2022/09/18 15:27

こんばんは、楽団総指揮・YUKISHIBAです。

今回は現在進行中のプロジェクト、#Road2THEOMEN の「道中で取り組んでいること」について紹介したいと思います。


~改めてここまでの流れをざっくり申しますと…~

昨年8月、新譜『THE OMEN』着工。

着工から完成までのすったもんだを追いかける道・#Road2THEOMENスタート

今年4月、M3春にて『THE OMEN』リリース。
これにてめでたくゴール!!と思いきや

ほぼ同時に、『THE OMEN』を主軸にしたライブ「THE OMEN of THE AWAKENING」開催決定

#Road2THEOMEN 最終章スタート!


#Road2THEOMEN 前半と後半では険しさが段違いです。
山で言うと標高3000mくらいまでの、険しいけどまだ常識的なルートが前半。
で、標高3000~7000mまで一気に登る崖だらけのルートが後半。(※登山素人の意見です)

前半はほぼ「完成までの様子を紹介する&宣伝する」だけだったのですが、後半は企画にイベントに新譜リリースに盛り沢山…!

当たり前ですけどこれをしながら本番の舞台演出を練る&練習&ボイトレをするので笑


まぁそれはさておき。

そもそも舞台とは演者が勝手に作って一方的に観客にぶつけるものではありません。
演者と観客の共犯によって、各々の心の中に生まれるもの。
そういう目にも耳にも捉えられないものこそが、僕等演者がやっていることの本質なのです。


と、かつて演劇部にいた時に学びました。

つまり、パフォーマンスだけを頑張っても、観客(マリベリにとっては参加者)がいなければ、舞台にかけてきた苦労は無意味になってしまいます。

だからこそ#Road2THEOMENはこんなにも険しい道のりになったのです。


現実問題、マリベリは秘密結社としては小さすぎます。
小さな小さな秘密結社が同志を集めて成長していくには、マリベリを知らない人・同志じゃない人に向けていかにきっかけを作れるかが重要になります。


前置きが長くなってしまいましたが、ここからはそんな風にして考え付いた実験的な試みをピックアップします!


✠マリベリ毎週ナマ配信✠

↑最新のアーカイブ(ニコニコ)はこちら


ツイキャスを使い、毎週木曜の夜に生配信をしております。

マリベリの活動報告をしたり、楽曲の背景を解説したり、マリベリ的な世界観・考え方をお話してみたり。
「マリベリの音楽ってこんなだよ!」という想像が湧きやすくなるような配信を目指しています。

ダラダラするだけの配信が多いツイキャス(失礼)にしては珍しく、毎回テーマ・台本などを用意してペラペラ喋っております。


決して繁盛している配信とは言えません(のでコメントは100%拾えます)。

可愛い女の子ならそりゃあただニコニコしてるだけでも人は来ますよ。(お前は怒られろ)
けど、割といかつい見た目の男がペラペラ喋り続ける配信をですよ?わざわざアーカイブを追っかけてまで見てくれる方が結構いるんですよ!?

結構と言っても数十人なので、キャス配信者的には少ないかもしれません。が、その数十人の存在がどれだけ僕に生きる力をくれていることか。


ちなみに、僕はカメラに向かって一人で喋るのが壊滅的に下手です。
毎週ナマ配信の前から、似たような目的でニコニコチャンネルで雑談動画を収録で作ることがありましたが、早い(早口)!長い(話が)!まとまらない(結局半分くらいカット)!の3拍子で…笑


ただそれでも毎週ナマ配信を始めて先週でなんと16回目。
継続の甲斐あってか、台本を作り込まなくてもだいぶ順序良く喋れるようになりました。


今までは台本→収録→一から編集…と一本に数時間かけてやっていた雑談動画が、配信→録画→ニコニコに転載で済むようになり、かなり時短出来るようになったのも大きな収穫です笑


✠公開歌練習✠

歌練習はどうせ誰に言われなくてもするのだから、せっかくなら公開してみたら宣伝になるかも?という気持ちで始めました。


きっかけは僕が気にしていたとあるバンドが練習の様子を発信していたこと。
ワンマンの準備期間中、メンバーが交代交代で演奏の練習を定期的にライブ配信していたんです。

当時の僕は、バンドのことを好きではあったけど、CDは持っていませんでした。
なので、配信を見ているだけでも曲を色々覚えられたのが嬉しかったです。

加えて曲を作る側の視点として、生身の人間がやる奏法や、プロが作るフレーズを知れたことで、その楽器でどんなことが出来るのかを知れたことも新鮮でした。

で、気付けば最初は行く予定でなかったワンマンライブも急遽予約。今ではファンになって本当に良かった!と思ってます笑


ただそのバンドも、他のメンバーが練習の様子を発信する中、ヴォーカルだけは喋りのみでした。(本人曰く「声がでかすぎて家で歌えない」とのこと)


そもそも、ヴォーカルがボイトレや歌練習といった裏側を晒すところを僕は見たことがありません。
ヴォーカルはバンドの顔。バンドイメージに最も直結する役回りです。
それを考えたらあれもこれも晒しちゃうのは微妙かもしれませんね。


が、YUKISHIBAはイメージを大事にしません(?)

歌練習を公開しちゃいます←


寧ろかつてはイメージを大事にするあまり出来ないことを増やし過ぎていたと思います。
そもそも特定の表面的なキャラ性に固執するのはマリベリ的ではありません。

媚びず、日和らず、それでいてより自由度の高い活動をしていけるよう、イメージと活動幅のバランスをより良くしていきたいと思っています。



今日は#Road2THEOMENを通してチャレンジ中の二つのライブ配信についてお話ししました。


もしかすると、

「前半で色々言った割にはすげえ普通のアイデアだな??」
と思われるかもしれません。

そうです。お気づきの方もいるかもしれませんが、僕は全くクリエイティブではありません。

僕には周りをアッと言わせるような発想もなければ、相手の裏をかくような思考力もありません。作戦なんて言っても平凡なことしか思いつきません


作品を創る=クリエイティブではないんですね。


ただ、平凡なことすらこなせない人間に突飛なことなんて、思いついたところで出来ないでしょう。


また、今回紹介した二つともあくまで「実験的な試み」です。

実験というのは失敗に終わることや、根本から間違っていることも覚悟の上で行うものです。

だから、天才に嫉妬したり、クリエイティブな頭を羨んている暇はありません。
頭悪いなりに考えはすれど、基本はトライあるのみです。


それに、大きいことというのは、凡才が苦労しながらやってのけるから面白いのです。


✠毎週ナマ配信:木曜22時から(ずれることがあります)
https://ja.twitcasting.tv/maliceberry

✠公開歌練習(YouTubeライブ):隔週金曜18時ころから
https://www.youtube.com/channel/UCwX_A9d5zEcU2Q2IiGdBaXQ

日程変更などはTwitterでお知らせしています✠
https://twitter.com/MALICEBERRY