9月中旬に、彫刻家の葛本康彰さん(写真一番左)が島根県石見地方を視察に訪れました。当日の会場を実際にご覧いただき、作品の展示方法やワークショップの実施方法を具体的に打ち合わせするなど、有意義な視察となりました。その他、作品やワークショップで使用する素材集めに、近くの海岸へ足を運びました。2022年11月12日から行われるワークショップでは、流木や、地元の石である「福光石」を使ったアート作品づくりや、マスクにも使われている不織布を使ったアート作品製作を体験できます。開催日程11月12日 朝 9時30分〜 つくるワークショップ『自然のカタチ』石見近辺で収集できる流木などの素材による、 モノづくりワークショップ。葛本氏の作品は、 自然現象や素材の特性の活用を重要視している ほか、言葉も重要な位置づけにあります。本ワー クショップでは前もって最終的に作るものを設 定せず、素材の形状や質感から連想される言葉 やイメージをもとに、色を塗ったり、違った素 材どうしをくっつけたりして作品制作を行います。11月13日 昼 13時00分〜 えがくワークショップ『景色をうつす』不織布に絵を描くワークショップです。パンデミック以降、マスクの素材として身近になった不織布ですが、その薄さゆえの光の透過や、風にあおられて揺らめくさまの美しい素材でもあります。本ワークショップではそうした不織布の特性を活かして、不織布越しに見える景色やシルエットを描きます。描いた不織布は風になびかせたり、体にまとったりして遊ぶこともできます。ご予約は「iwami_arts@yahoo.co.jp」まで、題名「現代美術ワークショップ参加希望」とご記入の上、お名前、電話番号、参加したい日時もご記入して頂き、お送りください。