『研究者に、研究発表の場を。人々に、未来を体験する場を。』
私たち一般財団法人デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、コンテンツ分野での活用が期待される優れた技術を見つけて紹介することで、皆さんに「新しい未来」を先取り体験いただく 「Innovative Technologies」という事業を行っています。 革新的な先端技術は話題を呼び、これまで多くのメディアにも取り上げられて来ました。
これまでも新しい技術は、人々の暮らしを大きく変えて来ました。そうした新たな技術の種が、研究室の中で留まることなく、表に出て、多くの方々に知っていただけるようにこのような場を創ることが重要であると考えています。ただ、展示を含めて事業を行うためには費用が必要です。この事業を今後も続けて行くために、ぜひご協力いただきたく、この度クラウドファンディングを立ち上げました。ぜひご検討をよろしくお願いいたします!
『応援メッセージ』
メディアアーティスト
大阪・関西万博「いのちを磨く」テーマプロデューサー
落合 陽一 氏
Innovative Technologiesを選出し展示する試みの中で私たちの数々の研究が入選し展示させていただいてきました.その中で多くの学生が育ち,社会に出ていきました.私もこのプロジェクトで育てられたうちの一人です.応援しています.
面白法人カヤック
代表取締役CEO
柳澤 大輔 氏
数年前からInnovative Technologiesの審査委員を務めています。毎年、先端技術を活用した面白いコンテンツに巡り合えるので、楽しみにしています。すぐに役立つかはわからないけれどもワクワクするテクノロジー。こだわりの詰まったクリエイティビティ。そんな取組から未来が生まれていくのだと思います。
東京大学名誉教授/アーティスト
河口 洋一郎 氏
今日、急速に一般化したメタ・バースやインターネットを使用したコンテンツの隆盛はめざましい。基礎技術、コンテンツの根幹を支える技術に賞を与えてきたInnovative technologyの存続の意義は大きい。今後とも新規的な基礎技術への期待は、我が国のコンテンツの発展の為に欠かせない。是非、皆様の応援に期待する次第です。
角川アスキー総合研究所
主席研究員MITテクノロジーレビュー日本版アドバイザー
遠藤 諭 氏
日本の優れたコンテンツ技術を生み出しつつある若い研究者やエンジニア、スタートアップには、それを知ってもらう機会が必要です。なによりも、目の前でそれを体験して、あるいは触れて、さらにはその考え方まで共有できる!そんな貴重な場となる Innovative Technologies を応援しましょう。
プランナー 、プロデューサー
株式会社シンク・コミュニケーションズ代表取締役
大阪公立大学 客員教授(大阪・関西万博 会場運営 プロデューサー)
石川 勝 氏
Innovative Technologiesは、これまでたくさんのテクノロジーに光を当ててきました。無から生まれ、暗闇の中を進みながら育ってきたテクノロジーは光を得て未来へと進んでいきます。テクノロジーの航海を守る灯台はずっとそこにあるべき存在です。Innovative Technologiesが、これからも光を放ち続けられることを願っています。
明治大学 理工学部 専任講師
新山 龍馬 氏
(Innovative Technologies 2022採択『poimo (ポイモ):空気でふくらむ人にやさしい電動モビリティ』
先端技術によって実現される体験は唯一無二、まさに「百聞は一見にしかず」です。ここにしかない、ここでしか体験できない未来のタネを見守ってみませんか。
『新しい未来を先取りする』
アクアトップディスプレイ 電気通信大学 情報システム学 小池研究室 (Innovative Technologies 2013)
<ラバーダックと共にお風呂のお湯をスクリーンに映画鑑賞!?>
「AquaTop Display 」は2013年、今から9年前に採択されたもの。動画をご覧いただくとわかりますが、水面に飛び出した指先に光のパワーが集まり、それを敵に当てると水が爆発するというゲームになっています!水面がゲームのディスプレイになるという技術です。Innovative Technologiesは、新しい未来を皆さんに体験いただくことができる、日本でも数少ないプログラムです。
『Innovative Technologiesとは』
Innovative Technologiesは2012年、コンテンツ分野での活用が期待される革新的な技術を発掘、表彰する経済産業省事業としてスタートし、2018年からはデジタルコンテンツ協会の自主事業として11年継続しています。これまで、大学の研究室や企業の研究部門からの応募や推薦により集まった技術を、産学の有識者からなる審査委員会にて厳正に審査し、過去10年の間に160件の技術をみなさまに紹介してきました。
『何に使えるか分からない研究はイノベーションの種』
ゴキブリを制御しユビキタスなインターフェースへ「Calmbots」 筑波大学 デジタルネイチャー推進戦略研究基盤 (Innovative Technologies 2020 (ONLINE))
<ゴキブリを私たちのアシスタントに!?>
「Calmbots」は2020年のInnovative Technologiesで表彰された技術です。ゴキブリが意のままに動く未来がくるのでしょうか?すぐに商用できない、何に使えるか具体的にはわからない、でもそんな中にイノベーションの種があると私たちは信じています。
「Imagraph」東京大学 Innovative Technologies 2021
<目を閉じているのに映像が見える!?>
目を開けないのに映像を見ることができる未来は、やって来るのでしょうか。体験したい気持ちを呼び起こさせる技術「Imagraph」。斬新なアイデアによる学生さんの研究は、展示会場でも話題を呼んでいました。
『解決したい課題と意義』
世界的なCGとインタラクティブ技術の学会/大会であるSIGGRAPHでは、「Emerging Technologies」という先進的な技術を評価する取り組みを行っています。そこでは日本からの採択がとても多く、高い技術力が評価されています。ただ、そのことがあまり国内では広く知られていません。またテクノロジーに関係するビジネスの世界では、海外企業がリードしていて、高い技術力がマーケットに活かされていないという課題があります。
質の高い研究成果が研究室の中で埋もれてしまうことなく、表舞台に出て行くことで、こうしたコンテンツ分野での活用が期待される先端技術があるということをまずは多くの方に知っていただき、新たなコラボレーションのきっかけになるなど、社会で活かされる可能性を拓くこと。
また「こんな技術、見たことがない!」「このような可能性があるんだ!」という革新的なアイデアや技術が、人々に驚きやワクワク感、インスピレーションを与え、社会を元気づけていくこと。
そしてこうした新しい技術のタネが未来の世界をより楽しく、豊かにしていくことを目指しています。
電気通信大学 ロボメカ工房VR部隊失禁研究会 (Innovative Technologies 2016)
介護現場での活用を目指して、いかにリアルな失禁体験をつくり出すことができるか。真剣な学生さんの取り組みの様子は多くのメディアでも取り上げられました。
このように、数々の驚きのアイデアや高い技術力による研究の成果を、これまで発掘・表彰して来ました。
『今年の「Innovative Technologies 2022」採択技術は?! 』
気になる今年のInnovative Technologies採択技術は、こちらです!
今年も魅力的なテクノロジーが集まっています!
【技術名】Neutone: 深層学習AIを用いたリアルタイム音響処理プラグイン
【採択者】株式会社Qosmo
NeutoneはAIリサーチャーと音楽クリエーターの距離を縮めるための新しい取り組みです。そのコアには、音楽制作ソフト(DAW)上で動作するプラグインがあります。このプラグインは深層学習を使ったDSP(デジタル音処理)モデルをリアルタイムで駆動させることができ、革新的な音楽表現を生み出す事ができるプラットフォームです。これまでアーティストやクリエーターにとっては敷居の高かったAIの利用を、汎用的なプラグインを通じて、簡単に創作プロセスに導入することができます。
【講 評】
AI による画像生成が大きな話題を呼ぶ今日、人の創造性とは何なのか、その概念が大きくゆらぎつつある。そんな時代に、本作品 Neutone は、AI により誰もが新しい音楽を楽しく創造できる、そんな明るい未来を示してくれている。
(南澤 孝太 委員(慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD) 教授))
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【技術名】エレキソルト:電気味覚での塩味増強効果を活用した、おいしさを我慢しない減塩手法の提案
【採択者】キリンホールディングス / 明治大学
日本人の1日当たりの食塩摂取量は、WHO基準の約2倍と非常に多く、食塩の過剰摂取は社会課題となっています。一方で、食塩を控えた食事(減塩食)の味が薄いことが、減塩食を続ける上での阻害要因となっていました。
我々は、電気味覚と呼ばれる電気刺激による味覚の提示手法を活用して、減塩食の味わいを増強させる独自の電流波形を開発し、減塩食を食べたときに感じる塩味が約1.5倍程度に増強されることを確認しました。さらに、この技術を搭載した日常の食生活で使用可能な食器型デバイスを作成し、社会実装に向けて開発を進めています。
【講 評】
この手の体験型の技術は、実際に体験してみないと評価がつかないというのが正直なところですが。でも一方で、そもそも体験してみたいという気持ちになるか?ということが重要で、そういう意味ではこの技術は素直に体験してみたい!と思えたところが素晴らしいです。
(柳澤 大輔 委員(面白法人カヤック 代表取締役CEO))
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【技術名】Puff me up! 身体から生えてくる柔らかい分身ロボット
【採択者】法政大学 / 東京大学 / 明治大学
遠隔にいる人の会話や動作を伝える分身ロボットの研究では、どこでもインタラクションを行えるようにウェアラブル型のロボットが開発されてきました。採択技術は、ソフトロボットを用いることで小型・軽量・安全かつデザイン自由度が高い分身ロボットを実現しています。外皮が布でできており、必要な時だけ空気で膨らんで現れます。内部の紐を制御することで狙った動きを作ることが可能で、使わない時には薄く折り畳めます。服やアクセサリーのように身につけるものからフワッと他者が現れて動く、未来のコミュニケーションを提案します。
【講 評】
アラジンのランプ魔人のように、必要なときだけ出現し、あとは消えてくれる仕様がグッド。リアル携帯アバターとしての新しいコミュニケーションツールなので、未来社会を描いた星新一の「肩の上のオウム」のロボットを思い出した。すぐにでも商品化できそう。
(土佐 信道 委員(明和電機 代表取締役社長))
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【技術名】生きた皮膚を持つ指型バイオハイブリッドロボット
【採択者】東京大学大学院情報理工学系研究科 竹内・森本研究室
ヒューマノイドなどのロボットは、従来シリコンゴムで被覆されることで人間らしく柔らかい皮膚を備えてきたが、シリコンゴムには自己修復や高密度センシング、廃熱などの生物らしい機能を組込むことが難しかった。 本研究では人の皮膚細胞で作製された培養皮膚をロボットの被覆素材として活用することで、修復能力などを備えた肌を持つ指型のバイオハイブリッドロボットを作製することに世界で初めて成功した。将来、ロボットの被覆材料のみならず、義手・義足や化粧品・医薬品の開発、動物を犠牲にしない培養皮革等への活用が期待される。
【講 評】
生物と機械の境界を限りなく縮める衝撃的な研究で、もし社会実装されたら世界中の様々な分野でゲームチェンジが起きることが予想される。倫理や哲学の領域にも踏み込む要素があり、これからの生命のあり方について想像力をかきたてる技術で、社会的インパクトが非常に大きい。
(市原 えつこ委員(メディアアーティスト))
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【技術名】BMI技術を応用した神経リハビリテーションと人間拡張
【採択者】應義塾大学理工学部 牛場潤一研究室/研究成果活用企業 株式会社LIFESCAPES
脳卒中患者さんの頭皮上から脳波を記録して、これをリアルタイムにAI解析することで、脳内の神経活動を”見える化”します。損傷を免れた神経領域が活動したタイミングで、まひした手指に取り付けたロボットを駆動するようにプログラムすると、脳内に”手指の運動のための神経回路”が次第に作られていきます。従来の医療ではアプローチが困難だった重度な運動まひを治療することができるため、近い将来の実用化が期待されています。最近では、医療応用だけでなく、スポーツや演奏の技術向上等の人間拡張も試みられています。
【講 評】
2050年に完成すると言われているBMIの技術をここまでの精度で作成しているという技術的進展を踏まえて選定。研究分野のみだけではなく、リハビリへの活用などすでに実装レベルにまで達しているのが素晴らしい。メタバースなど新たなコンテンツ分野のインターフェースとしても期待。
(渡邊 佳奈子 委員(経済産業省 商務情報政策局 コンテンツ産業課長))
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【技術名】Transcolor Printing
【採択者】株式会社 積彩
色を着けるから、色を積むへ。
3Dプリンティング技術を用いて造形と着彩を同時に行うことにより、製造コストを最小限に抑えながら最大限の意匠性を生み出す研究。その中で積彩が開発したTranscolor Printing技法は、3色の材料を1本のノズルから同時に吐出してプリーツを造形することによって「みる角度によって色が変わる」視覚効果をもたらす技術です。3Dプリンタを新たな着彩ツールとして捉え直すことによって見えてきたのは、デジタル/ フィジカル、形状/色彩が融け合った新たなカラーデザインのメソッドです。
【講 評】
Transcolor Printingは、3Dプリントを使った造形デザインにおいて、形と色の表現を融合させた、新しいフィジカルコンテンツのあり方を提案するものです。また同時に、視点で色彩が変化する審美性とともに、ツール開発を含めた市場の創出が期待されます。
(渡邊 淳司 委員(NTTコミュニケーション科学基礎研究所 人間情報研究部 上席特別研究員))
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【技術名】MeganeX
【採択者】株式会社Shiftall
「MeganeX」は、SteamVRに対応した超高解像度・超軽量のVRヘッドセットです。メタバース上のVRユーザーが今求めている「軽さ」を追求し、ヘビーユーザーにも快適なプレイ環境を提供します。メガネ型のスピーカー内蔵の折りたたみフレームで、持ち運びもラクラク。リフレッシュレート120Hzで駆動する5.2K/10bit HDRのマイクロOLEDディスプレイを搭載し、世界最高水準の映像体験を実現します。6DoFに対応し、SteamVR対応の様々なVRアプリケーションを楽しめます。
【講 評】
メタバースの出自小説『スノウ・クラッシュ』以来、身体性はその可能性を引き出すと同時に課題でもあった。ゲームとは比べものにならないほど長時間滞在するメタバースのユーザーが、まさに喉から手がでるほど欲しかったデバイス。
(遠藤 諭 委員長(株式会社角川アスキー総合研究所 主席研究員))
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【技術名】クロスモーダル知覚を活⽤した、ビールのおいしさを増幅する音楽「CROSS MODAL : BEER」
【採択者】株式会社博報堂「Human X」 / 株式会社invisi / 東京大学大学院准教授 鳴海拓志 / 株式会社博報堂プロダクツ
クロスモーダル知覚を活⽤して、ビールのおいしさを増幅する⾳楽を開発しました。ビールを飲みながら聞くと、ビールの様々な⾷感が際⽴ち、新たなおいしさ体験を創出する⾳楽です。注意制御がもたらす感覚増幅に着目し、リアルな音の誇張表現により高い臨場感を生んだり、別の効果音の組み合わせで食感を連想させたりすることで、おいしさを増幅させます。飲む前に聞いて期待感を高めるイントロから、「クリーミー感を増幅する音楽」「炭酸感を強める音楽」「のどごし感を増幅する音楽」と、一連の楽曲を聞きながらビールを味わうことで、時間の経過も含めた新たなおいしさを体験することができます。
【講 評】
ビールと聞いて、テーブルについて一杯目のビールの旨さ、味覚や温度によって感覚が研ぎ澄まされるような一瞬を連想せずにはいられない。感覚の相互作用は腕時計型の補聴器も登場など注目分野。ビール業界との連携、商品化を期待する。
(遠藤 諭 委員長(株式会社角川アスキー総合研究所 主席研究員))
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こちらの8件の技術が、11月16日(水)~18日(金)の3日間、幕張メッセ(ホール6)で実際に体験いただけます!
こちらのクラウドファンディングのリターンとして優先体験や、「Innovative Technologiesちょこっとガイドツアー」等もございます。ぜひご検討ください!
『資金の使い道』
ー具体的な資金の使い道
ご支援いただいた資金は、Innovative Technologies展示関連費、運営実施費、広報費等に充てさせていただきます。
主に技術の募集、選定および出展のために費用が必要となります。
研究者の方に研究発表の場を、人々に未来を体験する場を提供できるよう、ご支援をよろしくお願いいたします!
目標金額:100万円
手数料:支援金額の17%+税
『実施スケジュール』
・8月30日 採択者発表
・9月下旬 展示情報公開
・11月1日 オンライン会場オープン
・11月16日~18日 「INTER BEE IGNITION × DCEXPO」(幕張メッセ、ホール6)にて、技術の展示紹介
・2022年12月下旬 リターン発送
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
『リターンのご紹介』
【個人向け】
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◆3,000円コース
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・お礼メール
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5,000円コース
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◆お礼メール
◆Innovative Technologies 2022実施報告の送付
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10,000円「Innovative Technologiesちょこっとガイド」コース(1日5名×3日 限定)
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◆お礼メール
◆Innovative Technologies 2022実施報告の送付
◆「Innovative Technologiesちょこっとガイド」への参加(1日5名×3日 限定)
- 幕張メッセでの展示期間中(2022年11月16日(水)~18日(金))に1日1回、
13:00~13:30に実施する、今年のInnovative Technologies採択技術を紹介する
「ちょこっとガイド」にご参加いただけます。
◆ウェブサイトへお名前記載 (希望者)
- DCEXPOおよびInnovative Technologiesウェブサイトに掲載
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10,000円「Innovative Technologies優先体験」コース(1日5名×3日 限定)
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◆お礼メール
◆Innovative Technologies 2022実施報告の送付
◆Innovative Technologies「優先体験」コース(午前中のみ、1日5名×3日限定)
- 幕張メッセでの展示期間中(2022年11月16日(水)~18日(金))の午前中に、
今年のInnovative Technologies採択技術の展示を2件まで、優先的に体験いただけます。
- 可能な限り優先的に体験できるよう運営を行いますが、会場の状況から、
多少お待ちいただく可能性もございますのでご了承ください。
◆ウェブサイトへお名前記載 (希望者)
- DCEXPOおよびInnovative Technologiesウェブサイトに掲載
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10,000円「出展者交流会参加」コース(10名限定)
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◆お礼メール
◆Innovative Technologies 2022実施報告の送付
◆「出展者交流会参加」
- 2022年11月16日(水)18:30~19:30にて開催を予定しています、
Innovative Technologiesを含む「INTER BEE IGNITION × DCEXPO」出展者が参加する
「出展者交流会」にご招待いたします。
- 可能な限りInnovative Technologies採択者の方々にご参加いただけるよう
ご案内いたしますが、すべての採択者の方がその場にいることは保証できかねますので、
ご了承の上、選択くださいますようお願い申し上げます。
◆ウェブサイトへお名前記載(希望者)
- DCEXPOおよびInnovative Technologiesウェブサイトに掲載
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10,000円 「応援のお気持ち」コース
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◆お礼メール
◆Innovative Technologies 2022実施報告の送付
◆ウェブサイトへお名前記載 (希望者)
- DCEXPOおよびInnovative Technologiesウェブサイトに掲載
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【法人向けリターン】
200,000円/1口
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◆Innovative Technologies 2022 贈賞権
- Innovative Technologies 2022の採択技術から未来への可能性がある技術を1件お選びいただき、貴社名にて贈賞いただけます。
- 11月16日(水)17:45-18:15に幕張メッセ 展示会場内ステージにて開催予定である「Innovative Technologies表彰式」にお越しいただき、授賞いただけますと幸いです。
◆幕張メッセでの展示期間中に各日13:00-13:30に開催される「Innovative Technologiesちょこっとガイド」に2名様までご参加いただけます。
◆展示期間中の午前中、希望される技術を2件まで優先体験いただけます(2名様まで)。
◆11/16(水)18:30-19:30、幕張メッセの近隣のレストランで開催予定の「出展者交流会」に2名様までご招待いたします。
◆ウェブサイトへ貴社のロゴ掲載
-DCEXPOおよびInnovative Technologiesウェブサイトに掲載
◆Innovative Technologies 2022 実施報告送付
最後に
日本の技術力、発想力を多くの方々に知っていただく場として、
Innovative Technologiesを続けていきたく、ぜひ皆様のご協力をお願いいたします!
団体紹介・活動実績など
<一般財団法人デジタルコンテンツ協会>
情報化社会をリードする良質なデジタルコンテンツ(映像・画像・音声・文字・数値情報の属性及びその媒体を問わず、デジタル化された情報に係わるコンテンツをいう)の制作、流通、利活用を推進することにより、これに係わる産業の健全な発展を促すとともに、文化の向上と快適かつ心豊かな国民生活の実現及び国 際貢献に資することを目的に設立されました。
私たちが毎年11月に開催する「INTER BEE IGNITION × DCEXPO」において、日本のコンテンツ関連技術の世界への発信及び海外コンテンツ関連技術の国内への紹介を行うとともに、新たなサービスの事業化に向けたビジネスマッチングを実施しています。「INTER BEE IGNITION × DCEXPO」に出展された技術と、北米で開催される「SIGGRAPH」の「Emerging Technologies」へ出展される技術との間で賞交換を行い、お互いが優秀な技術をそれぞれ選び、次の展示会へ優先出展させています。
最新の活動報告
もっと見る株式会社Shiftall 代表取締役CEO 岩佐琢磨様インタビュー 「メタバースの世界にいる方々の幸せのために」
2022/11/14 10:00今年「Innovative Technologies 2022」に採択された、株式会社Shiftallの代表取締役CEOである岩佐琢磨様にお話を伺いました。事務局:採択された「MeganeX(メガーヌエックス)」について、アピールポイント教えてください。岩佐氏:「MeganeX」の一番のアピールポイントは、とにかく「画質が良くて軽い」というこの2点 。VR空間で長く過ごす人が昨今非常に増えていまして、私もまさに昨日も6時間入っていたのですが、長く入っていると、重さや装着性は一番の課題です。そして当然、中に見えている絵もきれいな方がいい。この2点から「絵のきれいさと装着性」が一番のアピールポイントです。事務局:一般的なヘッドセットとは、形がだいぶ異なりますが、装着感についての反応はいかがでしょうか。岩佐氏:実際にこの製品を持っていただくと、300gを切るような重さというのは、どなたが触っても「軽いね」と驚かれます。マーケットからも「ぜひ欲しい」という強い声を私もよく聞いているので、とても良い反応ではないかと思っています。事務局:この形は、御社のアイデアでしょうか。岩佐氏:元々「MeganeX」はパナソニックと共同開発をしていまして、パナソニックのチームがBtoBで使う時に、容易に取り外したり、取り付けたりしたい、そして小型化、軽量化したいという思いから、こちらの形状をセレクトされたと聞いています。(「MeganeX」の最新の画像はこちらです)事務局:これから発売ということですね。岩佐氏:そうです。今、まさに開発中でして、今年の年末の発売に向けて、最終調整を行っています。事務局:「MeganeX」とともに開発していらっしゃるプロダクトが2つあるようで、そちらについてもお聞きしたいと思います。岩佐氏:どちらも世の中的には、ほぼ初に近いような、非常にユニークなものです。「mutalk」はメタバースの空間の中で、とにかく大声を出して楽しむというニーズが非常に多いのですが、ご自宅にはご家族や同居人の方がいらっしゃったり、薄い壁の向こうには隣人の方がいらっしゃったりする中で、気兼ねなく大きな声を出して、楽しんでいただけるために作ったデバイスです。「Pebble Feel」はまったく違うユースケースで、メタバースの空間から温かさや冷たさを感じ取ることができるようにしようと考えて作っているデバイスです。メタバースの空間により深くダイブして行くためには、五感のすべてが現実と同じ、もしくはそれ以上のリターンが返って来るというのが、究極なのですけれども、もちろん、いきなりそこに行くことはできずに、まずは目の視覚をグラスでカバーする。そして聴覚はスピーカーで入れる。では次は何かというと、「HaritoraX」という製品では四肢の動き、腰や下半身の動きをメタバースの空間に持って行くことで、そこに自分の体があるように感じられることを目的にしています。「Pebble Feel」は同じように、メタバースの空間の中で、本当に暑い所にいるように感じる。そのようなことを目標にしています。没入感を上げるために、五感を次々とメタバースとつないで行っています。事務局:メタバースの空間で、大声を出すニーズがあるのですね。岩佐氏:ありますね。メタバースの空間の中は、現実と同じなので。現実世界でも声を出すシーンは色々あって。例えばこのオンライン会議でも、それなりに声を張って話している。このオンライン会議を夜の1時、2時まで自室でやっていると、もし同居人やご家族がいたら、この音量でも不快に思われると思う。そして今日はまじめな会議なので笑ったりしないが、例えばこれが友達同士でだべっているとしたら、もっと大きな声で笑い合ったり、「何それ、おかしいー!」と手を叩いて笑ったりすると思う。メタバースも現実と同じように、デジタル空間の中で他者と話したり何かをしたりするので、どうしても声を発することが増えて、こうした静かな電話会議よりも、何倍もうるさくなるのが現状。また、中でお酒を飲む人とか、中で音楽を楽しむ人とか。中でお化け屋敷のような所に行ってワー、キャーしたり。ジェットコースターに乗ってワー、キャーしたり。例えばトランプを二人でやるだけでも、「わー!ミスったー!」とか「ここじゃなかったー!」とか、大富豪やポーカーをして叫びながら、笑い転げながら、ゲームをする。それがゲームの楽しさでもあるけれども、皆さん大きな声で、長い時間話すというのがメタバースの特徴になっていますね。事務局:そこに「mutalk」が役立つ訳ですね。販売はこれからでしょうか。岩佐氏:実は「mutalk」はすでに予約を開始していまして、初回の予約の際にけっこうな数を用意したのですが、数日ですべて売り切れてしまいました。今は第二ロットの製造をして予約を受け付けています。第一ロットの出荷が今年中にはされる見込みです。「mutalk」と「HaritoraX」は展示会場のステージで紹介する予定です。事務局:将来的なビジョンを教えてください。今後、海外展開を目指している等はありますか?岩佐氏:実は私どもはすでにグローバルで販売していまして、直近の売上で言うと、短期的には海外のほうが売上が多い月もあるくらい。そしてメタバースの世界に入って来る人は、年々増えてくるはずなので、「MeganeX」はハイエンドで高性能だが価格としては最安値ではない、という商品なので、すでにヘッドセットを持っていて、よりグレードの高いものに買い替えたいという需要が、今後出て来ると思う。ハイエンドなヘッドセットというマーケットの中でリーダー的なポジションを取って行きたいと、「MeganeX」の事業としては考えています。事務局:Innovative Technologiesに採択されて、いかがでしょうか。岩佐氏:展示会で露出する機会があるのは非常にポジティブに受け取っています。実際に「INTER BEE IGNITION × DCEXPO」の場で展示をすると、色々な方からご意見をいただけると思い、非常に楽しみにしています。事務局:岩佐様が、どのような思いで今の仕事に関わっていらっしゃるかをお聞きかせください。岩佐氏:元々はパナソニックで社員をしていて、大企業では新しいものを生み出すのがなかなか難しいと、入ってから気づきました。新しいものを生み出すことがしたい、世の中にまだないもの、これまでなかったようなものを作りたいと思い、パナソニックを退社して、株式会社Cerevoを立ち上げたのが2008年です。10年ほどその会社で事業をして行く中で、また新しいことをやりたいなと思った時に、Cerevoという会社の中で、新しいものを何十と生み出すことができたが、その頃に、日本のトラディショナルな大企業であるパナソニックの経営陣と話をして、大企業の悩みを解決するというか、大企業を僕らの力を使ってもっと強くするというのは、非常におもしろいなと思い、Shiftallという形で、会社を一部パナソニックに売却して、今Shiftallという会社の代表をしています。2018年から2020年の3年くらい、大企業がなかなか新しいものを生めないというところを僕らの特殊部隊、出島を使って生み出す。これがモチベーションだったので、これをやって来ました。2020年からは、会社は変わっていないが、VRゴーグルをかぶって入って行くメタバースの空間に強く魅せられまして。これは非常に未来だなと。マーケットも大きくなるし、ここの世界がもっと楽しく、快適になって行くようなハードウェアやデバイスを作って、その世界を楽しむ人たちに売って行きたい、そういう思いがあります。彼らを幸せにしたいな、という思いがあります。今回展示させていただく「MeganeX」もそうなのですが、VR、メタバース関係のデバイスに我々は今、集中している。一つの大きな柱といいますか、想いを持っています。事務局:パナソニックさんから、期待されているのは、機動力やスピード感でしょうか。岩佐氏:そうですね、機動力やスピード感、そして我々がメタバース分野の専門家であるという所。この3点かなと思います。事務局:それでは最後に、ご来場される方々にメッセージをお願いします。岩佐氏:今回アウトサイドイン方式のトラッキングに対応した「MeganeX」を、初めて展示します。そして従来、国内でメディアさんを含めて、何人かの関係者に見せていた「MeganeX」とは、レンズも異なるモデルになります。新しいレンズと、新しいトラッキング方式を、DCEXPOで初めて展示します。ぜひレンズのFOVの広さや、アウトサイドインのライトトラッキングシステムの精度などをご体験いただければと思っています。事務局:本日はありがとうございました!皆様、ぜひ会場で新しい「MeganeX」をご体験ください! もっと見る
クラウドファンディング連携企画『推しテック』!DCAJメンバーが選ぶ、過去のInnovative Technologies採択技術
2022/10/20 16:32プロジェクトをご覧・応援頂きありがとうございます。このプロジェクトは”Innovative Technologies”のご支援を求めると同時に、このイベント自体を人々へ広くお伝えしたいという思いで始めました。そのため、クラウドファンディング連携企画として、過去の採択技術を紹介するDCAJメンバーの『推しテック』をウェブサイトで紹介しています!Innovative Technologiesのウェブサイト:https://dcexpo.jp/i-techこちらご紹介した技術です。『fVisiOn: 全周360度から観察可能なテーブル型メガネなし3Dディスプレイ』国立研究開発法人情報通信研究機構 ユニバーサルコミュニケーション研究所(Innovative Technologies 2016採択技術)ロボット用アパレルブランド「ROBO-UNI」Rocket Road株式会社(Innovative Technologies 2019採択技術)『透明プリウス』慶應義塾大学 大学院メディアデザイン研究科 稲見研究室(Innovative Technologies 2012採択技術)この他にもいろいろな技術を紹介していきますので、ぜひtwitter, facebookなどフォローして楽しんでください!Twitter : https://twitter.com/dcexpoFacebook : https://www.facebook.com/digitalcontentexpo もっと見る
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