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Made in Japan ! 岩手のシャツ工場と熟練の技術・雇用を守ろう!

日本の縫製業は、低賃金のアジアの工場に押され、今や国内シェアは減少しています。 さらにコロナ禍のリモート推奨の影響でビジネスウェア市場は縮小し、ワイシャツ工場は次々と廃業に追い込まれました。私たちテムジン・ジャパンは、閉鎖された工場を引き継ぎ、技術と雇用を守るプロジェクトに取り組んでいきます!

現在の支援総額

26,600

26%

目標金額は100,000円

支援者数

3

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/09/15に募集を開始し、 3人の支援により 26,600円の資金を集め、 2022/09/30に募集を終了しました

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現在の支援総額

26,600

26%達成

終了

目標金額100,000

支援者数3

このプロジェクトは、2022/09/15に募集を開始し、 3人の支援により 26,600円の資金を集め、 2022/09/30に募集を終了しました

日本の縫製業は、低賃金のアジアの工場に押され、今や国内シェアは減少しています。 さらにコロナ禍のリモート推奨の影響でビジネスウェア市場は縮小し、ワイシャツ工場は次々と廃業に追い込まれました。私たちテムジン・ジャパンは、閉鎖された工場を引き継ぎ、技術と雇用を守るプロジェクトに取り組んでいきます!

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◆初めに・ご挨拶◆

こんにちは!私たちは、岩手県奥州市の江刺にある、縫製工場の社員です。このプロジェクトにようこそおいでくださいました。 

◆テムジン・ジャパンについて◆

私たちは長い間、この江刺の縫製工場で働いてきましたが、2年前、コロナ禍によるビジネスウェア市場の縮小により、工場が閉鎖に追い込まれてしまいました。でも私たちの技術や作る製品のすばらしさを、このまま無くしてしまうわけにはいかない。もっと多くの人々に、この良さを知ってほしい。 生きる希望も失いかけた私たちの再起をかけて立ち上がったのが、今の私たちTemjin-Japanです。これから私たちのプロジェクトについてお話しさせていただき、ご賛同いただける皆さまよりご支援いただけますと幸いです。 

 メイドインジャパンのすばらしさ、奥州市の雇用救済、岩手の魅力発信のために始まったのが、私たちTemjin-Japan(テムジン・ジャパン)の新プロジェクトです!

※6月から開始したキャンプファイヤーでのプロジェクトには、未熟な内容であったにもかかわらず多くの方にご支援を賜りました。大変感謝いたしております。本当にありがとうございました。私たちはその経験を踏まえ、様々な点に改正を加え、魅力的なリターンをスタッフで検討し、毎月ご紹介していきたいと思います。

◆会社の背景◆

Temjin-Japan (テムジン・ジャパン)は、旧花菱縫製の江刺工場閉鎖に伴い、職場を失った熟練従業員たちの中から有志が集まり立ち上げました。当初から顧客が少なく、売り上げもなかなか上がらずに赤字経営が続いており、今、再び閉鎖を余儀なくされる寸前です。私たちは、工場の存続を守ろうとなんとか現在まで努力してまいりましたが、なかなか良さは伝わらず、事業展開にも試行錯誤の真っ最中です。私たちは、工場にある貴重な日本の生産技術、熟練の技を失いたくありません。これからもずっと、歴史あるこの工場を潰さずに、この地から本当に良いものを生み出し続けたい。私たちの地元の工場が持つ良さと、そして地域の雇用も一緒に守るため、この工場再生プロジェクトを立ち上げました!

※テムジン・ジャパンのHP →http://temjin-japan.com/

1935年(昭和10年)、紳士服・婦人服イージーオーダー縫製加工業として、埼玉県さいたま市岩槻区に創業した花菱縫製株式会社。花菱は、スーツの紳士用パンツ、ベスト、また制服やワイシャツなども製造して徐々に業容を拡大していきました。その中でも、岩手にあった花菱江刺工場では、創業当時から主に紳士用パンツとワイシャツ縫製で営業を続けてきており、当地でも知名度を有し安定した操業を続けていました。

ところが2020年から世界に大打撃を与えてきた新型コロナウイルス感染の拡大によって、外出自粛やリモートワークの促進などに伴いスーツやシャツの着用機会が減り、受注量が落ち込んでいきました。そしてとうとう工場閉鎖を余儀なくされてしまったのです。Temjin-Japanは、この旧花菱縫製の岩手・江刺工場の形態を2021年より引き継ぎ、男性用ワイシャツのオーダーメイド受注をメインに操業を再開。売り上げを伸ばすだけでなく、メイドインジャパンの丁寧な技術や信頼できる仕上がり、上質なシャツの魅力を広げようとこれまで努力してまいりました。

江刺工場の様子 

 

◆プロジェクトとSDGsの概念◆

日本の小売市場で売られている衣料品の、約 98 % が海外からの輸入です。

※環境省HPより転用 https://www.env.go.jp/policy/sustainable_fashion/

日本の縫製業界はアジアの安価な労働力による低価格商品の大量生産に押され、次々と廃業を余儀なくされてきました。

そして安価に大量生産された服の多くは、着られることの無いまま多くが廃棄され、これによる環境への負荷が大きな問題となっています。

クレリックシャツはじめ、お好みの生地、角度、襟の好みやボタン、糸の種類など自由にオーダー可能です。 

◆私たちの地域の紹介◆

岩手県奥州市は大リーグの大谷翔平選手の母校で一躍有名になりました。

古くは奥州藤原氏のゆかりの地でもあります。

また南部鉄器の産地でもあり、魅力あふれる日本のモノづくりが根付いた地域です!


◆奥州市は南部鉄器の町

鉄瓶は、今や世界でも大人気の日本工芸品です。17世紀ごろから奥州市始め岩手県から生み出されてきた鉄鋳物ですが、茶釜や急須、鍋、そして一番有名なのが南部鉄瓶です。お茶の道具としてだけでなく、生活用品としても、古くから私たちの生活に馴染み深く愛用されてきました。鉄瓶で沸かしたお湯は、まろやかで甘みがある、とよく言われますが、鉄瓶内部で水が軟水化するので、優しく飲みやすくなるといわれています。

南部鉄器製造工房(溶かした鉄を、北上川の砂と、粘土で作った型に流し込みます)

また、南部鉄器だけでなく、岩手には世界遺産に登録された中尊寺と平泉の文化遺産もあり、建築遺産が数多く残されています。自然も多く、懐かしい田舎の風景が溢れる中、私たちの工場の近くには東北新幹線が走り、はやぶさが田んぼの真ん中を滑走します!袖の刺繍。自分だけの一点ものシャツは、愛着が湧きます。  また、コロナ禍で疲弊する地域経済の再生も非常に重要な問題であり、多くの業界でも積極的に取り組んでいくべき課題になっています。コロナ渦でも、コロナ渦だからこそ、人の雇用や地域の活性化にも繋げて行けるような経済活動を私たちは目指しています。

はやぶさとこまちの連結!! どこか懐かしく、優しい田園風景に囲まれています。

 そして、ここ江刺水沢は、ロケ地にもなったところで、JRの水沢駅構内にもロケ地の紹介コーナーがあります。また、地元で採れるリンゴや野菜が新鮮で、ジュースや総菜、お菓子にもなって売られています。他にも饅頭やゆべしなど、おいしいものが豊富です!東北の人たちは少し寡黙なところもあると思われるかもしれませんが、心の温かい、人情味溢れるまじめな人柄が、日本の「いいモノ」作りに影響しているかもしれません。また、奥州市には、国立天文台・水沢キャンパスがあることはご存じですか?月をはじめ多くの天体の研究がなされ、シアターや巨大アンテナ、電波望遠鏡など見どころの多い宇宙遊学館がこの水沢にあるのも、星がたくさん見える奥州市ならではです。

工場内では毎日、たくさんのミシンや機械が稼働しています。 

工場での作業の様子 トレボットーニ(三つボタンデザイン)のシャツも、オーダーメイドならでは。 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!みんなでMade in Japanを守り、Sustainable Fashionを盛り上げてまいりましょう!



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