私達の生活を便利にしてくれるスマートフォン。
年々進化していくカメラ機能は、書類のデータ化にも活用できる水準となり、誰もが気軽に使えるスキャナとして活躍の場を広げています。
特に、レシートをスキャンすることで家計簿アプリへの入力の手間がかからないだけに留まらず、電子帳簿等保存制度の改正によって、2022年1月以降は適切なシステムを用いてデータ化を行えば、レシート原本を撮影後に廃棄も可能となりました。
今の時代、スマートフォンのカメラを使ったレシートのデータ化は、手軽で簡単。
そう思いきや、撮影のためには面倒なことも多く、下準備が必要となってしまうことに多いことを皆さんも体験したことは無いでしょうか?
①デスクを片付ける手間がかかる
レシートの撮影のためには、デスクを片付けてレシートを置いて、邪魔者が写らないように撮影する必要があります。
でも、忙しい毎日の中で、レシート撮影のためにスペースを確保しておくのは結構大変。
贅沢を言えば、デスクがぐちゃぐちゃしていても、気が向いた時にサッとレシートスキャンができたらいいのに…
②レシートがぐちゃぐちゃになってしまう
ホームセンターやガソリンスタンドで受け取る感熱紙タイプのレシートや領収書は薄めの紙であることが多く、ポケットの中でぐちゃぐちゃに折れてしまうこともあります。 一度ぐちゃぐちゃになってしまったレシートは、キレイに伸ばそうとしても折りジワがとれず、デスクの上に置いても立体物になったかのようにキレイにスキャンしにくい状態にあります。
③レシート撮影時に影や指が写りこんでしまう
手でレシートを持って撮影すると、指が写り込んでしまいます。
そして、天井照明の配置によっては、自分やスマートフォンの影がレシートに写りこんでしまうこともしばしば…。
そこで、クリアホルダーに挟んで、レシートをきれいに伸ばし、指も写らないように撮影しようとすると、今度は天井照明が白い点として写り込んでしまうことがあります。
更には背景の色が白っぽいと、レシートの輪郭をカメラが認識してくれなかったりと、レシートをカメラでスキャンしようとすると、様々な面倒さが牙を向いて襲いかかってきます。
「toto レシートスキャンボード」は、そんなレシート撮影にまつわる不便を解決するために誕生した道具です。
日々のちょっとした面倒をなくせば、家計簿アプリへのレシート登録も、リモートワーク中の経費精算もサッと快適に片付けることができるようになります。
①場所を問わずにいつでもレシートをスキャン
「toto レシートスキャンボード」があれば、場所を選ばずレシートのスキャンが可能となります。
手帳のような黒いハードカバー製のバインディングボードと、日本の老舗デスクマットメーカーが手掛ける低反射シートが、快適なレシートスキャン体験へ皆様を導きます。
レシートのセッティングも簡単です。 しわくちゃなレシートも、totoにセットすればこの通り。折りジワきれいに伸ばして撮影することが可能です。
レシートを押さえる役割を持つシートは、適度な摩擦力と静電気を持ち、斜めにしてもレシートが落ちにくいように保持してくれます。
また、ハードカバー製のバインディングボードは、しっかりと板のように硬いのでしなりません。
そのため、わざわざデスクを片付けなくてもいつでも領収書のスキャンが可能となります。
また、レシートの背景となるバインディングボードの表面には黒色のビニールペーパーを採用。
ボードの黒色とレシートの白色のコントラストにより、レシートをスマホのカメラで素早く認識できるようになっています。
また、「toto レシートスキャンボード」は、大人が持つ文具としての佇まいにもこだわってデザインしました。
シートの固定にはマグネットを採用することで、とてもミニマルな形状に収まっています。
日常の風景として、いつでも手に取れるところに置いておくことに抵抗がないことも道具がもつべき機能性の一部だという考えています。
レシートのスマホでのスキャンが当たり前になる時代の相棒として、「toto レシートスキャンボード」を活用いただければと思います。
②低反射シートが天井照明の映り込みを防ぐ
クリアホルダー等にレシートを入れて撮影すると、レシートのシワがのばせるのできれいにレシートがスキャンできるように思えます。
しかしながら、実際にやってみると、天井照明が白い点として写り込んでしまうことがあります。だからといって、撮影場所をわざわざ変えたりするのは面倒。
そこで「toto レシートスキャンボード」には「低反射シート」を搭載しています。
天井照明の反射による映り込みを、日本の老舗デスクマットメーカーMIWAX製の低反射シートが防止します。
上の画像ではクリアホルダー(左)と低反射シート(右)に同じ明るさのライトの光を同じ高さから当てていますが、このように「toto レシートスキャンボード」に搭載された低反射シートなら、表面に施された非常に細かいエンボス加工によって、反射を防ぐことが出来ます。
こちらは光を左右に往復させている様子ですが、右の低反射シートにはライトの光の点が写り込まない様子がわかると思います。
また、レシート撮影のクオリティに直結する低反射シートは、傷ついたり汚れたりしてしまった際に交換できるよう、マグネット式で固定しており、バインディングボードから簡単に取り外しや交換が可能となっています。
また、低反射シートも単体(販売予定価格 税込400円)でクラウドファンディング分の発送完了後に一般販売させていただく予定です。
また、今回ご用意しているリターンには全て「エントリーパック」として、予備として交換用の低反射シートを1枚セットさせていただいておりますので、購入してから当面は追加購入がなくてもご利用いただけると考えております。
ぜひ長くご愛用いただければと思います。
③指先を痛めないためのフラップスライド機構
「toto レシートスキャンボード」の低反射シートは、めくる際に爪の間などを傷めないようにちょっとした工夫を施しております。
このように低反射シートをスライドさせて、フラップ部分を外側に出すことで、シートをめくる際にも指と爪の間が痛くならず、快適にレシートをセッティングできます。
取り出しには少し慣れが必要ですが、難しい場合はマグネット固定部分を外して低反射シートをずらしていただくことで簡単にフラップを出すことができます。
このようにフラップ部分をスライドさせてバインディングボード内に収納することができるので、スタンドタイプのファイルボックス等にしまっておく際にも、低反射シートを傷めません。もちろん、常にすぐ使いたいという方には、フラップを出したままでご活用頂ければ、より素早くレシートをスキャンするためにセットすることが可能となります。
そもそもレシートはなぜしわくちゃになってしまうのか。 「toto レシートスキャンボード」を作る中で、そんなことも改めて考えました。
「お財布にレシートを入れているとお金が貯まらない」
そんな話もたまにききますが、実際にお買い物をする際には、購入したい商品も手に持っていたりするため、財布に加えてレシートを入れるポーチ等を取り出すのは難しかったりします。
それならばそもそも「レシートを入れていい財布」を作ってしまえばいいのではないかと私は考えました。
そんなお悩みの声に答えるべく開発したのが、レシートを入れていいお財布「toto ポルタフォリオ」です。 ポルタフォリオ(Portafoglio)は、ポートフォリオの語源となっているイタリア語で「札入れの財布」を意味します。Portaは「運ぶ」「保つ」という意味を持ち、Foglioは「紙」「紙幣」をあらわします。
ポルタフォリオには、紙幣やレシート、通帳等、経理に必要なものがすっきりと収まります。 個人用の財布とは別に持ち歩くことで、会社の経費処理や個人事業の領収書管理、お店のレジ金の紙幣の回収等に役立ちます。
ポルタフォリオの中には仕切りやポケットはありません。 その代わりに薄型でありながら約1.5cmのマチも持ち、見かけのスッキリさに反してしっかりとした収納力も持っています。 よく経費処理で使用するクレジットカードや、消耗品の購入のお釣りとしてうけとった小銭なども一時的に収納しておくことが可能です。
会社で支給される経費処理用の袋は、半透明な100円ショップのポーチなども使用されますが、黒色の合皮と金色の金具で構成されたPortafoglioは、財布感覚でスマートにご使用いただけて、更にレシートも金銭のやりとりからスムーズな流れで収めることができます。 ぜひレシートスキャンボードと合わせてご活用頂ければと思います。
「toto(トト)」というシリーズ名は、古代エジプトの神様から名前をとらせていただきました。 月の神、知恵を司る神、時の管理人など様々な形で信仰された神様なのですが、ヒエログリフを開発したとされることから「書記の守護者」という一面も持っています。当時の書記官達は、自分の記載したものに「トト神に誓って私は真実を記録しました」と書くこともあったといいます。 現代においては、電子帳簿保存法の改正によって、レシートの電子保存が日本でも2022年からようやく認められることになりました。 しかしながら、原本のない画像のみでの経費処理には、画像データの改竄なども行われる危険性があることから、データの真実性を証明することが求められています。
「toto(トト)」は、先述したエピソードから、デジタル時代の経費処理を効率的に、そして確実に行うための道具として役立って欲しいという願いを込めて誕生しています。そのロゴマークのデザインにも、トト神の聖獣とされる「トキ」の姿や、「月の神」であることを要素として取り入れています。
ロゴマークについてはそれぞれのアイテムに空押しという手法でさり気なくあしらっています。
普段遣いの中で大きく主張はせず、使い手に寄り添うデザインを目指しました。
toto レシートスキャンボード
【サイズ】
バインディングボード 幅約23.5cm✕高さ32.5cm
低反射シート 幅23.0cm(フラップ部分除くと約22.3cm)✕高さ32.0cm
【販売予定価格】
レシートスキャンボード 税込2,600円(バインディングボードと低反射シート各一枚含む)
交換用低反射シート 税込400円(低反射シート 一枚)
【素材】
バインディングボード:ビニールペーパー・磁石
低反射シート:再生軟質塩ビ
【生産国】
日本
toto ポルタフォリオ
【サイズ】
幅18.0cm✕高さ12.0cm✕厚さ約1.5cm
【販売予定価格】
ポルタフォリオ 税込3,800円 (ポルタフォリオ 一点)
【素材】
合皮
【生産国】
中国
●リターンの製造、発送までのスケジュールについて
プロジェクト終了 9月末
商品の製造手配 11月中旬まで
お客様へのお届けは 11月末までの完了を予定しています。
●限定数を超えた場合は、生産状況を踏まえリターンを追加させていただきます。
Q:写真などもスキャンできますか?
A:スキャンそのものは可能ですが、低反射シート方面の反射防止のためのエンボス加工が、若干白く色合いを変えてしまうことがございます。予めご了承をお願いいたします。
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Q:A4サイズの書類をスキャンできますか?
A:A4サイズの書類のスキャンにはtoto レシートスキャンボードは対応サイズが小さいためご使用いただけません。ただし、低反射シートを単独で使用していただき、デスクの上で書類の上に低反射シートを載せて撮影するなどの使用であればご活用いただけます。
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Q:水に濡れても大丈夫ですか?
A:低反射シートを挟み込んでいるバインディングボードは、水滴程度は弾きますが、中に厚紙が入っているために雨の屋外で使用したり、水滴に濡れたままにしておくと破損する恐れがありますのでご注意ください。
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Q: クレジットカードを近づけても大丈夫ですか?
A: 磁気カードなど、磁気に影響を受けるものは近づけないで下さい。
また、腕時計などの精密機器に近づけると故障の原因になる可能性がございますのでご注意ください。
今回の「toto」シリーズの製造には2社の国内メーカーさんにご協力を頂きました。
一社目はレシートスキャンボード「toto」の本体の製造は、数多くの挑戦的な手帳を手掛けるLACONIC(ラコニック)さんにお願いをしています。 美しいハードカバーの手帳をこれまで製造してきたノウハウによって、totoの落ち着いた佇まいは生まれています。 また、ポーチの製造にもLACONICさんのお力をお借りしています。
低反射シートの製造には、日本で初めてデスク用の透明マットを開発・販売を行った老舗メーカーMIWAX(ミワックス)さんにお願いをしております。
表面に非常に細かいエンボス加工を施すことにより光の反射を防ぐことができるこの低反射シートなしには、toto レシートスキャンボードは誕生しませんでした。
大阪のちょっと北のほう。
箕面市という滝と猿が有名な場所で、「DOCKET STORE(ドケットストア)」という小さな小さな文具屋を営んでいる山下義弘(ヤマシタヨシヒロ)と申します。
お店の立地はなかなか大阪の中心地から離れています。 2018年のオープンから4年かけて、「ここまで来たいと思っていただけるようなアイテム」を日本各地から揃えてnoteで発信していたら、約8000人以上の方にフォローをいただくことに繋がり、日々商品の紹介やお店での取り組みを発信しています。
どんな人間なのかについてはnoteの記事をご覧いただければ、どれだけ偏った人間なのかがお伝えできるかと思いますので、支援するかどうかの参考にしていただければ思います。
この度は、レシートを電子保存するという日常的な業務のめんどくささを少しでも楽にしたい!という私の個人的な想いからプロジェクトを立ち上げ、共感いただけた皆様のお力を借りながら、「toto レシートスキャンボード」と「toto ポルタフォリオ」という商品を発表することができました。
皆様がレシートにまつわる同様の悩みを感じていらっしゃるようであれば、ぜひぜひこの機会にお試しいただければと考えております。
<募集方式について>
※本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
<本プロジェクトで集まった支援金の用途について>
※本支援金はキャンプファイヤ手数料を除き、新商品の開発に充当させていただきます。
<リスク&チャレンジ>
※リターンに記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。配送遅延のおそれがございます。原則として、配送遅延に伴う購入のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から6ヶ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。
※初期不良の場合のみ、交換対応いたします。商品到着後2週間以内にご連絡ください。
最新の活動報告
もっと見るリターン品の出荷が完了いたしました
2022/11/08 16:26レシート電子化をもっとスマートに「toto レシートスキャンボード」プロジェクトオーナーのdocket store 山下義弘です。 ご支援されたリターンの出荷手続きが完了いたしましたので、ご報告させていただきます。 クリックポストという郵便局のサービスにて、リターン品はポストまでお届けとなる予定でございます。 今週中にはお手元に商品が届く形となりますので、どうぞご確認をいただければと思います。 また、リターン品について、もし入れ間違いや不良品などがございましたら、こちらのメッセージへの返信か、お店のメールアドレスであるdocket.japan@gmail.comまでご連絡いただけましたらすぐご対応をさせていただきます。 入れ間違いなどがございましたら申し訳ございませんがご連絡をいただければと思います。 使い心地等、ぜひツイッターでハッシュタグ「 #totoレシートスキャンボード 」とつけて投稿いただければ、可能な限り拝見しに向かわせていただきたいと思います。ぜひ、レシートスキャン以外にも様々な使い方を皆様の手で見つけた際には教えていただければ幸いです。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
プロジェクト募集期間が終了致しました
2022/10/01 10:18「レシートスキャンボード」と「レシートを入れていいお財布 ポルタフォリオ」を作る本プロジェクト。9月30日をもって募集期間が終了致しました。想像を超える皆様のご支援を頂き、300%を超える結果で募集を終了できたことに、改めて応援頂いた全ての皆様に御礼申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。11月の商品発送に向けて、今後も準備を進めてまいります!どうぞお楽しみにお待ちいただければ幸いです! もっと見る
目標金額の300%を達成致しました!
2022/09/13 10:36「レシート電子化をもっとスマートに「toto レシートスキャンボード」」プロジェクトオーナーのdocket store店主の山下義弘でございます。皆様のご支援をいただき、目標の20万円に対し、300%を達成することが出来ました。改めて感謝申し上げます。ありがとうございます。プロジェクト期間もいよいよ後半戦となりましたが、さらなる達成率を目指して9月30日の終了まで挑んでまいりたいと思います。そして、ぜひよろしければこのプロジェクトについて、興味の有りそうなお知り合いに共有いただいたり、SNSでの拡散を頂ければ幸いです。もう既に実施いただいている方も多くいらっしゃいますが、改めてお願い申し上げます。どうぞ皆様、今後もこのプロジェクト「toto レシートスキャンボード」の挑戦をあたたかく見守って頂ければ幸いです。 もっと見る
サンプルを拝見しましたが、低反射シートの柔軟性、効果的な磁石の使い方、シンプルなデザインが素晴らしい!書記の守護者「トト神」からのネーミングも素敵!
このニッチさがヤバい!