はじめに
皆さま、こんにちは。
スマイルウォーキング倶楽部代表の髙木真理子です。
2014年に、東京で知的障害児(者)へのウォーキングレッスンを行う、スマイルウォーキング倶楽部を立ち上げました。その後、大阪、神戸、札幌へと広げ、現在各地で指導を行っています。
ウォーキングを通して「メンバーの一人ひとりが何ができるのか?」を探求し、障害があるから“できない”“させない”と決めてしまわず、彼らの可能性を信じ、そして夢を大きく持ち、未知なる可能性を広げるためのきっかけ作りをしたいと考えています。一人ひとりの“できる”を増やすきっかけを作ることで、社会に積極的に出ていく気持ちを育てています。
このプロジェクトで挑戦したいこと
日常の中で、知的障害者と健常者が、当たり前に接する機会がまだまだ足りていない日本の社会。知的障害者のことをよく知らないことで起こる「怖い」や「どう接していいのか分からない」というネガティブな概念を払拭したい! そのために、知的障害者と健常者が自然に関わる場をもっと増やそうと、昨年6月、初の試みとして東京(お台場)で、同年10月には札幌で「スマイルチャレンジウォーク」を開催しました。障害があってもなくても誰もが参加できるイベントとして、日本ウオーキング協会の協力も得ながら開催することができました。
知的障害者と健常者が、共に同じ時間を共有し、楽しく参加できるウォーキングイベントを行うことは、相互理解を深めるきっかけとなり、小さな※ノーマライゼーション社会を生むことにつながります。実際に、参加してくださった方々からは「参加してよかった!」「今後も開催してほしい」などの満足度の高いコメントを多くいただいています。
今年は4月に、東京での開催を予定しています。ただ、開催するにあたりどうしても運営費、人件費などかかる費用も大きいため、クラウドファンディングに挑戦いたしました。
※ノーマライゼーション社会とは、障害のある人もない人も、共に助け合いながら“普通”の生活ができる社会のことです。
スマイルチャレンジウォーク2023 in Tokyo 詳細
2023年4月23日(日)東京(お台場)開催
公式サイト:https://www.challengewalk.jp
▼参加申し込み
申し込み期間:2月20日(月)〜 4月10日(月)
申し込みURL(以下どちらでも可)
ツクツク:https://home.tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=0000192127
健康スポーツウォーク:https://walking.sportscom.jp/#/events/1000036
障害のあるなしに関わらず誰でも参加でき、ビンゴゲームをしながら楽しく歩ける障害者と健常者とをつなぐウォーキングイベント。5kmコースと、気軽な2.5kmコース。ビンゴの景品に加え、お楽しみ袋のプレゼント付です!
一緒に体を動かすことで、障害者・健常者の線引きなく、自然に笑顔になり、会話やコミュニケーションが生まれます。また、コロナ禍により、体調不良や引きこもりになっている人たちも多くいることから、気持ちの良い春の風を感じながら歩くことで、運動不足解消、健康的な体づくりにつなげます。
主催:一般社団法人スマイルウォーキング倶楽部
共催:一般社団法人日本ウオーキング協会、株式会社Fashionista
初めての開催での厳しい結果
なんとか開催にこぎつけた1回目のお台場
(2022年6月 東京(お台場)開催 参加者204名)
事前告知がギリギリになってしまったこと、コロナ禍での開催ということもあり、チケット販売はとても厳しいものでした。また、ウォーキングにお金を払うの?という意識の方も多く、参加費があることに驚かれることも。ウォーキングとはいえ、安全のために各ポイントにスタッフを配置したり、チラシ・パンフレットの制作や受付、運営設備等の費用がかかるので、参加費に納得いただくことも必要でした。
不安だらけでも札幌で開催!
(2022年10月9日(日)札幌(中島公園と豊平川緑地を歩くコース)開催 参加者194名)
お台場での開催が想像よりもかなり経費がかかってしまい、また赤字となってしまったら…と不安で、実は札幌開催は先延ばしにしようと考えていました。でも、障害のあるお子さんの保護者の皆さまから、ぜひ開催を!という声を受け、開催に向けて必死にみんなで協力しながら準備を進めました。もちろん経費等はかかってしまいましたが、参加してくださった方々からは「またぜひ来年も開催してほしい!」など、嬉しい声を沢山いただきました。仮装で来てくれた方も多く、当日はとても華やかなイベントとなりました。
参加者の方々の声
・チェックポイントでのビンゴはとても楽しかったです!次回は友人をもっと誘いたいと思います!(20代女性)
・気軽に楽しく参加でき、いいイベントだと思いました。どんな人も参加できるイベントとして、大きくなっていったらいいなと思います。(50代女性)
・途中で足が痛くなってしまったけれど、海とかお花とかたくさんの景色が見られて元気がでました。歩きながら他の人とお話しすることができたのも楽しかったです。(20代女性 知的障害)
・お台場の景色を眺めなら、多くの周りの方々ともコミュニケーションをとる事ができとても楽しいウォーキングでした!ビンゴゲームもあってワクワクしながらあっという間の5キロでした。弟がもっと長距離でも歩けるんだなと発見がありました!(30代女性 介助者)
・色々と考えさせられました。なかなか障害児が長い距離を歩くのは大変と思っていましたが、皆さん仲良く笑っていました。美しい姿勢で歩いていて驚きました。(40代男性 企業関係者)
わたしたちの考える
ノーマライゼーション社会を実現するために“大切な2つのこと”
1)「あげる(何かをしてあげる・守ってあげる)」ではなく、障害者や高齢者の「する(自立・自律)」に対して支援すること。
2) 障害者・健常者が共に行動し、コミュニケーションを持ち、それぞれに対する理解を深めることができる場を増やすこと。
その第一歩として、この「スマイルチャレンジウォーク」を定期的に全国各地で開催したいと考えています。
資金の使い道
・運営設備経費:30万円
・人件費:30万円
・参加者お土産代:15万円
・リターン品&発送費:15万円
・CAMPFIRE手数料:約10万円
終わりに
最後までお読みいただきありがとうございました。
ノーマライゼーション社会へ向けて、少しでも私たちスマイルウォーキング倶楽部ができることを続けていきたいと思います。ぜひ「スマイルチャレンジウォーク」への皆さまの応援・ご支援のほどよろしくお願いいたします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る【支援期間終了のご報告】たくさんのご支援をありがとうございました!
2023/04/11 17:44こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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