はじめまして。このプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。
私は今年4月に一念発起、勤めていた会社を辞め起業した薬剤師です。
障がい者や高齢者をお世話する人のための相談サービス「ユウキトークルーム」を開設しました。
ダウン症の息子は現在、20代半ばを迎え作業所で頑張っています。障がいのある息子との生活に加え、父母を見送り、母替わりの伯母の認知症にも直面し、たくさんの学びと人生のテーマを与えてもらいました。私は「ユウキトークルーム」で大きく2つの事をおこなっていきたいです。
障がいを伴うことは大変なこともあります。でも、決して不幸ではありませんし、可哀そうな存在でもありません。
私は障がいというものを、広義にとらえると個性の一つだと感じています。
そのように考え、息子の障がいを前向きにとらえて育ててきましたが、そんな私でもダウン症の息子に対する心情は独特なものがあります。
障がい者をもつ家族特有の思いや悩みは、昔から親しい知人友人でも理解しづらかったり、理解できても助言をためらうことがあります。
私の場合、ダウン症の子をもつ大先輩のお母さんに出会い、その方が私の様々な心のうちを聞いて下さったので本当に助かりましたが、今まで出会った人の中には、我が子に障がいがあることを受け入れきれていない人、障がいの原因が自分のせいだと自己を責める人、障がいに対して理解のない家族に悩む人もいました。
このようなことを受け止めてくれる環境はまだまだ少ないように思います。
「ユウキトークルーム」は、私が昔、大先輩のお母さんに助けられたのと同じように障がい者の家族が心にしまっている心情から日常的な相談まで、寄り添いながら前向きになれる方法を一緒に考える場所です。
私は、障がい者の家族や障がい者に関わる人々が、必要な時に心をメンテナンスできる環境をつくり、大切な人とより良い関係が維持できるよう活動を継続していきたいです。
今まで頼りにしていた家族が年老いていくにつれ、考えさせられることがたくさんあります。
超高齢社会に突入した日本では多くの人が避けては通れない高齢者のお世話。
介護サービスや施設の問題、どのように見守っていけばよいのかといった先行きの不安や、年老いた家族を見つめ直して感じる複雑な心情など避けて通れない事が次々とやってきます。
いよいよ、介護が必要になった時、高齢者と家族の関係、親族の関係、高齢者の体の状態、経済面など様々な要因を伴うため、お世話する家族にとっては大きな負担となります。とりわけ認知症の高齢者介護では、意思疎通が難しい、想定外の行動に翻弄されるなど認知症特有の症状が重なり、周りの人まで体調を崩してしまうこともあります。
私は身内3人の老後に関わり、それぞれの状況に応じて施設探しや介護認定などの手続き、葬儀や墓じまいの段取り、家の始末まで色々おこないましたが、行政の窓口や施設、医療機関では本人に関する相談はできても、私が聞きたい心の内を相談できる場所がありませんでした。ヘルパーさんやお坊さんなど以外な方々の助言がとてもありがたかったことを覚えています。
3人を見送って「高齢家族の人生の終焉に寄り添い大切にする」ことも大事ですが、それ以上に「お世話する人の健康がいちばん大切」だと気づきました。そして、思うようにお世話してあげられなくても「これでよいのだ」と納得することで、今は後悔を残さず過ごすことができています。
障がい者の家族を支援したい思いから始まった「ユウキトークルーム」ですが、高齢者をお世話する人にも対応していきます。
相談者の悩みを分かち合い、相談内容を伺いながら経験者として、薬剤師として、臨機応変に対応します。
高齢者に関する相談等は次のような内容を想定しています。
・ 今後どのような介護が可能か相談したい
・ 困っていることがあるので相談したい
・ 愚痴をはき出したい
・ 施設の探し方
・ 介護認定について
・ 認知症について教えてほしい などなど・・・
「心のもやもやをリセット!、そして1歩前へ!」これは「ユウキトークルーム」を訪ねてくれた人へのエールでもあり
当サービスの目標でもあります。
現状をよくしたい、少しでも前に進みたいと思う方々が、人に言えない思いを吐き出すもよし、共に考えるもよし、こちらから情報をお伝えするのもよし、だと考えています。
そして、少しでも心のもやがとれ、一歩前に進むきっかけになれば、これほどうれしい事はありません。
息子も家族も今までたくさんの人に支えられ今があります。
いつか誰かのお役に立てることをしたいと思っていました。
障がいのある息子や高齢家族の世話をする中で気づいた事があります。
体の治療や相談は専門医がいます。行政サービスや制度の相談や手続きは行政の窓口があります。
障がい者や高齢者に関する相談窓口はありますが、家族のケアや相談に向き合ってくれるところはあまりありません。
「障がいや高齢者の家族のケアや相談に向き合ってくれるところが少ない…」
ならば、私が仕事として始めよう。こうして始めたのが「ユウキトークルーム」です。
「ユウキトークルーム」はオンラインまたは電話で実施するサービスです。
そのため、全国の人が利用していただくことを想定してします。
ホームページを制作し、アメブロ、Facebook、YouTube、インスタで情報を出し、仲間の力も借りながら広く知られるよう
活動しています。
しかし、SNSやホームページでの集客はド素人です。認知されることが思うようにいかず苦戦しているため、SEO対策は喫緊の課題です。
先日、とある企業から選択型福利厚生制度とSEO対策がパッケージになった提案がありましたが、
資金不足で断念しました。しかし、選択型福利厚生制度の参入は試してみる価値があると考えていますので、
別のルートからの参入を検討しています。
実際「ユウキトークルーム」のような相談サービスはコロナの影響もあって今需要が高まっているようです。
また、SEOの継続的な強化を図るため、契約可能な専門業者を探しています。
(目安として月々30000円を1年。効果が無ければ途中で止められる業者)
ただ今、地域の障がい者施設や高齢者施設に置いてもらうためのチラシを製作中です。
9月は大阪(開催済み)、11月は東京でオンライン塾経営者とのお話し会の実施が決まっています。
私費投入で始めた事業ですが、それも尽きつつあります。事業を継続するため、諸経費の応援もよろしくお願いします。
【資金の使い道】
福利厚生制度参入費 60000円
SEO対策業者委託 30000円×12ヵ月
HP作成、チラシ代、起業に関する諸経費 500000円
事業継続応援 400000円
クラウドファンディング手数料
リターンをまとめました。お米に関しましては下記の説明をご確認ください。また、相談とHP掲載に関しましては各リターンの内容でご確認願います。
【お米について】
株式会社ALULLA代表の三浦茂登江さんからお譲り頂くお米です。
京都西山の山のミネラル豊富な地下水を利用し、大原野の自然豊かな場所で育ったお米。稲を収穫した後、その藁ともみ殻を田んぼに戻し肥料として活用し、循環型農業を実践されています。通常、限られた方のみに販売しているお米を今回は特別に提供して頂くことになりました。
今秋収穫されたコシヒカリまたはキヌヒカリを精米してお届けします。
お米に関する食品表示はお届け商品のラベルに表記しておりますので、商品開封前にご確認いただきますようお願いします。
株式会社ALULLA
人の心と体に直結する食の源である農業を応援し、地元の京都で収穫している京野菜、筍、お米、皮膚によいと伝わる四季ごとの植物の入浴剤などの販売をしています。今後、地域活性化や新しい形でのコミュニティー作りを目指す期待の企業です。
2022年9月 施設訪問、チラシ配布
トークイベント開催
2022年10~12月 福利厚生制度参入 SEO業者依頼 福祉事業者訪問
2022年11月 トークイベント参加
余談になりますが「ユウキトークルーム」のユウキは息子の名前からとりました。息子がダウン症であったお陰で私の視野は広まり、様々な経験を積むことができています。息子への感謝と敬意をサービス名に込めました。
「ユウキトークルーム」は、コロナの影響でコミュニティーへの参加が難しい人にも利用していただきたいです。
相談を受けるのは今のところ私1人ですが、障がい者の親として、高齢の家族に深くかかわってきたものとして誠実に対応します。私と話がしたい、とリピートして利用していただけるように頑張って参ります。
将来的には、相談者を増やすことを考えています。
どうか、このサービスが埋もれてしまうことのないよう、沢山の方のご支援をよろしくお願い申し上げます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る11月12日 お話し会 第2弾に参加します
2022/10/17 13:2811月12日、東京吉祥寺で開催されるお話し会に参加します。今回は華道家の永井先生とゴーゴー塾の野田先生の共催でおこなわれるイベントで構成は永井先生によるミニ生花教室とお話し会の2部制です。参加費無料(お花代500円のみ頂きます)、先着順(30名)でどなたでも参加できます。ご興味のある方は、まだ間に合いますので下記画像のアドレスにお申し込みください。 もっと見る
9月30日 トークイベントを開催しました
2022/10/17 13:099月30日クレオ大阪南にてトークイベントを開催しました。東京でオンライン学習ゴーゴー塾を経営する野田先生とのコラボトーク。テーマは「子育てからの自分育て」でした。ダウン症の息子に関する話に始まり、毒親や高齢者の看取りまで、話は子育てから大きく膨らみ(笑)ご参加頂いた方は、それぞれの状況に照らし合わせ私たちの話を興味深く聞いてくださったようです。開催した私たちにとっても大変有意義な時間でした。ご参加いただきました方々、ありがとうございました。 もっと見る
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