セルロイドメガネブランド「SASAKI」は、佐々木セルロイド工業所の磨きの技術が無ければ形になりません。熟練の職人が一本一本、長い時間をかけ、お客様のことを思いながら少しでも艶やかに、なめらかに、という願いと共に丹精を込めて手作業で磨いております。
「SASAKI」では今回、ボストン、ウェリントン、ラウンドの3タイプをご用意。
▼ウェリントン : 50□20
ウェリントンタイプは他の2タイプに比べるとストレートなラインが多い分、ややカッチリとした印象を与えてくれるデザインです。ですが、セルロイドならではの丸みがあるのでシャープさは決してなく性別問わず掛けていただけます。
▼ボストン
ボストン:47□20
ボストンタイプは、どのようなお顔にも合うと言っても過言ではないデザインです。上部は眉に沿うようにナチュラルなカーブを描き、下部は優しく目元を支えるような丸みを帯びており、柔らかな印象を与えてくれます。
▼ラウンド : 45□20
ラウンドタイプはいわゆる“丸メガネ”です。佐々木セルロイドイチオシは実はこのラウンドタイプ。丸メガネというと個性的なイメージがあるので敬遠されがちですが、このラウンドデザインは鼻部分のブリッジと智の位置バランスを絶妙に設計しているため非常に掛けやすくなっております。モデルのようにかっこよく掛けていただくもよし、丸顔の方にもあえてお選びいただきたい逸品です。
<モデル着用デザインについて>
今回全てのリターン品でお選びいただけるモデル着用デザインは、セルロイドの質感を最も楽しんでいただけるカラーを厳選しております。
▼ボストン)フレームカラー:ブラウンデミ
ボストンタイプのブラウンデミは、昔ながらのセルロイドを復刻した模様となっており、クラシックなフロントデザインに見事にマッチしています。
▼ウェリントン)フレームカラー:ブラック
ウェリントンタイプのブラックは、セルロイド眼鏡として一本は手元に置きたい王道カラー。セルロイドの艶やかさが際立つのが魅力です。
▼ラウンド)フレームカラー:ブラウンササ
ラウンドタイプのブラウンササは、ややカーキがかったブラウンが絶妙です。丸っこいフロントデザインに横に入ったササ模様が程よく締まった印象を与えます。色の濃淡がセルロイドならではの美しさです。
また、カラーレンズは室内外で躊躇なく日常使いをしていただけるよう、それぞれ本体カラーに合う非常に薄い濃度のものを選ばせていただいております。
<サイズについて>
サイズについては上記の通りワンサイズで制作いたしますが、もしお近くに「メガネの田中」の店舗がございましたらフィッティングチケットをお持ちいただければお顔に合わせてテンプルの開き具合等を調整させていただきます。また、備考欄にお顔幅について特記事項がございましたら記載いただければ可能な限り調整の上出荷させていただきます。
メガネの田中店舗一覧
https://www.tanaka-megane.co.jp/store/list/
<“SASAKI”のこだわり>
「SASAKI」は他にも細部にこだわっております。まずは何といっても鯖江産のメガネでしか実現できないカシメ留め。一見飾りに見えますが、前後をピンで留めることで強度を出す古くからの製法を採用しております。もちろん、佐々木セルロイド社内での手作業です。「SASAKI」を末永く使っていただきたいため、今回フロントとテンプルの二か所をしっかりとカシメ留めしております。
また、丁番もテンプルに合わせて大きめのものを採用。安心して毎日付け外ししていただけます。
テンプルはセルロイドでしか実現できない「ノー芯」製法を採用。アセテートのメガネでは従来、金属の芯を指して強度を出しますがセルロイドは固さがあるため芯を使わず十分な強度を出すことが可能です。「ノー芯」製法はなんといっても、セルロイド本来の美しさを金属の邪魔なく堪能できるのが魅力。特に濃淡のある色味はテンプルの部分部分が透けて見えるのが本当に美しいです。
テンプルにはまだまだあります。テンプル先にはすべり止めとして削りを入れました。これでメガネがずれ落ちるストレスを軽減できます。
内側にはレーザー刻印で造り手としての誇りと責任の証を入れました。
鼻当てにもこだわりがあります。「SASAKI」はフレーム本体と同じ色味で鼻当てを造らせていただいておりますが、それには精度が必要なため、実は市場の多くのメガネは別の色で鼻当てを付けている場合が多いです。フレーム本体と鼻当てが同色であることで、メガネとしての完成度が各段に上がります。
今後の活動報告では「SASAKI」の着用画像なども載せていきたいと思っておりますので、ぜひ楽しみにお待ちいただけますと幸いです!