目次
1.はじめに
2.破棄が出ない装飾 "FuS display" とは
3.感じていた違和感
4.このプロジェクトをやる理由
5.このプロジェクトで実現したいこと
6.資金の使い道
7.実施スケジュール
8.最後に
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.はじめに
はじめまして!破棄が出ないイベント装飾プロデュース集団のFuS (フュース) です。
『100年後の地球のための志事をするチーム』として、
他に類を見ない『破棄されるものを用いて、展示後も破棄が出ない装飾プロデュース』をしています。
(*会社名は、株式会社Future Sampleといいます。未来のサンプルを世の中に提示する、という意味が込められています。パーパス[=存在目的]は、『Business for the Earth after 100 years.』。代表者のプロフィールは最下部に記載しております)
2.破棄が出ない装飾 "FuS display" とは
・破棄が出ないイベント装飾と言っても見た目がちょっと地味でダサいなら、どれだけストーリーがあっても観ていただく方に多くの感動は届けづらいですよね。FuS はディスプレイの美しさにこだわり、お客様を引き込んだ装飾を創ります。
例えば、通常お花を使う装飾なら普通の花屋さんはフローリストさんが想像される範囲で、次のように装飾します。
キレイだなと思う一方で、正直花の装飾って『個性』だったり『唯一さ』という差分ってわかりづらい。
FuS の作品は、お客様の持つ背景を汲み取ったコンセプトと、デザイナーやアートディレクターが入ることによる高いデザイン性で、圧巻のディスプレイとお客様を巻き込んだ仕掛けを企画します。
(9/1[木]〜9/11[日]で、大手デパートの北千住マルイ様でメイン装花・ショップ様のディスプレイ装飾を実施しています)
■マルイ北千住様
https://goo.gl/maps/6Sa8MXyoW77KCRAUA
■ショップ様の2Fディスプレイ装花
・『見た目だけなら、普通のお花屋さんもデザイナーを入れたら作れるんじゃないの?』と思いますよね。
FuS はお客様自身が持つ企画のアイディアをコンセプトに昇華し、デザインと掛け合わせて圧倒的な美しさを実現するだけでなく、 "破棄されるもの"を中心に集め、”破棄が出ない装飾”をします。”集める” のも難しければ、"捨てない"のも難しい。それを実現するのが FuS のディスプレイです!
有名な途上国発のバックブランドが人気なのは、『ストーリーがあるから』だけではなく、『圧倒的に”物”が美しい』から。毎日バックを背負う瞬間に心が踊るように、背景を知らずに”ただ目にするだけ”で感動する、それが FuS display というブランドです。
・『いやいや、破棄出さないってほんと?ムリじゃないの?』
確かにその通りで、”1度使われた後の、次の使われ方” まで設計して、美しいものを集めるのは非常に大変です。既存の概念に囚われない発想と企画力に加えて、確かな実行力が必要です。
FuS では実現したい装飾から、どうやったらそれを "次に使われるのか" まで考えて、 ”破棄される予定のもの” を集めてきます。『本当にそんなことできるの?』って思いますよね。難しいからこそワクワクするし、それに挑むブランドです。どこまでも美しく。
・創業案件として、9/1(木)〜9/11(日)に、大手デパートのマルイさんの1店舗を全館装飾をさせていただきます。
コンセプトは、『waterfall』
マルイ様は、数多くテナント様と共に来店されたお客様や関係者全員を『内包』し、『Well-being』に導く商業施設。今回の装飾は、テナント様を"ハコ"とし、そこに多くのお客様が来店されいる様子を"滝"、滝が流れた"池"をマルイ様と見立てます。装飾では、ハコの上から下に ”流れていく滝と池” を木箱と生花・ドライフラワーを飾ります。池の周りには様々な色のドライフラワーが存在し、マルイ様の周辺にある多様性を表現します。
ご覧になっていただいたお客様には、イベント終盤で装飾に用いられたドライフラワーをお渡しし、 ”破棄を出さず” に、来店されるお客様に”幸せのお持ち帰り”をしていただきます。
3.感じていた違和感
・装飾には、様々なものが使われますが、多くの装飾で使われるものの1つにお花があります。皆さんは、キレイで美しいお花・多くの人に喜ばれるお花が、大量に破棄されていることはご存知ですか?僕は、新卒で入社したウエディング会社で結婚式の装飾をしてくださった花屋さんを7年間手伝う中で、 ”大量に捨てられる花” を見てきました。
『結婚式で飾られた後の大量のお花って、使ったあと捨てられるんだよね。』
『最近は、”破棄される花”と銘打って装飾してる会社が有るけど、全然新品の花を買って飾ってるんだって!それっておかしくない?』
サステナブルな事業を創ることを目指していた自分にとって、これまでの活動で違和感として頭に残っていた点が線として繋がり、 ”業界の不”といえるものを見つけました。
・お花が捨てられるのは、1度使われた後だけではありません。街のお花屋さんでは、お店に並ぶ3割のお花が破棄されると言われています。その花屋さんが仕入れる業者向け花市場では、業者が集まる "表日"
で売れなかったお花が、”裏日”と呼ばれる『売れ残り』の日に40%割引等で売られ、残ってしまうお花達はそのまま捨てられていきます。
(*FuSの推計では、”破棄されていくお花" は年間 約3,800億円。)
・FuSでは、破棄される "フラワーロス" のお花を集め、枯れるまでの残り少ない期間で装飾したり、まだ美しい状態でドライフラワーにすることで、『破棄されるお花』を用いた圧巻のディスプレイを作ります
4.このプロジェクトをやる理由
・今から9年前。僕が大学4生の頃に、ある人材系の会社でインターンを約半年間させてもらいました。必死になって働く中、近い将来ITに代替される職種を学生に紹介する仕事があり、
『この仕事って、本当にこの学生のためになるの?学生の人生を彩るのは学生自身だけど、今やってる仕事って本質的なの?売上を作るために、将来無くなりそうな仕事を紹介することってちょっとずれてない?そんなことに自分が加担していない・・・?』と、
今思えばその小さな葛藤に、当時は胸が苦しくて動けなくなるほど悩んだ日々。
北海道からカバン1つで上京して、漫画喫茶に泊まりながらやっと働く場所をもらえた東京のど真ん中で、深夜24時を回りそうな時間にビルのエレベーターを降りた瞬間、宇宙に浮かぶ地球が見えました。
『100年後の地球のことを想った志事がしたい』 それは雷に打たれたようなものではなく、自然と浮かんできた”使命”のようなものでした。それから、必死に会社員を務めながら”ビジネス”の力を付け、やっと”ビジネス”で美しい志事を創り、その信念に共感してくれる仲間が集まってチームができて、ブランド『FuS』が生まれました。
FuSがやりたいことは、『今の経済やビジネス』や『新しい花を買うこと』を否定すること、ではない。
今あるビジネスの大きな潮流の中で、その時代に必要な未来に繋がる美しい志事を創り続けたい。
『新しいものが売れなくなったら、新しいものを生産する人が困るんじゃないの?』と言われることもあります。タクシー業界をUberが席巻したように、いつの時代も『お客様が喜ぶサービス』を感じ取った企業が支持されます。
『自動車や家電は中古品が売れるのに、なんで ”新しいもの” が売れ続けることを変えたら批判されるの?』
『お客様が ”サステナブル” 求める時代に、なんで "1度使われたもの" を扱ったサービスはダメなの?』
自動車や家電は、大手メーカーの独自の技術力ゆえ、1人の人間だけで作れるものじゃないから中古が必要とされる。じゃあ、"サステナブル” を扱うチームとの差分は?その大きな差分は、規模なのでは?
FuSは社会に問いたいのです。
『あなたが何気なく目にしたアートはサステナブルなものです。美しいと思いませんでしたか?』と。
5.このプロジェクトで実現したいこと
・FuSの運営会社 (株)Future Sampleは、『未来のサンプル』を世に提示していくことを使命に、それを実現していく人達の居場所です。だから、普通の会社とは違い、会社という冠を被った未来を創る意思を持ったチームです。
FuSは『未来のサンプル』と『あなたや世の中』を繋いでいくブランド。今後は、 ”FuS” という冠を被ったブランドを多数展開していきます。その創業事業はFuS displayです。displayでは、花を中心に扱います。"FuS flower" は『破棄されるお花』を中心に扱うブランドです。サステナブルな事業を行うブランドや企業を支援する "FuS consulting"も、既に動き始めています。
今後は、designやfurniture、campやfarmへと事業を展開し、音楽家が新しい楽曲を描くようにFuSは新しいサービスを生み出し続けていきます。
・サステナブルであることの『素晴らしさ』を、美しさで表現したい
”持続させる”ことには”繋いでいく”という意味が有ると、FuSは捉えています。”繋がり”は、人の幸せを感じる瞬間で重要なものだと考えています。例えば、親子・自分の孫・近所の繋がりや会社の仲間との繋がり。自分を円の中心とした時に、その距離が近かろうが遠かろうが、円の中心より外側を大事に想っていたとしても。それが人ではなくモノだとしても、”自分と何か”が繋がっていることこそ、その繋がりに想いを馳せる時に幸せは生まれてくる、と。
人の想い・人と社会・人とモノ・モノとモノを繋いでいく。
そして、この取り組みを共にする同志の希望になりたい。新しいものが売れなくなったらどうするの?という声に、そんな難しいものは続けられないんじゃないの?何の価値があるの?という声に、共に挑みたい。
お客様や世の中が求めるものに、サービスを創る側も変化すべき。
未来を考える人がこの世の中に増えているなら、その時代に合う循環(サーキュラーエコノミー)を創りたい。
”あなた”がこの背景を知らずに触れた時に、”心から美しい”と感じられるものを届けること。
それがFuSの願いであり、命を注ぐものです。
6.資金の使い道
・創業事業である FuS display の、製作を担う装花事業 "FuS flower" の設備準備に大切に使わせていただきます
特殊な方法で製作されるドライフラワー製造機の購入:40万円
・その他にも、ご支援いただいた資金は以下の用途へ大切に使わせていただきます
破棄されるお花たち(約20万種)のどのお花達が『ドライフラワー』になるかの検証費用:50万円
インターネット上でお客様に購入してもらうECサイトの開発:50万円
破棄されるお花を集めて販売するアトリエのDIY費用:50万円
7.実施スケジュール
・2022年 9月11日に創業案件となるマルイ様のディスプレイが終了
・2022年 10月上旬にクラウドファンディング終了
・2022年 12月中旬にドライフラワー製造機の設置完了
・2023年 1月下旬にドライフラワー化の検証完了、及びECサイトの公開完了
・2023年 2月下旬にアトリエDIY完了、物販開始
8.最後に・・・
・FuSはボランティアやビジネスでもなく、僕にとって”人生そのもの”です。
この志事を創るために8年間修行させていただき、ご迷惑をお掛けしたことや遠回りも沢山しましたが、
これからの未来で、皆さんに・社会にお返しさせていただきます。
※リターンの注意事項
・リターン品は植物を手作りで製作しているため、デザインと一部仕様が異なる場合がございます。
・リターンは、応援数によって配送に遅れが生じる場合がございます。その際は可能な限りお早めにご連絡をさせていただきます。最善を尽くしますが、スケジュールのご変動だけご留意いただきたく存じます。また配送遅延におけるキャンセルは基本的にお受け付けいたしかねますが、半年を超える遅延の場合はご連絡をいただけましたらご対応いたします。
・リターン品は最大限丁寧に美しく製作いたしますが、様々な植物が組み合わさるため一部デザインが異なる可能性がございますが、商品に関する返品・返金はお受けいたしかねます。
・リターン品の商用利用権は (株)Future Sampleに属し、商用利用以外の利用は事前にご相談いただけましたら適時対応させていただきます。
・応援後、ご心配なことがございましたらご連絡くださいませ。
コメント
もっと見る