引き続き応援とご支援のほど何卒よろしくお願いいたします。
2022年10月4日 追記
中島 健吾
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初めまして、バニラビレッジ - Vanilla Village -を運営する(株)アイベジの中島と申します。
私たちは、インドネシアの農村にてバニラを共同で栽培して日本で販売をしています。
なぜプロジェクトを始めようと思ったのか、その経緯についてお話しできればと思います。
少し長くなりますが、最後まで読んでいただけると幸いです。
バニラビーンズの加工(乾燥と発酵の過程)で傷、変色、長さが短い「規格外バニラ」が出てしまう
鞘が焼けたり、裂けてしまった規格外バニラ
バニラビーンズは最も労働集約的な農産物と言っても過言ではないかもしれません。
一般的によく見るバニラビーンズになるまでに、一から栽培を始めた場合、約4年半の月日が必要となります。
そんな生産者が汗水垂らして、一生懸命育てたバニラでも、全体の約20%は廃棄されてしまいます。
皆さんはこの数字を見て、どう感じられましたでしょうか？
私が初めて知ったとき、こんなにも多いのか...！と驚きでした。
実際に規格外バニラを手にとってみると、鞘が焼けていたり、少し避けている不恰好なものばかり。
しかしながら、規格外バニラを鼻の近くまで持っていき嗅いでみると、バニラの香りはとても素晴らしいものでした。
そのバニラの香りに癒されながらも、ふと思ったこと。
「そもそもバニラは香りづけをして楽しむスパイス。鞘の形や長さで捨てられるのは勿体無いなぁ」
その心の片隅で抱いていた違和感から、いつしか「規格外バニラを救いたい」という気持ちに変わっていきました。
規格外バニラ自体を販売したときの商品
最初にしたことは、当店での「規格外バニラの販売」でした。
結果は、規格外バニラ自体だと、ほとんど売れずに在庫だけが増えてしまいました。
規格外バニラだと知っていながらも、お客様の一部からは、インドネシア産のバニラの品質が疑われることもあったため、それ自体を販売することは難しいと感じて、販売をストップしました。
どうしたものかと考えるうちに、ある仮説が浮かびました。
「規格外バニラをお客様の需要がありそうな商品へと活用して生まれ変わらせたらどうか？」
バニラは香りづけをするスパイスという性質上、他の農産物よりも、様々な商品へと派生させることができると考えました。
規格外バニラを鞘ごとたっぷり使用した「バニラバター」
そこから考えついたのが「バニラバター」。
これまでお菓子作りが趣味なお客様へ商品を提供していましたが、バターだったら、普段の食生活でも使用することが可能なため、規格外バニラを広げていくにはぴったりな商品だと思いました。
そこからバニラバターの商品開発がスタートしました。
しかしながら、試作をしてみると、製造過程でバニラの香りが飛んでしまい、結果としてバターの風味だけになってしまうという問題が出てきました。
バニラの香りは非常にセンシティブで、使い方、温度、タイミングや分量といった様々な条件に影響を受けます。
バニラの香りがしっかりと感じられるバニラバターの完成に向けて、約1ヶ月半ほど試行錯誤の日々が続きました。
特に「加熱でバニラの香りが飛んでしまう」という課題に対して解決策を探っていきました。
バニラバターの試作の様子
バニラバターの試作品。濃度や空気の比重によって味わいが変わってくる。
規格外バニラを鞘ごと液状ピューレにしたもの
「コンチング」の作業の様子。規格外バニラを熱と攪拌により液状ピューレにしていく
試行錯誤の末に辿り着いた解決策が「バニラの活用方法」でした。
バニラの鞘を丸ごと液状ピューレして使用してみたところ、香り成分が豊富な鞘の部分もバターに含まれることで、しっかりとバニラが香るバニラバターを完成させることができました。
繊維質がしっかりとしているバニラの鞘を液状ピューレにすることは、非常に時間や労働コストが必要となります。
しかしながら、「バニラの鞘も含めた全てを無駄なく使用すること」こそ、本プロジェクトの趣旨に合っていると考えて、この製造方法を採用することにしました。
苦労の末、やっと！バニラの香りを丸ごと凝縮させたクラフトバニラバターが完成しました！
バニラバターと実行者の中島
余計な添加物を一切使用せず製造することで、本来の素材の味わいを楽しめます。
カスタード、アングレーズソース、バタークリームや焼き菓子など製菓材料におすすめ！
キュアリング期間を通常の約2倍で熟成したバニラビーンズを使用しています。
そのため深みのあるバニラの香りが特徴で、しっかりとお菓子にも着香します。
本商品でバターとバニラの両方の風味づけができて、一石二鳥です！
バニラバターをパンに塗ってみたり！
（画像：Shatter Stock）
バニラの香りを楽しめるバターコーヒーにして飲んだり！
（画像：Shatter Stock）
バニラ風味のバタークリームにしてバターサンド！
バニラバターでカスタードにコクを加える
（左画像：Shatter Stock）
バニラバターでアングレーズ・ソース！タルトなどフランス菓子によく使用されます
（左画像：Shatter Stock）
いよいよ商品化まであと少しのところまできました。
あとはパッケージ型、デザインの開発となります。
バターの大きさや形は、お客様の買いやすさにとって大切な要素です。
またデザインも、パッケージのみならず、POP、Webページや商品画像などもあり、沢山の方々に手にとっていただけるようなものにしたいと思っています。
そして、私たちは何より、このクラフトバニラバターのプロジェクトを、バニラビレッジとしてだけではなく、「生産者にも、環境にも優しい社会を作るために、最後は応援していただける皆さまと共に進めていきたい」と願っています。
そこでクラウドファンディングは、それを実現するために適当だと考えて、今回初めて本プロジェクトでご支援を集い、パッケージ・デザインの開発費用の一部に当てたいと思い、チャレンジすることにしました。
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以上の経緯を経て
規格外バニラの全てを無駄なく活用した「バニラバター」の商品化まで
もう１歩のところまできました。
「規格外バニラを救いたい」
この思いを実現するには多くの方々に手にとっていただける商品にする必要があります。
そのためには、製品デザインがとても大切です。
しかしながら、実行者は、まだまだ小規模な事業者のため
これまでの開発費用や今後の販促費用を計算すると、どうしても予算に限りがあります。
そして、せっかくなら共感していただける支援者様と一緒になって
思いを込めた商品を作りたいと思い
クラウドファンディングに挑戦することにしました。
本プロジェクトの取り組みのことを知っていただくだけでも嬉しいことですが
商品化を応援してくれる方はご支援いただけると幸いです。
生産者にも、消費者にも、環境にも優しいバニラバターを広めることで
規格外として廃棄されるバニラについても伝えることが
手にとった方々の一人ひとりが消費行動を見直すきっかけになり
どうすれば地球と共存した持続可能な暮らしができるのか...
美味しいバニラバターをお届けするとともに
そんなメッセージや思いも伝えられたらいいなと思います。
■クラフトバニラバター
・名称：バニラバター
・内容量：100g/個
・賞味期限：約2週間
・保存方法：冷蔵保存
・原材料： 発酵バター、バニラビーンズ、てんさい糖
※「原材料及び添加物等の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます」
■バニラビーンズ（15 cm以上）
2021年度楽天ランキング6カテゴリーで6冠を獲得した、オリジナル天然バニラビーンズです。
特徴は製造過程で行う乾燥と発酵を繰り返すキュアリング期間が通常の約2倍で行うことで
深みのあるしっかりとしたバニラの香りがする点です。
・名称：インドネシア産バニラビーンズ（15cm）
・賞味期限：約2年間
・保存方法：直射日光を避けて冷暗所で保存
・原材料： バニラビーンズ
・原産国：インドネシア共和国
■完全無添加・バニラピューレ
規格外バニラを使用したバニラペーストよりワンランク上の天然バニラ製菓材料です。
バニラバターの製造工程でも使用する液状バニラピューレ。
加熱してもバニラの香りが揮発しづらいのが特徴です。
通常のバニラペーストはアルコール抽出液をベースとして製造されますが
本商品は規格外バニラを鞘ごと液状ピューレにすることで
アルコール臭さもない完全無添加な商品となります。
・名称：完全無添加・天然バニラピューレ
・内容量：90 g/瓶
・賞味期限：約10ヶ月間
・保存方法：未開封は常温OK、開封後は冷蔵
・原材料： バニラビーンズ、グラニュー糖
※完全無添加とは人工香料を使用していないことを指します。
■完全無添加・バニラ蜜、木苺バニラ蜜、黒糖バニラ蜜
規格外バニラを使用した完全無添加なバニラシロップ
パン、ヨーグルトやアイスにかけたり、コーヒーや紅茶のお砂糖代わりに使用したりと普段の食生活で気軽に天然バニラの味わいを楽しめます。
またラズベリーや黒糖をミックスしたバニラシロップは、其々の農産物の風味を、バニラの香りで上品な味わいに仕上げています。
ちょっとしたプレゼントとしても選ばれています。
・名称：完全無添加・バニラ蜜
・内容量：50 g/瓶
・賞味期限：2023年2月3日
・保存方法：未開封は常温OK、開封後は冷蔵
・原材料： バニラビーンズ、砂糖（てん菜）、水飴
※完全無添加とは人工香料を使用していないことを指します。
・名称：完全無添加・木苺バニラ蜜
・内容量：50 g/瓶
・賞味期限：2023年2月3日
・保存方法：未開封は常温OK、開封後は冷蔵
・原材料： バニラビーンズ、木苺ピューレ、砂糖（てん菜）、水飴
※完全無添加とは人工香料を使用していないことを指します。
・名称：完全無添加・黒糖バニラ蜜
・内容量：50 g/瓶
・賞味期限：2023年2月3日
・保存方法：未開封は常温OK、開封後は冷蔵
・原材料： バニラビーンズ、砂糖（てん菜）、黒糖、水飴
※完全無添加とは人工香料を使用していないことを指します。
■バニラバターサンド
T.Sweets.Laboさんのバターサンド
（バニラバターサンドではございません）
バニラビレッジ×T.Sweets.Laboとのコラボが実現しました！
バニラバターをたっぷりと使用したバニラバターサンドを開発しています。
10月2日からリターン品に追加しましたので、詳しくはそちらをご確認ください。
本プロジェクトでご支援いただいた資金は、パッケージ・デザインの開発費用に使いたいと思います。
パッケージ型の制作 10万円
試作と型を作るための費用です。
バターの大きさや形で、お客様の使い易さや買い易さも変わります。
総支援額に次第では、実行可能であれば、パッケージ型の種類も増やしたいと考えています。
デザイン 15万円
パッケージ、リーフレットのデザイン費用です。
パッケージ 10万円
パッケージ、印刷会社への発注費用です。
リターン品 5万円
本プロジェクトのリターン品の製造費用です。
総額：40万円（1/2は自己資金で負担）
支援希望金額：20万円
バニラビーンズ専門ブランド「Vanilla Village -バニラビレッジ-」は、2019年9月に創業した株式会社アイベジ（本社：東京都武蔵野市）が運営しております。
私たちは、バニラの生産者・消費者・環境の3方良しに向けて活動しています。
現在、具体的には、①インドネシアの農村の生活水準の改善、②規格外バニラの有効活用に着目して、バニラビーンズ及びその加工品の販路拡大を進めております。
当ブランドは2020年10月から開始して、これまでに約10,000組の一般消費者様、約190組の洋菓子店やカフェなどの法人・店舗様に提供してきました。
ご利用いただいた皆様のお力添えもあって、2021年度楽天ランキングで6カテゴリーで6冠を達成することができました(デイリー・リアルタイム・週間ランキング対象）。
最新の活動報告
もっと見る
プロジェクトがSUCCESSしました！
2022/11/01 10:17こんにちは！実行者の中島です。昨日にて1ヶ月間実施した本プロジェクトを終えました。皆様からの温かい応援のおかげで、達成率が211%、支援者数が72名様という結果で終わることができました。改めまして、皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました！バニラバターの商品化に向けて、パッケージ制作の方に取り掛かります。また進捗がございましたら、活動報告から皆様へ共有いたします。リターン品の発送までお時間をいただき、大変恐れ入りますが、お楽しみにお待ちいただければ幸いです。中島健吾 もっと見る
クラウドファンディング終了まで残りわずかとなりました
2022/10/28 10:34こんにちは。実行者の中島です。クラウドファンディングの終了まで「残り3日」となりました。現在、60名様にご支援いただき、達成率が170%まできました。改めまして、ご支援いただいた方へ感謝申し上げます。残り3日でネクストゴールを達成するため、応援していただける方は、ご自身のSNS等でプロジェクトページをシェアしていただけないでしょうか？https://camp-fire.jp/projects/view/611680【ご支援の締め切りは10月31日までです】最後までよろしくお願いいたします！中島 健吾 もっと見る
武蔵野FMに出演しました！
2022/10/08 09:39こんにちは！実行者の中島です。昨日、武蔵野FM「創業１・２・３！」に出演しました。（株）マネジメントブレーン様が提供する「武蔵野地区で活躍する起業家・創業者をゲストに招き、様々なエピソードやビジネスアドバイスについて伺う」ラジオ番組です。今回は、バニラバターを開発するまでの経緯、苦労したこと、嬉しかったことなど、本音でお話しさせてもらいました。パーソナリティの吉祥寺塾講師、中小企業診断士の姫野さんの円滑な進行のおかげで、緊張しながらも伝えたいことを話すことができました。ありがとうございました！10月21日にオンエアの予定です。また詳しくはお知らせします。思い出の一曲を紹介するコーナーがあるのですが、私はAIのハピネスを紹介させてもらいました。この曲は東日本大震災があった2011年の冬にリリースされた曲。私は岩手出身なのですが(盛岡なので直接の被害はありませんでした)、日本中が悲しみと不安に落ち込んだのを覚えています。そんなときにラジオからふと流れた曲がこの歌でした。「君が笑えば この世界中に もっともっと幸せが広がる」このサビの部分がお気に入りです。どんな小さいことでも良いから、自分が動かなきゃと思って、被災地へ撤去作業のボランティアに行ったのを覚えています。戦争や不景気で暗いニュースが多い世の中ですが、ぜひこの曲を聴いて、自分から変わろうとする人が増えてくれたら、それが周囲に伝わって明るい社会になっていくんじゃないかなと願っています。中島健吾 もっと見る
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