2022/10/22 09:00
今回のリターンで選べるコーヒー豆3種について

頂いたメッセージの中で「どれが自分の好みの豆か分からない」というお言葉を頂きました。リターンの説明に全てを書ききれておらず申し訳ございません。

当店の通販サイトの方には記載しておりますが、そちらの内容と同じものをこちらの活動報告にも掲載いたします。リターンを選ぶ際の指標として是非ご活用くださいませ。


beans01. ブラジル ピーベリー / Brazil chocola peaberry

「コーヒーらしさ」というと一般的には香ばしい豆の香りや口当たりが心地いい中に感じられる苦味やコクといったものが連想されるかと思いますが、ブラジルはまさにその王道とも言える苦味とコクを持った豆です。
悩んだらまずはこちらをどうぞ。と言えるような味作りを目指して焙煎しております。

中煎り程度で酸味は少なめ、しっかりとしたボディ感と爽やかな苦味、そして鼻から抜ける香りにはほんのりチョコレートやナッツの香ばしさも感じます。

 また、こちらはピーベリーだけを集めたものです。
通常コーヒー豆は「コーヒーチェリー」という赤い実の中に2つの豆(平豆)が入っているものなのですが、たまにチェリーの中に一つだけ豆が生るものあります。 丸い実の中に一つしかないため、ピーベリーはまん丸の形をしております。
収穫量は全体の5~20%程度と言われており、それだけ希少性のある豆となっております。 一般的な平豆と比べると形が均一になりやすく、火の入り具合もムラが出にくいと言われています。

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テイスト:チョコレート、アーモンド、甘味
香り:★★★☆☆
酸味:★☆☆☆☆
苦味:★★★☆☆
コク:★★★★☆
甘み:★★★★☆
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【農園情報】
生産国:ブラジル
生産者:サントアントニオエステートコーヒー組合
標高:1,000~1,100m
品種:Mundonovo,Catuai,Catucai
プロセス:ナチュラル


beans02. エルサルバドル / El Salvador SHG Honey, Auachapan  

エルサルバドルらしい華やかなベリーやオレンジを思わせる香りと、程よく通り抜ける酸味が心地良いコーヒー豆です。 

精製方法ではハニープロセスのため、コーヒーらしい甘さや香ばしさもあり、しっかりとしたボディ感やアフターテイストにほんのり甘くコクのあるミルク感も感じられます。
どんな時でも美味しく飲めるよう中煎り程度で焙煎はバランスを見た中煎り程度に仕上げています。

エルサルバドルの中でもSHGという一番高い等級の高品質な味わいをお楽しみください。

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テイスト:ベリー、オレンジ、フローラル、ミルク
香り:★★★★★
酸味:★★★★☆
苦味:★☆☆☆☆
コク:★★★★☆
甘み:★★★☆☆
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【農園情報】 生産国:エルサルバドル
地域:アワチャパン県 生産者:エル・コカル農園
標高:1,300m
品種:Red Bourbon
プロセス:パルプドナチュラル(ハニープロセス)


beans03. エチオピア イルガチェフ / Ethiopia Yirgacheffe G1 Gediyo, Haru Suke,   

コーヒーの原産国という歴史あるエチオピア。その個性はとても強く最近ではゲイシャ種の華やかな香りと酸味が人気を集めています。 

今回はその中でもイルガチェフのハルスケ地区から一番グレードの高いG1の豆をご用意しました。 イルガチェフらしさ前回のマスカットやベリー、そして紅茶のアールグレイで使われるベルガモットのような華やかな香りと甘さや酸味。少し冷めてくると更にレモンのような柑橘系の風味も感じられます。 

イルガチェフの味わいを余すことなく楽しめるよう、焙煎は浅煎り寄りの中煎り程度に仕上げています。

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テイスト:ベリー、オレンジ、フローラル、ミルク
香り:★★★★★
酸味:★★★★★
苦味:★☆☆☆☆
コク:★★☆☆☆
甘み:★★★☆☆
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【農園情報】
生産国:エルサルバドル
地域:Yirgacheffe Haru Suke
生産者:プリムローゼ社
標高:2,000~2,200m
品種:原生種、Heirloom
プロセス:ナチュラル


今後も随時豆の入れ替えは行います。

上記3種はしばらくありますが、豆については随時入れ替えを行っていく予定です。その時々で楽しめる味が違うというのもコーヒーとの出会いの楽しさです。

コーヒーは嗜好品ですから、人の数だけ「美味しい」があります。貴方の「美味しい」に少しでも寄り添っていきたい、という気持ちを持って営業して参ります。