はじめに・ご挨拶
皆様、はじめまして。わたしは演劇ユニット フェルフェンで主宰をしております、役者の五十嵐絢美と申します。
一人ユニットですので、主宰・脚本・演出・出演すべてを自ら担っております。毎回オーディションなどで客演を招き、2018年の旗揚げから今まで年1ペースで都内にて舞台公演を行っておりました。
人の心に彩りを与えるような作品づくりをモットーに、大掛かりなセットや仕掛けに頼らず芝居で見せていくのがフェルフェンの特徴です。演劇をあまり知らない方でもわかりやすく、楽しんでいただける舞台を提供していくことを目指して活動しています。
【フェルフェン公式HP】
https://verven2018.wixsite.com/home
【フェルフェンTwitter】
https://twitter.com/verven2018
【五十嵐絢美Twitter】
【五十嵐絢美Instagram】
https://www.instagram.com/ayami.i.pictures
【五十嵐絢美BLOG】
このプロジェクトで実現したいこと
「はたして売れない役者が演劇だけで食べていけるのか?」これを体現しようと思います。今まで平行してやっていた仕事をすべて辞め、1年間シンプルに毎月公演で得た収益だけで生活していくことを目標にしています。
プロジェクトをやろうと思った理由
鬱になったから。これが最大の理由です。
演劇はお金になりません。そのため別で人材派遣のマネジメントとナレーター、MCなどの業務を掛け持ちして働いていたのですが、仕事のし過ぎでメンタルを壊してしまいました。
芝居だけがやりたくて、上京してこれまで十数年間一生懸命やってきたはずなのに。
一体わたしは何のために役者をやっているのかわからなくなって絶望し、生きることが辛くなってしまっていました。
でも、そんなときでも頭の片隅にずっとあった(演劇だけでやっていきたい)という気持ちが自分を奮い立たせました。
いつになったらできるのだろうではなく、こうなったからには今やるしかないと思い、一人芝居で12ヶ月連続公演という企画を立ち上げ現在の行動に至りました。
しかし、とにかくお金がないのです。これまでの公演での赤字補填で働き詰めでしたが、仕事を辞めることによって収入はゼロに。これはもうクラウドファンディングしかないと、一度は挑戦したいと思っていた今が逆にチャンスだと感じています。
わたしは、このフェルフェンで、2018年の旗揚げから今まで自分の力だけで舞台を創ってきました。
脚本も、演出も一人でこなし、出演もして、制作面も当日制作以外はほとんど自分でやります。
その中で思ったことが一つ。
それはやっぱり、良い作品を創るためにはお金が必要だということ。
毎回、お客様に喜んでいただくため、わたしにできることは最大限の努力を尽くしています。
でも、全部一人だと、稽古の時間だけでなく、上記のようにやることや考えることがいっぱいだからです。
舞台の公演で得られるものは、チケット代だけ。そこから劇場費やギャランティや制作費などに全部使います。
観客に優しいチケット料金。
これだけはわたしが自分で公演を打つ上で、妥協できないので仕方ないのですが、集客動員数が予想を下回ると、わたしのギャランティはほぼなくなります。
こんなに頑張っても、お金にならないなんて。
むしろマイナスになる。
だから、今後舞台をやるモチベーションをどうやって保っていけばいいのか悩んでしまいます。
もちろんお客様に感動していただける、作品を良かったと言ってもらえる、そんな喜びもあります。
でも、それだけでは持続的な創作はできなくなってしまいます。
資金繰りは、これからも演劇をやっていく上で、避けられない問題。
だから、応援してくれる皆さんからの支援を募り、一緒に作品を創っていけるようになれば、さらに良いものができるのではと考えています。
これまでの活動について
【2018年11月】フェルフェン1st performance「NOBANKA」@新宿眼科画廊 スペース地下
物語の内容は、お笑い芸人をメインに、夢を追いかける若者たちの青春群像劇です。本番中に一人出演者が倒れ降板となり、代役を立てて公演を行うトラブルに見舞われながらも、全8回公演で250名超を集客し、旗揚げから好評を博しました。
【2019年7月】フェルフェン2nd performance「ねずみの亡骸を抱いた猫」@ひつじ座
“孤独”をテーマに、秘密を抱えた少年少女が失踪した少年の父親を探すロードムービーです。初のダブルキャストでの公演を行い、ほぼ全公演満席での上演を実現しました。
【2020年2月】フェルフェン3rd performance「回遊魚たちのブルー」@新宿文化センター 小ホール
ある島に集まったアラサー女性4人のそれぞれの異なるドラマを描きました。この作品で新宿演劇祭に参加。1公演1時間1本勝負でしたが、1回限りの上演に関わらず130名ほどのお客様にお越しいただくことができました。
【2021年9月】フェルフェン4th performance「ゲンチアナ」@風姿花伝シアター
警察対反社会的勢力の攻防をめぐるミステリーサスペンスの物語を作りました。コロナ禍での公演ということで映像配信も取り入れ、来場数と視聴数を合わせて約400名という過去最大集客数となりました。
資金の使い道
手数料が引かれた分以外は全額、1年間の劇場利用料の内金に使用します!
実施スケジュール
フェルフェン2023年12ヶ月連続公演
五十嵐絢美の一人芝居チャレンジ
第1弾
フェルフェン23/01performance
「記憶の転生」
作・演出・出演:五十嵐絢美
2023年1/13(金)~1/17(火)
@新宿眼科画廊スペースO
前売・当日¥3300
【タイムテーブル】
1/13(金)14:00/19:30
1/14(土)13:00/18:00
1/15(日)12:00/15:30
1/16(月)14:00/19:30
1/17(火)14:00/19:30
全10回公演
〈あらすじ〉
「私は私で、私じゃない」
彷徨える記憶の宇宙の片隅で遠くから声がした。
何度も繰り返す孤独の中、
新しい自分に巡り合うことを祈って。
ーある過去の経験から今までの記憶を消したい女性科学者の記憶操作実験が始まった。しかしその中で女が見た世界線は歪な母の愛だった…。
▼チケット予約
https://www.quartet-online.net/ticket/verven2301
第2弾
フェルフェン23/02performance
「Blue on the Blue」
作・演出・出演:五十嵐絢美
2023年2/17(金)~2/21(火)
@新宿眼科画廊スペースO
前売・当日¥3300
【タイムテーブル】
2/17(金)14:00/19:30
2/18(土)13:00/18:00
2/19(日)12:00/15:30
2/20(月)14:00/19:30
2/21(火)14:00/19:30
全10回公演
▼チケット予約
https://www.quartet-online.net/ticket/verven2302
第3弾
フェルフェン23/03performance
「深淵に落ちて、逸脱」
作・演出・出演:五十嵐絢美
2023年3/10(金)~3/14(火)
@新宿眼科画廊スペースO
前売・当日¥3300
【タイムテーブル】
3/10(金)14:00/19:30
3/11(土)13:00/18:00
3/12(日)12:00/15:30
3/13(月)14:00/19:30
3/14(火)14:00/19:30
全10回公演
▼チケット予約
https://www.quartet-online.net/ticket/verven2303
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以下
第12弾まで続きます!!
リターンについて
フェルフェン2023年12ヶ月連続一人芝居公演の初回となる記念すべき第1弾公演・フェルフェン23/01performance「記憶の転生」(2023年1/13(金)~1/17(火)@新宿眼科画廊スペースO)にちなんだ特典&グッズをご用意いたしました。
【Aコース】1000円
★「記憶の転生」当日パンフレットにてお名前を掲載させていただきます。
【Bコース】1500円
★お礼のメッセージ動画をお送りします。
【Cコース】2000円
★「記憶の転生」サイン入り上演台本+ブロマイド付きセット。
【Dコース】3000円
★定点カメラで撮影した「記憶の転生」ゲネプロ公演映像を配信にて視聴できます。
【Eコース】5000円
★A〜Dコースのフルセットです。
(「記憶の転生」当日パンフレット名前掲載
+お礼のメッセージ動画
+「記憶の転生」サイン入り上演台本
+ブロマイド付きセット
+「記憶の転生」ゲネプロ公演映像)
【Fコース】10000円
★「記憶の転生」観劇チケット+Eコースのセットです。
(フェルフェン23/01performance「記憶の転生」2023年1/13(金)~17(火)@新宿眼科画廊スペースO「記憶の転生」お好きな日時に観劇できるチケット
+「記憶の転生」当日パンフレット名前掲載
+お礼のメッセージ動画
+「記憶の転生」サイン入り上演台本
+ブロマイド付きセット
+「記憶の転生」ゲネプロ公演映像)
最後に
わたしは何故、コロナ禍の厳しい社会情勢の中、演劇というハイリスクローリターンなことをやろうとしているのか?
ただ舞台がやりたいから?違う。
芝居が好きだから?違う。
いろんな理由を探してる。
でも結局、単純に変わりたいからなのかもなと思う。変わらなければ、と思う。
どう変わりたいかと言われたら、どう答えれば良いのかわからないが、
違う自分に出会いたい。
この、自分が生きている世界を少しでも好きになれる自分になりたい。
そのためには自ら動くこと以外に術がない。
待っていても、止まっていても、わたし自身は変わることができない。
つくづく感じる。変わらなければ。
今のわたしにはただ淡々と過ぎていく歳月が怖く、まるで記憶に残らない、単調な日々を過ごしていることにため息が出る。
少しでもこの場所から動かなければ。
もっと良い景色も見られない。
その前にある問題は山積みだ。
集客、売上、数字。イコール絶望的。
大人は全員わかってることだ。
それでもわたしは変わりたいと思ってしまうんだろうし、わたしは変えたいのだ。
誰かの人生を、生活を、思考を。
そう願うことでしか人の役に立つことができないからだ。
わたしが変われば、誰かの心が変わると信じるしかない。
人が変われば、止まっている時間をまた動かすことや、見ないようにしてきたことに目を向けることができたりもする。
そこに、わたしが変わる最大の意味がある。
自分だけのために頑張るのは、簡単だけど正直もうキツい。
変化こそが生きることだ。
変化こそが幸せに気づくための行動なのだ。
それがわたしにとっては舞台の上というだけの話。
変わりたい。
今までわたしは役者としてずっと悩み続けてきました、このままでいいのかと。でも、今回は人生を懸けてこの公演に挑戦します。後悔しないように生きることで、どこかの誰かに勇気や希望を与えられる人間になりたい。そして作品を通して、演劇の素晴らしさを伝えられるように頑張ろうと思います。どうか応援していただければ幸いです。よろしくお願いします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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