「子連れで気兼ねなく食事ができるカフェを作りたい」「木をふんだんに使った居心地のよい空間にしたい」2015年4月、私たちは「子育てカフェaona」をオープンしました。その際、店内のテーブルや椅子、什器などの制作を一手に引き受けてくださったのが湧口さんです。街なかで伐採された材を使っていますから、樹種もさまざま。種類によってこんなにも色や木目、手触りが違います。店内はちょっとした「街なか木材」の見本市のようでもあり、どこかの森か林のようでもあり。aona店内、テーブル席(桜とエノキのテーブル、椅子はカキ、モッコク、サクラ、スダジイ、エノキ、クリ、カキ)250㎡超という広い店内は27畳の座敷と無垢のフローリング。靴を脱いで上がるので赤ちゃんがハイハイしても気になりません。小さいお子さんたちにはテーブルや椅子にたくさん触れてもらって、木のあたたかさを感じてもらえたらいいなと思っています。aona店内、お座敷スペースあるとき、親しんでいた木が伐採されてしまったことを残念に思っていた方が、実はその木がテーブルとなり「カフェaona」にあることを知り、わざわざ訪ねてこられたことがありました。久しぶりの「再会」に、その方はとても嬉しそうだったと聞いています。「いまここにあるものでつくる」という湧口さんのお仕事の素晴らしさを、あらためて感じたエピソードです。aona店内、物販スペースの欠けがあるエノキのテーブル街なかの木々を活かす事業は手間も時間もお金もかかり、決して効率がよいとものではありません。しかし、開発に伴うさまざまな思いを受け取り、前向きで豊かな未来を提示することができるという意味では、最善の方法のようにも思えます。だからこそ私は湧口さんの事業を応援したいし、よりたくさんの人達に、その豊かさを実感してほしいと願っています。新拠点での新しい展開も大いに期待しています!NPO法人ちょうふ子育てネットワーク・ちょこネット理事長竹中裕子aonaのプロジェクト進行中に近くで伐られていたクスノキもお店作りに活用しました。aonaで使ったクスの製材調布子育てカフェaonahttps://cafeaona.jimdofree.com/





