はじめに・ご挨拶
本市での薪能のはじまりは、土浦城址内東櫓復元時の竣工記念事業として、平成10年10月22日に本丸内において、一流の出演者を迎えて開催された第1回「土浦薪能」です。
この土浦薪能は、ライトアップされた東櫓と松を背景とした仮設の能舞台で演じられ、まさに歴史と伝統に培われた土浦城址に相応しい祭事となりました。
薪能は、千年の歴史に育まれた幽玄美あふれる古典芸術として、鑑賞する人の心を和ませあるいは心をとらえ、深い感動と同時に日本人としての誇りをもたらしてくれました。
この事業を進めるにあたり、土浦市及び市内の各種団体等の代表者からなる土浦城東櫓竣工記念薪能実行委員会が主催者となり運営にあたりましたが、その費用は、市の補助金、市民並びに各種団体等の協賛金でまかない、また入場は無料でした。
その後、初めての試みが多くの市民の方々に好評を得たことから、第2回土浦薪能実行委員会と改名し、平成11年10月15日、雨天のため会場を市民会館に移し開催されました。
この2回の経験や反省を踏まえ、土浦の新たな文化として育てるとともに、歴史と伝統を生かしたまちづくりを推進することを目的に、市民みずから企画運営する土浦薪能倶楽部(平成12年4月26日設立)により、第3回目が平成12年9月28日開催され、今年度で23回目を迎えるにいたっています。
このプロジェクトで実現したいこと
新型コロナウイルス感染拡大を受けてイベントが中止になっており、今年度は4年ぶりに薪能開催の目途が立ちました。
しかし、コロナ禍においてこれまで協賛をいただいていた事業主様にこれまで通りの協賛をいただくことが難しくなってきており、予算が不足する見通しとなっております。
これまでの歴史ある「土浦薪能」のかがり火を絶やさないためにも、ぜひ皆様からのご支援をいただき今年度の土浦薪能を開催したく存じます。
イベントの詳細
令和2年から新型コロナウイルス感染症感染拡大により中止しておりました「土浦薪能」ですが、今年は土浦城址本丸(亀城公園)にて開催いたします。
この機会にぜひ、日本の伝統文化をお楽しみください。
◆開催日令和4年9月28日(水)開場 18時00分開演 18時30分
◆会場土浦城址本丸(亀城公園)雨天時は、クラフトシビックホール土浦 大ホール
◆演目能「高砂(たかさご)」 観世銕之丞ほか
狂言「蝸牛(かぎゅう)」 野村万作(人間国宝)、野村萬斎
◆チケット販売 全席指定。未就学児の入場はご遠慮ください。
SSS席 8,000円SS席 7,000円S席 6,000円A席 4,000円
◆主催土浦薪能倶楽部(後援:土浦市、土浦市教育委員会)
◆お問い合わせ先土浦薪能倶楽部事務局(土浦市教育委員会文化振興室課)電話 029‐893-5505
※詳細は土浦市のHPをご参照ください。
資金の使い道
集まった金額のうち、17パーセントをクラウドファンディングにかかる手数料に、残りの金額を会場の設営費等に使用させていただきます。
リターンについて
今回の第23回土浦薪能の鑑賞券とお礼状をお送りいたします。
鑑賞券につきましては、現地での鑑賞・A席相当のチケットです。
最後に
土浦薪能の復活を是非、皆様のご支援によりお願いいたします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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