御柱のリターンを買っていただいたみなさま!御柱のリターンを検討させているみなさま!そうでない方も、お待たせしました!サウナの壁、床、天井に使う木材が決定しました!!これから古民家サウナコロクを支えてくれる一部になるかと思うと、肌触りも香りも、格別に思えてきます。親バカになった気分です。今回使う木材は、色々悩んだ結果”檜(ひのき)”を使うことにしました。杉やヒバも考えましたが、杉は肌触りが荒くなってしまう点、ヒバは香りが強くなりすぎてしまう点を懸念して、肌触りが良く、香りが強すぎず、耐久性に優れた檜を選びました。〈今回選んだ檜材の詳しい特徴〉■節(ふし、茶色い斑点のような模様の部分を指す)[普通]多くも少なくも無いグレードです。大工のアダムさんが、生きた節、死んだ節を見極めて、完成後に節が取れて穴が空いてしまったり、節がありすぎて落ち着かない空間にはならないように、バランスを取ってくださいます!実際に使用する木材の写真。節の量はこの程度です。■反り[少なめ]木材は湿度によって、収縮と膨張を繰り返します。この特性によって引き起こされるのが、木の反りや空き(すき)です。今回の工法は、分厚い木を一本一本隣り合わせてそのまま壁にする工法なので、木の反りや空きは、気密性が大事なサウナには致命傷になりかねません。今回のように木材を壁などに使用する際は、できるだけ乾燥をさせることで施工後に木が動かないような加工を行います。ですが、完全には木の動きを止めることは難しいため、念には念を入れて、木をつなぎ合わせる際には、間に一本細い木材を入れることで、隙間ができても気密性が守られるように施工していただきます。誇張したイメージ図、木が空いてしまっても、外気が入りにくい作りに実際の木材ではこのメモくらいの深さの溝を掘り、木を噛ませます早く実物を皆様に見ていただきたいので、引き続き頑張ってまいります!
古民家 の付いた活動報告
サウナの施工をしていただく大工さんが決まりました!今回サウナの工事を行っていただくことになったのは、アダムさんという方になりました!アダムさんは、カナダで生まれ、日本に移住してから早20年、現在大工の棟梁として腕を振るう日々を送っています。以前から、設計担当のアンドレアと面識があり、一緒に仕事をしてみたいと話していましたが、なかなかその機会が得られないままでいました。ですが、今回古民家コロクのお話をしたところ、是非参加したい!と快くお返事いただき、引き受けていただくことになりました。もちろん、大工さんとしての知識は格別!アダムさんとお話をしていると、木材への愛情を人一倍感じられ、日本文化、日本建築にどっぷり浸かっていることがとてもよくわかります。サウナだけでなく、古民家の改修もお任せしたいと考えています!アダムさんの経歴カナダのカールトン大学の工業デザイン科卒業建築デザインの会社に就職(3年)韓国や中国などアジアをめぐる旅へ(1年)ワーキングホリデーで来日!来日後、半年間保育園で働くそんなある日群馬県の法久(ほっく)集落を訪れ、その魅力の虜になり、ワーキングホリデーの予定を延長することを決意し、法久集落での暮らしをスタートしました。ここからアダムさんの大工人生が始まることになります!家の解体の手伝いをすることになり、解体した後の木材をもらったアダムさんは、木材の組み方の技巧に衝撃を受け、古民家の魅力と日本の大工の仕事に興味を抱くようになりました。大工の斎藤光男さんの元で3年間しっかり修業し、独立。現在は、群馬だけでなく長野の工務店などから声がかかり、古民家改装から修繕、新築まで手がけています。最後に日本の伝統工法をこよなく愛すアダムさんには、安心してサウナと古民家の改装施工を任せることが出来ます。完成がとても楽しみです!!