▲ご挨拶とプロジェクトの立ち上げについて▲
GREENJAMは2014年に兵庫県伊丹市昆陽池(こやいけ)公園で始まった入場無料の野外音楽フェスティバルです。この度、会場を隣町大阪府池田市猪名川運動公園に移し、コロナ渦を経て3年振りに開催いたします。
2014年当初、30歳前後の地元の仲間達と「ちょっと豪華な自分達の野外祭りを開催出来たら楽しそう」といった程度の気持ちで始ったGREENJAMは、5年後には延べ来場者数25000人、イベント関係者1000人にも及ぶ、自分達も到底想像もし得なかったお祭りになりました。
「当日は遊びたいから設営だけ手伝うわー!」という方々が毎年メインステージを作って下さっています
イベントが大きくなればなるほど、ついつい忘れられてしまいがちですが、「自分達の野外祭り」という当初の言葉通り、本イベントはメインステージに出演されるアーティストと音響さん以外に殆どプロは入っておらず、このイベントに必要となる「お金」「物」「人」、それら殆どが、子供から大人まで多種多様な市民の皆さんによる手作りと持ち寄りで成り立っています。
2014年の初開催時に「兵庫県ふるさつづくり青年隊補助金」を活用させて頂いて以降、公的資金を頂けた事もありません。本イベントの開催に必要な約2000万円弱のお金や、何百人という労力と時間は、多くの方々のこのイベントへの想いと表現で成り立っているのです。
それを私たちは「市民表現」と呼び、本イベントを「市民表現のプラットフォーム」と位置付けると同時に、それこそがGREENJAMの最大の価値だと信じております。そして、私たち自身がその市民共同創作フェスティバルという本イベントの本質的価値に魅せられ、世代やジャンル、表現クオリティといった事に関わらず、どの様な表現と想いでもこのプラットフォームに関わって頂ける様に、本イベントを「商品」とはせず、必要であるとか必要でないとか、ダサいとかダサくないとか、そういった本来、来場者さんに向けて【「質」を担保しなければならない】という興行イベントの絶対的な部分の優先順位を下げる為に【入場無料=GREENJAMは商品ではない】ことに拘り続けています。
幼稚園の園児たちが作った会場装飾物で遊ぶ子供達
つまり、本イベントは自治会祭りなどで、お母さん達がフランクフルトを焼いている、たこ焼きを焼いている、ゲームブースをやっている、そんな地域のお祭りと全く同じ構造です。
もっと美味しいフランクフルトやたこ焼きはお店に行けばあります、もっと楽しいゲームはアミューズメント施設に行けばあります、けれども私達は本イベントに関わる全ての人たちを「表現者」と捉え、「私達の祭り」とする事に絶対的な豊かさを感じ、その必要性を信じているのです。
3年振りに開催される市民フェスティバル「GREENJAM」に、今年も多くの方々に表現者として関わって頂きたく本プロジェクトを立ち上げました。
ぜひ本プロジェクトを通して、3年ぶりに開催されるGREENJAMに皆様の表現を持ち寄って頂けますと幸いです。
【資金の使い道】
・会場備品類費用
・スタッフ食事費用
・campfire手数料
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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