PPCIL(Phnon Penh Center For Independent Living)
プノンペン障がい自立支援センター。
カンボジアの首都プノンペンに位置する、
メイ•サミスさんが代表を務める障がい者施設です!
今回はそんなPPCILの活動について、詳しくご紹介します!!
PPCILの設立のきっかけは、
「全ての人に自分自身を好きになってもらいたい」
「障がい者の方に自分の障がいを好きになってもらいたい」
という想いからでした。
その想いに至った原因は、
“障がい者は前世で悪いことをした人”
という考え方がカンボジアに根付いていることです。
その影響から現在でも障がい者の方に対する差別や偏見を持つ方がいます。
そのため、カンボジアは、障がい者の方の雇用が少なく、必然的に障がい者の方にとって働きにくい環境にあるのが現状としてあります。
そんなカンボジアの意識を変えようとPPCILでは、まず初めに、自分を好きになってもらう活動から始めました。
具体的には、障がい者の方の雇用プロジェクトを実施しました。
PPCILの代表であるメイ・サミスさんは、障がい者の方に自分を好きになってもらうには、仕事をすることこそが、
障がい者の方でも自立できるという証明や自信につながると考えたからです。
次に、障がい者の方が仕事をするために必要である介助制度の導入を推進しました。
現在の障がい者の方は、個人で介助者雇うことで、階段を降りたり、トイレに行ったりできています。
カンボジアでは、そんな介助者が減少しているのです。
理由は、カンボジアの介助者のイメージがよくなく、
また、
新型コロナウイルスの影響により介助者を雇用することが難しくなったからです。
そのため、会社で介助制度を導入することで、障がい者の方が働きやすくなると考えました。
他にも、PPCILの活動として、
障がい者の方の年金制度の作成や、バリアフリーの推進を行っています。
今回私たちは、PPCILの活動をお手伝いする形で、このクラウドファンディングをしています。
バリアフリートイレを設置することで、障がい者の方にとって嬉しいことがたくさんあります。
その一つが、自分一人でトイレに行けるということです。介助者など、誰の手も使わず、自分でトイレに行くということは、障がい者の方にとってとても嬉しいことです。
障がい者の方が毎回申し訳なさを感じて他の人にトイレに行かせてもらうなんてことはおかしいと思いませんか??
人は誰しもトイレに行くしそれが普通です。
申し訳なさを感じる必要なんてどこにもないのです。
ですが、障がい者の方はそれでも罪悪感を感じてしまいます。
ならば、
障がい者の方が自分1人でトイレにいけるバリアフリートイレを設置しよう!
というのが私たちの解決策です。
このバリアフリートイレは障がい者の方の働きやすい環境を作る大きな第一歩になること間違いないと自信を持って言えます!!
最後まで読んでいただきありがとうございます。PPCILの活動に少しでも共感していただけたら幸いです。
PPCILはこれからも障がい者の方が自分の障がいを好きになるための活動を推進します!
どうぞよろしくお願いいたします!!