2022/10/27 09:59

10月22日(土)に,愛農かまど火入れ式&ご飯会,成功裏に終了しました。山女原にお住まいの方々がたくさん来てくださいました。愛農かまどワークショップの講師として来てくださった森川さん,サポートスタッフとして来てくださった古井さんも駆けつけてくださいました。森川さんは早めに来ていただいて,かまどの面倒を見ていただきました。リターンで招待した甲賀市役所の方,棚田ボランティア事務局の方,かまどワークショップに参加した方も来ていただいて,総勢20名近くになったんではないかと思います。夫婦や子連れで参加していただいた方もいらっしゃいました。

当日のための準備として,カミさんの親類がつくった脱穀したばかりのあきたこまち,比内地鶏の手羽先などを用意していました。これに加えて,講師の森川さんが鯛を,招待された方がピザを差し入れてくれました。鯛めしを羽釜で,鯛の頭で出汁をとり地元さんのこんにゃくと椎茸を入れた味噌汁を大鍋で,手羽先とピザはオーブンでつくりました(鯛の骨取りは山女原の方にやってもらっちゃいました)。

愛農かまどは,「こんなに細い枝で,こんなに少なくていいの?」と思うほどの少量の枝(いわゆる「柴刈り」の柴)で焚けることを実感しました。ややもすると,太い枝を入れ過ぎてしまって,火が消えかかったり火力が強くなり過ぎたりしますので,「できるだけ少ない枝で火を焚く」練習が必要だと感じました。あっという間に炊けてしまった鯛めし3キロ!

羽釜のごはんは,火をチョロチョロ焚き始めたと思ったら,あっという間に炊けてしまいました。5升炊の羽釜に2升(20合=約3kg)のコメですよ…。おそらく20分もかからなかったと思います。これにはキツネにつままれたような感すらしました(この古民家周辺にキツネがうろうろしていますし笑)。

オーブンでは,比内地鶏の手羽先,ピザを焼いてみました。手羽先は皮はパリパリ,中はしっとりとローストされ,ピザはチーズはとろとろ,生地はパリッと焼き上がりました。オーブンは熾火にしてから,つまり十分に予熱してから,焼きたいものを入れるのがポイントのようです。手羽先を普段は食べない方もおいしいと食べてくれたり,大釜でつくった味噌汁も鯛の出汁がよく出て,薄味でもおいしいと感心する方がいたりで,愛農かまどでつくるごはんはやさしくておいしいなあと思いました。

比内地鶏の手羽先,チーズとろとろのピザ,はちみつとチーズのピザもおいしく焼き上がりました