みなさま、はじめまして!
この度は、ビューティーサロン「Sala Japan(サラジャパン)」のクラウドファンディングページをご覧いただきありがとうございます!まずは、簡単に自己紹介をさせてください。
Sala Japanは、インドネシアバリ島・ウブドにある日本人経営のビューティーサロンです。
2015年7月からウブドでのサロン経営をスタートし、現在8年目を迎えました。メニューは、まつ毛エクステやネイル、フットマッサージ、フェイシャルエステ、ワックス脱毛など。海外旅行客はもちろん、バリ島在住のローカル女性、日本人、欧米人たちにも愛されるお店づくりにこだわっています。
異国の地で“日本と同じクオリティ”の美容サービスを提供するため、創業当初はスタッフ一同で悪戦苦闘。海外ならではのルールや資金繰りの問題、スタッフの育成など、さまざまな苦難を経て現在の「Sala Japan」をイチから築いてまいりました。
経営者であるEMIが常に心に留めているのは、「スタッフにずっと働いてもらえるお店」であり続けること。賃金や待遇面だけでなく、スタッフ一人ひとりの人生すらをも豊かにできる職場であるよう日々尽力しています。
<オーナーEMIのプロフィール>
高校卒業後、某人材コンサルティング会社に入社。経営管理分門で4年間従事したのち、コンサルティング業界で独立。その後、美容やIT業界をはじめとする多様な業種の会社を設立し、運営。2015年からは海外(インドネシア、ベトナム)へも進出し、現在はインドネシア・バリ島にてビューティーサロンも経営している。
コロナ禍で観光客が消えたバリ島ではさまざまなビジネスが破綻し、多くの人が職を失いました。
飲食店やサロンの外国人オーナーたちは、赤字覚悟でスタッフやお店を守るためにお店を開け続けていたり、やむなく一時的に店を閉じなければならない状況になっている人も。
さまざまなプレッシャーを抱えたことで自ら命を絶ったオーナーや、金銭的な問題で自ら命を絶ったローカルもいたほどです。
そんな中、Sala Japanは大切なスタッフとお店を守るために閉店にはせず、毎月なんとか日本から送金をし、赤字でお店を開け続けてきました。
Sala Japanの近くでも、コロナ禍の影響により売上がなくなり、いつ観光客が戻ってくるのかも分からない状況で、ショップやレストランは家賃が払えずどんどん閉めていきました。
辞めること、閉めることはとても簡単です。ですが、コツコツと積み上げたお客様からの信頼や、スタッフの生活を考えると、そう簡単に閉めることはできませんでした。
だからこそ、いつコロナが終わるかわからない状況で不安もたくさんありましたが、お店を続ける決断をしました。
インドネシア政府の指示により、ロックダウンをしていた時期もありました。
お店はどこも開けることができませんでしたので、私たちも店を一時的に閉めていましたが、そんなときに届いたのが常連客からの「ホームサービスをしてくれないか」「毎月の楽しみができなくなって辛いのでどうにかしてお店をこっそり開けてくれないか」という声。
その声を聞いたとき、「私たちの提供する美容が、現地のローカル女性や外国人を心身ともに支えていたんだな」と改めて感じました。
「なぜ、コロナになった直後ではなく「今」クラウドファンディングをやるのか?」
正直、コロナ禍になった直後は、日本でも大変な事態となっていたので、私自身も未来の先行きが見えず、、バリ島にあるビューティーサロンを続けていける自信も、覚悟もありませんでした。
そんな先の見えない状況の中で、クラウドファンディングをしてご支援いただいても、その応援を無駄にしてしまうのではないだろうか、と考えたからです。
コロナになってから今まで約2年半、何度もやめてしまおうかと思う厳しい状況でした。
しかし、毎月スタッフと遠隔でコミュニケーションをとり続けていくうちに、コロナ禍という大変な時代だからこそ、海外旅行客やバリ島に住むローカルの女性たち、そして創業時からのスタッフに愛されているこの店を残したいと思うようになりました。
みなさまのお力を借りて“この想い”を紡げたら幸いです。
どうぞみなさま、温かいご支援をよろしくお願いいたします。
人々の生活が一変したコロナ禍。
仕事やプライベートに大きな変化が生じた方も多いのではないでしょうか。同じように、遠く離れたバリ島でも幅広い業種・業態、それにかかわる人々の生活に影響が出ました。もちろん、Sala Japanもそのひとつです。
海外からの客足が遠のくなか、同一エリアのレストランやショップ、サロンは次々に倒産。経営者やスタッフ、その家族が途方に暮れる様子を間近で見てきました。
だからこそ、Sala Japanはあえて営業を続ける選択をしました。振り返ると、休業したのはロックダウン中の約1ヶ月間のみ。開店日数を減らしながらの時短営業となったものの、スタッフにはコロナ前と同じ給与を払い続けています。
このような決断に至った最大の理由は、家族のような存在の「スタッフの暮らし」をなんとしてでも守るため。
コロナ禍以前にも大きな問題は山ほどありましたが、それでもスタッフは休むことも、やめることも、文句ひとつも言うことなくいつも明るく元気に働いてくれました。
コロナ禍でスタッフにお店の継続を相談した際には、お互いを鼓舞するような力強い表情で「なんでもがんばるのでずっとこの店を続けてほしい」とまで——。
ビジネス観点でいえば人件費を下げて休業するのがセオリーかもしれませんが、大変な状況だからこそ彼女たちの居場所を残しておきたかったのです。
ロックダウンでお店を一時的に閉めていた時期もありましたが、再オープンした際に「お店を開けてくれてありがとう」という言葉を届けてくれたのは、スタッフだけではありませんでした。笑顔でお店のドアをたたいてくれたのは、コロナ前から通ってくれていた常連のお客様たち。海外に行けない、友達に会えない、仕事が減ったなど、さまざまな悩みや不安を抱えていたからこそ、憩いの場としてSala Japanを選んでくれたのです。
お客様から寄せられた声を少しだけご紹介させてください。
●バリ在住の日本人女性(バリ在住歴3年)
コロナ禍で気持ちがふさぎこんでいたとき、Sala Japanでまつ毛エクステをお願いすることに。いい香りで満たされた店内やスタッフとの他愛ない雑談、そしてぱっちり上がったふさふさのまつ毛。自然と気持ちまで前向きになれました。日本にいた頃と同じハイクオリティなのに、この価格設定はありがたいです。
●バリ在住のインドネシア人女性
一般的なサロンのように、押し売りがないので安心して通えます。コロナ禍でも価格はそのままなのが嬉しいですね。毎日頑張る自分へのご褒美として、定期的に通っています。
ローカルの女性が気軽に通えるような価格帯で、日本の材料で同じクオリティの施術を提供している当店。バリ在住の日本人女性の方々からは、「この値段でここまで高い品質って……一体どうやって経営しているの!?」なんて驚かれることも(笑)。
マツエクのクオリティを守るために、もっとも重要な役割を担う「接着剤(グルー)」は毎月日本から直接輸入。使用期限内のグルーが残っていても破棄しています。
たしかに利便性の高い立地(繁華街からほど近い場所にあります)や施術内容だけ見ると、今よりも価格を上げるのが妥当なのかもしれません。
しかし、それが分かっていてもなお現在の価格設定にしているのは、やはりバリに住む女性の“憩いの場”でいたいから。仕事でミスをして落ち込んだ日、愛するパートナーに久しぶりに会う日、疲れた体をご自愛してあげたい日——そんなさまざまなシーンで、ローカルの女性たちに思い出してもらえるお店でいたいのです。
<支援金の使い道>
・店舗の運営、リノベーション
・スタッフの技術向上にかかる研修費用
・5年分一括払いの家賃の支払い(2023年2月更新予定)
みなさまよりいただいた支援金は、上記の目的で大切に使わせていただきます。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
こちらは、先日行われたジェルネイルのスキルアップ講習会の様子です。
コロナ禍の影響がまだ続いているため、現在は期間限定での開催となっていますが、新しいネイルデザインを楽しみにしているお客さんのため、そしてスキルアップを楽しんでいるスタッフのためにも、クラウドファンディングで集まったお金を講習会に使わせていただきたいです。
SalaJapanは、2023年7月に創業9年目を迎えます。
ここまでお店を続けてこられたのは、ひとえに海外から訪れてくれる観光客やローカルの女性たち、そして創業時から苦楽を共にしてくれたスタッフのおかげです。
店舗の賃貸契約が(5年)更新のため、来年は大きなターニングポイントとなります。
その際は、お店をリニューアルするだけでなく、バリ島のスタッフを増やすことで雇用を増やしてバリに貢献したいと思います。そして、一人でも多くのお客さんを笑顔にできるように頑張っていきたいです。
Sala Japanがこれからも女性たちの笑顔を生み出す場所でいられるよう、ご支援いただけますと嬉しいです。
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