はじめに
学校法人志学会高等学校は、埼玉県杉戸町に校舎を有する通信制高校です。
本校には、家庭の事情から普通高校に通うことができない生徒や、不登校など悩みからを抱えながらも高校卒業を目指す生徒、自分の夢を叶えたいとスポーツや特技に時間を費やしたいと時間の有効利用をしたいと通信制を選択した生徒など様々な生徒が在籍しています。
「いじめ」・「自閉症」・「シングルマザー」・「子どもの貧困」等々の社会問題が多くなってきている現状、子供たちを取り巻く学習環境の一助になれるなら・・・・
多様化し、孤立化した子どもが多い現在、身近な場所に子供たちの居場所があり、気軽に相談や学習できる場があればとの思いから学校に延長線上に空き教室の地域開放を考えるに至りました。
解決したい社会課題
SDGsの目標に掲げられている4「質の高い教育をみんなに」、10「人や国の不平等をなくそう」のように
生徒を取り巻く家庭の事情や生徒の心理的悩み、学習の悩み、進路の悩みを気軽に相談できる場をつくり学校への抵抗感を無くし、自分にあった学習の場と機会を提供することで学習機会の選択枠を広げ、子どもたちや保護者の悩みを解決したい
【課題と向き合うきっかけや経緯】
本校の生徒や保護者からの相談は、年々増えてきている。
現在、主に保健室が本校の相談窓口のようになっているが、その相談内容は、生徒自身の事以外にも、家庭の経済的相談、保護者の就労の相談など保健の教員だけで対応出来る内容を超えているのが現実です。日本社会の景気状況やコロナ禍の影響等もあって地域社会が不安でいっぱいになっていることが、子供たちにも影響してきている実情が多く見られるようになってきています。
このプロジェクトで実現したいこと
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1)空き教室を利用しての地域の子供たちの学習の場の提供
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2)放課後学習室を開設し、子供たちの学習支援と保護者の就労を助ける「子供たちを預ける場」の提供
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3)「地域交流室」として、地域の保護者たちの情報交換や子育て相談を受けられる場の提供
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4)保護者や生徒たちが気軽に相談できる空き教室を利用した相談できるカフェづくり
- 5)生徒の悩みを聞くスクールカウンセラーの配置
応援メッセージ
子ども達は勿論、保護者が気軽に相談できる場が身近にあればどれだけ心強いでしょう。
それは教育だけではなく、ちょっとした子育ての悩みなどを共有できるサロン的なものも、多様性に富んで良いかもしれません。そんな場を、長きに渡り通信教育制度を使い、様々なケースの高校生を受け入れて成果を出してきた志学会高等学校が次へのステップへ進もうと聞いた時、私は今の時代に必要な仕組みだと右手の拳で左手を強く叩いてました。(笑)
私はこの杉戸町で、日本文化の一つである空手道を、地域で約25年間指導させて頂いてます。多くの門弟が本会を巣立って行く中で、この志学会高等学校を卒業し、現在は独立し経営者として地域貢献している卒業生を知っています。中学時代に迷走した少年は志学会の蓄積された教育システムで自ら道を切り開き、今日もスーツ姿で孤軍奮闘しているに違いありません。
そんなノウハウを持った志学会が考える「空き教室の地域開放」。そしてその先にある住みよい社会作りのコミュニティー。私は手を広げて賛同しています。是非皆さんのお力で実現致しましょう。
空手道教室「白水修養会」会長:荒川尊祐(国際武道大学特任准教授)
資金の使い道
・ノートパソコン購入費用 15万円×3台=495,000円(税込)
・教室へのネット回線敷設費用 1,705,000円(税込)
・空き教室改修費用 806,486円(税込)
・地域交流室のカフェ化に伴う、テーブルとコーヒーメーカー等
コーヒーメーカー 5,227円、カウンターテーブル14,990円
・他 衛生用品等
・クラウドファンティング手数料
実施スケジュール
ープロジェクト自体の実施スケジュール
1月上旬 クラウドファンティング公開
2023年2月~4月 教室改修工事等実施
2023年5月上旬からプロジェクト事業スタート
2023年5月下旬 リターン発送
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
リターン
ーリターンの紹介(リターン画像・リターンの詳細)
1,000円の方 お礼のメール
5,000円の方 お礼のお手紙
10,000円の方 お礼のお手紙と生徒が作ったコースター2枚、ペン立て1個、小物入れ1個の中から1つ
30,000円の方 お礼のお手紙と本校で開催の「そば打ち体験教室」 参加券提供
50,000円の方 お礼のお手紙と1日 本校の体育館が使用できるよう提供(要スケジュール確認)
上記のお礼メール、お手紙とコースター、ペン立て、小物入れは、目標金額達成又は募集期間内での数量制限はございません。(そば打ち体験教室・体育館利用については別途ご相談ください)
【寄附型クラウドファンティングの税制優遇について】
本プロジェクトへのご寄付は学校法人志学会学院志学会高等学校への寄付となり、弊団体が寄付金の受付及び領収証発行を行います。このプロジェクトの寄付は寄付金控除の対象になります。
「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、学校法人志学会学院志学会高等学校が発行した領収証をもって確定申告をしていただく必要がございます。
尚、領収書の発送は、リターンと発送と同時期(概ね5月中)に同封又は別送にて郵送いたします。
※領収証はCAMPFIREではなく当団体が発行・郵送いたします。
最後に
このページをご覧いただき有難うございます。
私は埼玉県杉戸町にある広域通信制高校「志学会高等学校」校長の谷中 稔と申します。
私たち志学会高等学校は、長年、教育環境に恵まれずに不登校生徒や、過去に不登校を経験した生徒を数多くお預かりし、不登校生徒を何とか支援し、解消していきたい思いで高校教育に携わってきました。生徒の悩み解消、個性の伸長に向け、学習の向上を目指して教育に努力した中で多くの生徒たちは「高校に入ったらやり直したい」、「自分を変えて行きたい」、「高校の学歴を取得したい」など様々な願いから、高校教育を受け、頑張ってきました。そして多くの生徒が卒業していきました。今も生徒達のそんな思いや願いを私たちは大切にして頑張り教育に専念しています。
生徒は色々な悩みを克服して高校を卒業したい思いをもった生徒ばかりです。私たちは多くの悩みを抱えている子供たちや保護者の皆さんを更に支援し、少しでも悩みが解消し、不登校生徒をなくし、未来に生きる生徒が希望に満ちた生活ができるよう生徒の将来を見据えて頑張っています。
しかし、現実には、日本中には小学生から悩みを抱えた不登校生徒及び予備軍生徒等は20万人、30万人とも言われます。成人を含めれば100万人、150万人とも言われています。また、地元の杉戸町や近隣の市町でも多くの悩みを抱え、相談できないでいる「居場所のない」不登校生徒や保護者の方も少なくないと思います。私たちはそんな生徒や保護者を何とか支援して一人でも多くの生徒を不登校等の悩み等を解消して明るい社会生活ができることを願って努力を重ね、日々努力精進しています。
そこで、本校の「空いている教室や施設等」を放課後、地域に開放し、地域で悩みや相談をもった生徒たちが明るく、元気に生き生きと希望に満ちた生徒を育成していければと考え、「「地域に居場所の提供」をしたいと思います。その意味から生徒により良い生活環境を作り、生徒、保護者の悩み解消に向け、明るく希望に満ちた生き生きとした社会生活をさせていくことが私たちの使命であると考えています。
そのためには、先にお示しいたしました活動方針に基づき、「居場所づくり」をするために教室等の教育環境改修工事が必要となります。改修工事に費用が必要となってきます。如何せん本校は小規模校のために必要な改修工事、必要備品等に係る費用等が賄いきれない状況にあります。
大変恐縮とは存じますが、このプロジェクト「空き教室を利用した悩める中高生の居場所づくり」にご賛同いただける皆様にお願いする次第です。近隣の悩める生徒、保護者達が一日でも早く不登校等が解消することを願いつつ、「生徒の明るく笑顔で喜びの表情」を思い浮かべ、皆様方の心温まるご支援とご協力を宜しくお願い申し上げます。
最新の活動報告
もっと見るIHヒーターとポット購入させて頂きました
2023/10/13 11:17クラウドファンティングで、相談室にお茶が飲めるようIHヒーターとポット購入させて頂きました。有り難うございます。 もっと見る
返礼品発送しました
2023/06/19 09:12クラウドファンティングご協力頂いた方々に、返礼品等の発送完了いたしました。この度はご協力ありがとうございました。 もっと見る
着々と変化しています
2023/02/20 19:51以前トイレなどの改修工事をしているというお知らせをしましたが、その工事が終わりましたので、あらためて紹介いたします。また体育館入口の床もはりかえていただき明るくなりました。そしてラウンジもまるでちょっとしたカフェのような雰囲気に変身しましたよ。 もっと見る
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