はじめに・ご挨拶
ページをご覧いただきありがとうございます。
三重県伊賀市 上野天神祭のダンジリ行事を運営支援している、上野天神祭地域振興実行委員会です。
このプロジェクトで実現したいこと
三重県伊賀市の伝統的な祭である「上野天神祭」
コロナ禍および人手不足等の問題により、運営に係る資金が不足しています。
400年の歴史を未来へ繋げ、3年ぶりのダンジリ巡行の成功のために、皆さんのご協力をよろしくお願いいたします!
上野天神祭とは
上野天神祭は江戸時代前期の1660年(万治3年)旧暦9月に再興された祭礼です。
神輿と、百数十体の鬼行列、そして絢爛豪華なダンジリ行列が巡行します。
全国的にも珍しい鬼行列を目当てに、国内外からたくさんの観光客が訪れています。
子どもは泣き叫び、大人は驚き、笑顔になる鬼行列。
大きく暴れ回るひょろつき鬼は祭の人気者です。
そして後に続くダンジリ行列。9つの町による絢爛豪華なダンジリが、優雅な祭囃子を奏でながら進む姿は圧巻です。
2017年にはユネスコ無形文化遺産にも登録され、伊賀市を代表する秋の祭として、
コロナ禍前は日本中からの観光客はもちろん、海外からのお客様も多数来ており、大いに盛り上がりました!
プロジェクトを立ち上げた背景
しかしその一方で当祭は、資金不足や人手不足の問題と直面しています。
当祭は、障がいのある方や車いすの方、ベビーカーに乗った赤ちゃん、杖をついた高齢の方も多く見られます。
来客数が増えると、それに比例して皆様の安全を守る警備費用やごみを片付ける清掃費用も増えていきます。特に警備費用は、昨今の人件費の値上がりの影響もあり、年々大幅に増加しています。
また、新型コロナウイルス感染症対策のための警備員の増員、消毒液や検温器等の消耗品費・備品費の増加もあり、運営はとても厳しくなっています。
さらに、伊賀市は少子高齢化が進んでおり、各町の人口も減っています。祭の担い手がおらず、市内の事業所様や大学生、ボランティアの皆様にだんじりの引き手をお願いしているというのが現状です。
「今の子ども達が大人になったとき、上野天神祭を自分の子どもに見せてあげられるのか?」
「このままだと上野天神祭はいつか開催できなくなってしまうのではないか…」
私たちは常にそんな危機感を抱いています。
江戸に始まり、令和まで残っている伝統文化をこのまま無くしてはいけない。
伊賀市民みんなの力を合わせて、これから先もこの伝統文化を残していきたいと考えております。
これまでの活動
我々 上野天神祭地域振興実行委員会は、上野天神祭のダンジリ行事の運営を支える団体です。
伊賀市、上野文化美術保存会、(一社)伊賀上野観光協会、上野商工会議所、上野西部地区住民自治協議会、東部地域住民自治協議会、上野南部地区住民自治協議会、伊賀上野商店会連合会、三重県伊賀建設事務所から構成されている組織です。
主に下記の事業を実施し、上野天神祭ダンジリ行事の安全な遂行に努めています。
(1) 上野天神祭ダンジリ行事の円滑な遂行のための総合調整に関すること。
(2) 市内外に向けての情報発信に関すること
(3) 市民並びに観光客の安全確保のための警備等に関すること。
(4) 街中の環境保全のための清掃等に関すること。
(5) 物産販売やイベント等、地域振興の推進に関すること。
(6) 道路通行止めや駐車場の確保に関すること。
(7) 地域文化の振興及び円滑な巡行遂行に関すること。
(8) 前各号に掲げるもののほか、事業の運営に必要な事項に関すること
過去にもクラウドファンディングを実施・達成しており、皆様から温かな支援をいただきました。
当時ご支援いただいた皆さま、誠にありがとうございました。
コロナ禍で近年は中止となりましたが、支援の際にいただいたメッセージはすべて大切に保存し、委員会一同で読み返しては、次回の祭に向けた活力をいただいておりました。
資金の使い道・実施スケジュール
今回のプロジェクトで皆様からいただいたご支援は、すべて今年の上野天神祭の運営費の一部として大切に使用させていただきます。
【主な資金の使い道】
・警備費(警備会社委託費・標識設置費)
・看板設置費(通行止看板作成、設置費)
・広報費(チラシ、広告費)
巡行中は観覧客が密集し、事故やケガの危険性が非常に高まります。そのためご支援金の多くは、安心・安全を確保するための警備費用、町の清潔を保つための費用に充てさせていただきます。
天候等の理由から止む終えず中止になった場合においても、上記祭の開催準備費用は発生するため、返金することはできません。ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。
【実施スケジュール】
・令和4年9月9日 くじ取式(だんじり巡行順番選定)
・令和4年9月28日 上野天神祭地域振興実行委員会会議
・令和4年10月21日、22日、23日 上野天神祭ダンジリ行事
リターンのご紹介
今回のクラウドファンディングは「寄付型」ですので、ご支援いただいた方へは、心をこめてお礼状を送付させていただきます。
伝統を未来へ
子どもたちのお囃子の練習の音色があちこちで聞こえ、夜風に乗って城下町を吹き渡るのは、昔から続く伊賀の秋の風物詩です。
これを決して絶やすことなく時代を超えて未来へ伝え、つなげていくことこそが、私たちの使命だと考えております。
コロナ禍において、3年ぶりの実施。祭に訪れた全ての方に安心・安全に良い思い出を残していただく準備を整える必要があります。資金難と人手不足、この問題は上野天神祭だけではなく、伊賀市全体で考えていかなければならない重大な問題です。
上野天神祭を後世に残すには、今の私たちには力だけではなく、皆様のお力が必要です。
運営費、特に警備や清掃にかかる負担は年々増加しており、負担をしている当委員会の重荷となってのしかかっています。
当祭の歴史を絶やすことなく、祭に訪れた全ての人に安心して見物いただくために、皆さまのご支援を仰ぎたく思っております。
100年先も、時代を超えて上野天神祭の歴史を繋げたい。
どうか、応援をよろしくお願いいたします。
<本プロジェクトについて>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
上野商工会議所は非営利法人ですが、このクラウドファンディングを支援することで、支援者が税制優遇を受けることはありません。
最新の活動報告
もっと見る上野天神祭開催! ありがとうございました!
2022/10/25 10:2510月23日(金)・24日(土)・25日(日)、コロナ禍を経て実に3年ぶりとなる上野天神祭のダンジリ巡行が行われました!3日間とも晴天に恵まれ、3日間合計で10万人のお客様にお越しいただきました。子どもから大人まで元気一杯の神輿が先頭を歩き、鬼達が見物客を楽しませながら登場。目の前に迫ってくる鬼の姿に子ども達は泣き叫びます。そして、優雅なお囃子の音色と共にダンジリが続きます。今回のクラウドファンディングにご協力をいただきました皆さまへ、深く御礼申し上げます。11月中に、上野天神祭地域振興実行委員会より、心を込めて御礼状をお届けいたします。伊賀上野の秋の伝統を絶やすことのないよう、引き続き上野天神祭の振興と発展に取り組んで参りますので、今後とも相変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。上野天神祭地域振興実行委員会 もっと見る
3年ぶりの上野天神祭が始まりました!!
2022/10/21 14:43本日より3日間、上野天神祭が始まりました!本日は快晴に恵まれ、明日・明後日の2日間も、今のところは雨天の心配はなさそうです。クラウドファンディングは昨日終了いたしました。目標を上回る金額を達成することができましたことを、改めて、ご支援いただいた全ての皆さまに感謝申し上げます。本日は宵々山です。だんじり会館に展示されていた3基のだんじりが曳き出され、自町に帰り展示されました。夕刻にはだんじりに飾られた、雪洞・提灯に灯がともされます。明日10月22日 (土)は宵山です。午後2時から4時まで、鬼行列がほら貝と太鼓の音とともに三之町筋を練り歩きます。 また、だんじり昼の巡行は、午後1時から4時ころまで行われます。夕刻の午後6時からは、ローソクの明かりがともった提灯を揺らしながら、だんじりが巡行します。お囃子の音色と雪洞の灯りが美しく、昼間とは違った雰囲気を楽しむことができますよ!10月23日(日)は神幸祭です。午前9時ころ、城下町の東端『東の御旅所』(上野車坂町)を出発し、神輿行列を先頭に、鬼行列、9基のだんじりが続きます。3年ぶりとなる上野天神祭。盛大な開催となるよう、実行委員会一同、尽力して参ります。皆さまのお越しをお待ちしております! もっと見る
上野天神祭まで、残り1週間!!
2022/10/17 16:00こんにちは!プロジェクト達成後もあたたかなご支援を頂き、誠にありがとうございます。上野天神祭までいよいよ1週間を切り、伊賀上野の町はお祭りムードが漂っています。先日10月8日(土)には「伊賀上野灯りと忍びの城下町」が行われ、灯りで彩られた城下町の中、お囃子の公開練習が行われました。秋の夜風に乗ってお囃子の音色が響き渡り、町歩きを楽しむ人々は立ち止まって耳を傾けていました。現在上野天神祭公式サイトでは、お祭り当日の行事予定を公開しています。だんじりが今どこにいるのかリアルタイムで分かるマップも公開中ですので、ぜひチェックしてみてくださいね!当日は交通規制も行われますので、交通規制マップも併せてご覧ください。 もっと見る
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