お世話になります。
森の蔵農園の商品や活動について
興味を持っていただき、また、応援をしてくださる皆さまに
深く深く感謝申し上げます。
森の蔵農園の商品は、
ありふれた情報社会の中で、本を購入して
チョット分量変えてオリジナル仕様にしよう。
パッと作ってみて、
「いいじゃん。商品化しよう。」
というような経緯で作られた商品ではございません。
Satsuma「みかんジャム」
こちらも10年ほど時間がかかり、
今の形になりました。
「いつか皆さまの目に入る時が来たら、食べた瞬間に感動してもらおう。その時まで小さな失敗を繰り返して、できるだけ企業並みの信頼をもらえるように頑張ろう。」
と思ってそれまでは、地道に反省を繰り返し、続けてまいりました。
農家は食品加工業のプロの力には到底足元にも及びません。
ですが、大量生産できないからこそ、できる表現ができると信じて参りました。
加工の勉強を始めた時には、私は乳飲み子がいました。
授乳しながらいろんなテキストを読んでいたのを今でも思い出します。
そこから10年。
更にもう一人増えて子供4人になりました。
旦那が出張に出たことをいいことに、夜な夜な台所で試作を繰り返していました。
商品化しなかったものもたくさんあります。
だからこそ、柑橘の特性が分るようになりました。
活かし方が分かるようになりました。
商品化しなかったもののおかげで、その知識を商品化した製品に全て反映することができました。
その苦労が、商談会に出た時にいただいたトップ企業様の名刺の数だと思っています。
試食していただいたバイヤー様の目が忘れられません。
グロサリー課バイヤー様には嬉しいお言葉を頂戴したのが忘れられません。
「いい仕事をしているね。よく頑張ったね。」
ですが、まだ私の力不足なんです。製造量が限られてしまう。
これまで追求していた「味」は、次は「製造量」への課題に変わっていきました。
大きくなるためにはまだまだ、勉強が足りません。財力も足りません。生産量も足りません。
目指す商品棚に向かうため、情報量と質。
この勉強をしていく必要があると、今の私の方向性が定まったところです。
一つ一つのチャレンジが、皆さんに支えられ、私の力になっています。
皆さまに支えられています。
ありがとうございます。
すみません。
公開日記のような活動報告になってしまいました。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
森の蔵農園
高橋さやか