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トマト日本一獲得農家の挑戦『もうトマトは買わないで!タダ野菜とも違う新感覚産直』

トマト農家の主力商品は、トマト『果実だけ』という常識を覆します。捨てて当たり前のトマト茎葉残渣を生活雑貨にアップサイクルし、増産して事業化に挑戦したい。 そして、生活雑貨の売上金を原資に、毎年大量発生する規格外トマトを売らずに、購入特典として支援者様へ配当する取組を始めたい。

現在の支援総額

9,000

3%

目標金額は300,000円

支援者数

4

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/08/25に募集を開始し、 4人の支援により 9,000円の資金を集め、 2022/09/29に募集を終了しました

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トマト日本一獲得農家の挑戦『もうトマトは買わないで!タダ野菜とも違う新感覚産直』

現在の支援総額

9,000

3%達成

終了

目標金額300,000

支援者数4

このプロジェクトは、2022/08/25に募集を開始し、 4人の支援により 9,000円の資金を集め、 2022/09/29に募集を終了しました

トマト農家の主力商品は、トマト『果実だけ』という常識を覆します。捨てて当たり前のトマト茎葉残渣を生活雑貨にアップサイクルし、増産して事業化に挑戦したい。 そして、生活雑貨の売上金を原資に、毎年大量発生する規格外トマトを売らずに、購入特典として支援者様へ配当する取組を始めたい。

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はじめに・ご挨拶

 

新潟県新潟市の信濃川下流域で、父の代より30年以上にわたりトマトだけを作り続けている『新潟タミちゃんトマト農園』の青木要平と申します。



当園では、ビニールハウスを建設するにもトマトにとって最良な土地選びに始まり、栽培方法に至っては同業農家から『そこまで作り込む必要があるのか?』と変人扱いされても負けじと研究追求を諦めず、国内最高峰の農業技術大会である農林水産大臣祭トマトの部で最優秀賞を獲得し日本一になりました。


プロジェクトを立ち上げた理由

トマト専門農家でさえ、暑すぎる寒すぎるといった異常気象には勝てず、規格外トマトが年間で約13,000個=2 t 近く発生し、多くを廃棄しています。つまりフードロスの温床です。しかしながら、全て丹精込めて作り上げたのですから廃棄は心が痛むものの、捨てたくなくても捨てざるを得ない理由があります。

★理由①★
規格外品の値段が安すぎる

味は遜色ないのに外見が悪いというだけで規格品と規格外品が分けられ、小売流通業は規格外品を自社目玉商品と捉える傾向にあり、農家の手取り(卸値)は雀の涙くらいにしかならず、規格品との差別化が困難で納品すればするほど赤字が増えます。


★理由②★

加工食品に作り変えようにも、小規模農場では生産ロットに限界があり、製造コストが掛かりすぎて大して稼げません。

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結局、捨てればフードロス+処分費用で赤字、捨てないと規格外品から先に売れて赤字、それでも売れない場合は叩き売ってしまい赤字、加工食品に回してもコスト負けして大して稼げない、寄付に回した分は廃棄と同じく全て赤字・・・つまり何をしても赤字という負のスパイラルから脱却できません。


これまでの活動

この負のスパイラルから抜けるキッカケ、ヒントはコンビニの食玩にありました。

あるとき、家族と立ち寄ったコンビニで、小学生の娘からアニメキャラのフィギュアが入った食玩を買って欲しいと言われました。値段を見たら500円、封を開けたらフィギュアがメインで菓子はラムネが1粒入っただけという商品内容でした。フィギュア目当ての顧客をターゲットにして、ラムネはオマケ程度。これは、ラムネのコストをフィギュアの売上金で吸収する販売方法です。

ここで、このビジネスモデルを農業に落とし込んだら面白そうだと考え、食玩で言うところのラムネは規格外トマトと仮定したとき、自身の栽培圃場を見渡しフィギュアに当たる商材を探しました。その条件は、捨ててもフードロスに繋がらない品物、そもそも規格が無い品物、食べることが出来ず捨てるのが当たり前で管理コストを掛けない品物

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1つだけ有りました。

生産量が潤沢なトマトの茎葉残差
    (産業廃棄物)

これを日常使いする目的の生活雑貨に加工したならば、その売上金で規格外トマトのコストを吸収させ、雑貨購入者に購入特典として、規格外トマトを提供しても赤字にならないと考えました。


このプロジェクトで実現したい事

●トマト果実の副産物であり、産業廃棄物となり処分に困るトマト茎葉を用いた生活雑貨の商品開発を進めると共に、更に増産して雑貨メーカーとしての事業化を目指します。

 


●生活雑貨の販売収益を元手に、糖度20度の無添加トマトソースをリターン製品と同梱し購入支援者へお届けします。


●規格外トマトの廃棄ゼロを目指し、フードロス削減に貢献します。


このプロジェクトの延長線上には、賞味期限切れ間近の農産物は廃棄または叩き売られて当然といった常識および捨てるのは勿体ないから寄付しようという概念さえ飛び越え、非食用の商品にアップサイクルする事が当たり前の社会になってほしいという願いが込められています。

結局、流通させる前に農産物を捨てるか捨てないかは、個々の農家の判断に委ねられるでしょうが、最初から非食用の商品にアップサイクル出来る選択肢があったなら、農家は愛情を込めて栽培した農産物を捨てないと思います。そして、アップサイクルの売上金の一部で、規格外品のSALEや食材寄付を行っても営業利益が黒字になるのなら、農家サイドのフードロスは消滅すると確信しています。

新潟タミちゃんトマト農園は、そんな未来を多くの人達と共に実現したい。

資金の使い道

目標額(300,000円)に到達した場合

・リターン製作費(150,000円〜)

・梱包代および送料(25,000円程度)

・キャンプファイヤー各種手数料(125,000円〜)


リターンについて

★3,000円以上のリターンには、必ず購入特典として無添加トマトソースが付いてきます。

●茎葉残差は食べられないので、ミキサーで青汁状に粉砕し、草木染めの染料にして、ストールやピアスにアップサイクルしました。

●規格外トマト果実のうち、美味しくないものは、トマトピューレにした上で熱して冷やしてを繰り返す内に、シトラスの様な甘い香りになりました。また、果実収穫後の房をアロマスティックに見た立てて、ルームフレグランス用のアロマディフューザーにアップサイクルしました。


●規格外トマト果実のうち、美味しいものは、購入特典の無添加トマトソース(250g)に加工しました。

【リターンの補足】

●本当は、フレッシュなトマトを購入特典として贈りたかったのですが、当園の栽培方法だと秋以降のトマトは、皮が薄くなり、傷みやすい規格外トマトが更に傷みやすくなることから、県外発送等の長距離輸送には向いていません。


●全てのリターンは、日本国外への発送に対応しておりません(日本国内のみ発送可能)


●商品到着国が日本国内であれば、北海道や沖縄および離島への発送におきましても、送料元払いですので別途追加で送料を請求することはありません。


【トマトの栽培コンセプト】

『こだわり』ではなく当たり前、付加価値ではなく『約束』


同業農家に話すと毎回怒られるんですが、私達にとって一般的に認知されている農家の『こだわり』とは生産コストの塊でしかありません。


あらゆる事態を想定し、農産物の潜在能力を引き出すのが農家の務めであって、こだわることは栽培に対する視野が狭まることに繋がると思います。いろんな可能性やリスクに対応するため、先ず個人的な『こだわり』を捨てること⬅⬅⬅それが、当園のベースにある考え方です。

もう1つは、プロの農家が、人様の口に入る品物を作り販売する以上、『安全安心』や『美味しい』は、付加価値ではなく出来て『当たり前』だと思うので、無駄に付加価値を謳い売価を引き上げる行為は行いません。


それらを貫き通すことによって、お客様と結ぶ『約束』に繋がると信じて、栽培に取り組んでいます。


●『トマト農家はトマトのお医者さん』

私がアレルギー体質で農薬散布作業により症状が悪化するため、本当に必要最低限の農薬しか使っていないものの、無農薬栽培は目指していません。

無農薬栽培を子供の風邪症状に例えると、可愛い我が子が高熱を出しているのに、病院へ連れて行かず解熱剤も与えず冷えピタシートで我慢させるのと同じ行為だと思います。


むしろ、予防医学と同じ考え方を重要視しており、有事に備え常日頃からトマトの健康維持に努めています。


●トマトの健康維持のうち、果実糖度と関係の深いところでは、糖質を体内に溜め込みやすい体質に変えるため、苗を圃場に植えてからは水くれを行いません。その代わり、苗を植える前の準備期間に、奥行き50m ✕ 横幅10m ✕ 高さ6mのビニールハウスがスッポリと水没するくらいの井戸水を撒きます。

大量に撒いた井戸水とミネラル豊富な地下水を繋ぎ合わせ、苗を植えたときにトマトの根が地下水に到達しやすい環境を整えます。それにより、水くれで手助けせずとも、トマトの潜在能力を引き出しやすくするのです。また、病気や虫を寄せ付けない青々とした分厚い葉っぱ・太くて逞しい茎になるように、トマトに対して健康的な茎葉を作れる環境を整えれば、農薬に頼る栽培には至りません。

但し、どんなに屈強な人でも、時には風邪をひくものですし、弱ったら看病してほしいものです。同様にトマトだって、毎日スパルタ栽培だと流石に枯れるでしょうから、緊急時にのみ農薬を散布しています。



実施スケジュール

・9月末:プロジェクト終了

・10月:リターン製作期間

・11月:リターン発送(但し、アロマディフューザーのみ、最も遅くなるときは12月上旬のお届け予定)



最後に

現状、トマト農家が果実を売らずに茎葉を売るなど、常識の範疇を越えた考え方かもしれませんが、クラウドファンディングによって非常識を覆して農業の可能性を押し広げたいです。

(青文字をクリックして下さい)

⬆⬆⬆プロジェクトの産みの苦しみが沢山つまった舞台裏⬆⬆⬆特に後半部分は要チェック!!

今回は叶えられそうにないけれど、『次回予告』の別事案です。よかったら見て行って下さい。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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