はじめに・ご挨拶:mission6の尾家 満と申します。
はじめまして!
株式会社mission6代表の尾家 満です。
自死する人を一人でも減らしたいという想いで2021年8月に50歳を過ぎて、会社を退職し、事業の立ち上げに挑戦しています。
私は大切な家族の自死を経験しました。
そして、私自身が過去の経験と自分の人生との向き合い方を様々な葛藤をしながら模索してきました。
50歳を超えた今、残りの人生で後悔ない生き方を改めて考え、
自分だからこそ伝えられること、できることを事業として形にしたいと思い、挑戦することを決意しました。
それは様々な喪失体験をサポートする活動をする中で、心の傷が大きくなる前にできることはないかとの自らの問いに対する答えでした。
自分の心の中にありのままの自分でいられる原風景を持ってもらいたい。
そのために自分に何ができるだろうか
その挑戦の1歩目を、生まれ育った場所である福岡県豊前市の地で踏み出したいと思います。
本プロジェクトのページを開いていただき、誠にありがとうございます。
応援してくださると幸いです!
このプロジェクトで実現したいこと:
「築100年以上の古民家を心が休まるお宿に生まれ変わらせたい!」
福岡県豊前市にある築100年超の空き家を活用して、
自分自身や大切な人と向き合える体験のできるお宿に生まれ変わらせたいと考えています。
祖父母の家に帰ってきたような古民家の雰囲気に包まれながら、
ゆっくりした時を過ごすことで、心の奥底にある心の声に耳を傾け、ありのままの自分、
ありのままの自分を受け入れてくれる場所に気づける”きっかけ”を作りたいです。
また、宿泊施設としての活用だけでなく、古民家を拠点に自分と向き合うワークショップや、自然との触れ合いの中でメンタルヘルスケアのできるワークショップを開催予定です。
具体的には大学生等の若者を対象に10人以下のグループで宿泊施設内で自分をみつめ直すワーク、また海、山、川の豊かな自然を活用したリトリート等、食・自然・人の繋がりの大切さを改めて考えるきっかけになるような地域交流イベントを行っていきます。
日常のせわしない日々の中で知らぬ間に溜まっていく心の疲れ
日常に飲み込まれ奪われていく大切な人との時間
自分の心と向き合える余裕と大切な人と向き合える時間を取り戻すことで、
自死する人を一人でも減らしたいという思いを実現したいです。
私たちの地域のご紹介:福岡県豊前市という小さな町。
「自然豊かな海と山の恵みに溢れたまち」である。
そして、「人口減少・少子高齢化」の課題を抱えたまちである。
<豊かな自然~海と山の恵み~>
豊前市の南西部には標高1000m前後の犬ヶ岳、経読岳などの山々がそびえ東へ続く山並みは 平野部から遠望できる豊前市の原風景となっています。豊前市には山岳地帯、谷筋、平野、海辺と変化に富んだ大地形の景観が人々の暮ら しと深く関わりあいながら太古からの変わらない原風景として引き継がれており、豊かな自然が豊前市の歴史 や産業、文化などの個性を育む基礎となっています。 こうした山並みや谷筋などの自然の地形を活かして営まれてきた農林業とこれを支える農家集落の姿は、豊前市の山のなりわいの景観となっています。 山の豊かな恵みは山のみならず清流を通して海にも幸をもたらします。
<自然の恵みを活かした産業>
豊前海沿岸一帯では遠浅の海を利用して海のミルクと称される豊前海一粒カキや豊前本ガニ、 車えびなどの養殖や沿岸漁業が営まれています。こうした豊前海に浮かぶ養殖筏や漁船などの 姿は豊前市の海のなりわいの景観となっています。
<昔と変わらない原風景ある歴史>
今に伝わる歴史景観として12世紀頃、平安時代末期に確立された山岳宗教である修験道 は求菩提山、英彦山など、北部九州修験道の一大道場として隆盛を極めました。火山岩地盤の浸食や風化によって形成される地形が信仰の対象としてい仰がれ溝の石門、みそ ぎ場、鬼の石段、岩洞窟など数多くの修験道遺跡が残り、その文化を伝える景観となっていま す。 豊かな自然環境が育んできた農林水産業のなりわいと八幡信仰修験道の文化を背景にこれら が密接に結びついた独特の祭礼文化が伝わっています。 古くから豊前八郡に伝わる神楽は江戸時代には壮家神楽として舞い継がれ、近年では市内のほ とんどの神社で神楽が奉納されています。
反面、豊前市は人口約2.4万人、人口減少・少子高齢化の課題を抱えています。
このプロジェクトの成功をきっかけに、市外からの訪問客の輪が広がり、交流人口や関係人口の輪が広がることによって、課題解決の手助けになる一つの起点になることを願っています。
(人口は2022年10月現在 豊前市役所HP 豊前市人口統計 毎月の人口を報告より)
プロジェクトを立ち上げた背景:
「自死する人を1人でも減らしたい。」
~生きづらさから解放されるきっかけを~
長引くWITHコロナの影響で「閉塞感」「生きづらさ」をかかえている人が増えてきているように感じま す。
2021年度の自死者は日本国内でなお2万人超、女性の自死者は2年連続で増えており、若者の自死者も高止まりしています。
なぜでしょうか?
理由を考えるにあたって、自死を考えている若者の傾向の1つに中高校生の市販薬依存があります。
市販の錠剤を1日1瓶の服用を繰り返す過剰服用の事例が多く存在しています。
何故、服用しているのかというと好奇心や非行、甘えではなく、心が壊れないように「いい子」で日常を過ごすために飲んでいるという子達が多数いると聞きます。
生きるために本人たちなりのストレスとの向き合い方になっています。
どうしてこのように心が満たされず、心の穴が空いた子達が増えてきたのでしょうか?
そこには、身近な人との心の繋がりが関係していると思います。
食事をする時間も家族ばらばら、食事が終われば自分の部屋で過ごす。
子どもたちは相談したいことがあっても、話すきっかけがない。
そうした日常の中で、次第に心のヨリドコロを失ってしまっているように感じます。
親自身も核家族化が進み、余裕を持てず、子どもの心を満たす時間を与えることをどこか忘れてしまっているのではないでしょうか?
だからこそ、日常を離れて古き良き時代の雰囲気を醸し出す古民家の敷居の無い空間で、
自分と向き合う時間、大切な人とゆっくりとした時間を過ごしてもらいたい。
安らかな心で目の前にいる大切な人との時間を大事にしてもらい、そこで感じる心の安らぎや温もりに気づいてほしい。
そこが自分にとって大事な場所、何があっても自分を無条件に受け入れてくれる場所、
そこに気づくお手伝いとなる場所と時間を提供したい という考えています。
古民家と豊前市の自然と温かい人との交流の中で自分をみつめ直すことで今いる場所から1歩前に進めるきっかけに。
ひとり一人の笑顔を大切に、関わった人の心を満たし、笑顔の輪が繋がっていく社会の実現の1つの拠点になることを目指します。
一人でも多くの人が生きづらさを感じることがなくなる社会でありますように。
資金の使い道・実施スケジュール
<資金の使い道>
宿泊施設改修必要990万円のうち、300万円のご支援をいただきたいです。
※300万の中にはクラウドファンディングの手数料・リターンの費用を含んでいます
※改修する建物はオーナー所有の空き家になります。
▽改修工事の図面
<実施スケジュール>
2022年11月下旬 古民家不要物撤去、一部解体工事開始
2022年12月所旬 クラウドファンディング開始
2023年12月下旬 古民家改修設備、木工事開始
2023年01月中旬 クラウドファンディング終了
2023年02月 リターン準備・発送開始
2023年3月 古民家改修工事完了
2023年3月下旬 住宅宿泊事業届出
2023年4月 1棟貸し切り宿泊開始
2023年5月 自分をみつめ直すワークショップ、
地域交流イベント開始
リターン紹介
「豊前市の魅力」のつまったリターンをお届けします。
今回プロジェクトの宿の体験以外にも豊前市で活躍する方々の自信持っておすすめできるリターンを揃えました。
今回リターンを用意してくれるみなさんを紹介します(五十音順)
❑株式会社ハウスボトラーズ
明治に創業した醤油醸造メーカー尾家商店から1971年事業転換して、飲料メーカーとして創業。
PB製品の受託製造や地域の特産品の加工、また、自然の素材を活かした製品造りを致しております。
飲料だけに限らず、ジャムや調味料まで幅広く製造しており、少量多品種の生産に対応可能です。
品質管理にも万全を期して、お客様のニーズに応える企業を目指します。
❑平和の種(NPO法人)ハミングバード
2019年6月設立。「ともにいきる」を理念として「福祉・人権・平和」を柱にまちづくりを考える活動を行う。これを母体に同年10月障がい福祉サービス事業所ハミングバード(生活介護・就労継続支援B型)を開所。
豊前市の山間、廃校になった木造校舎を拠点に活動。
「幸せおひさまカフェ」、ファーム「喜雨」、表現・創作活動の実験室「!?(いーきゅー)」、ショップ「te.te」でそれぞれ支えあい、刺激しあい、わかちあいながら、日々の活動を行っています。
❑豊前ジビエセンター
届けたいのは豊前の自然・味わってほしいのは命の力強さ
豊前市の豊かな自然で育った猪、鹿を最新の設備が整った「豊前ジビエセンター」にて処理、熟成
野性肉特有の臭みもなく上質な熟成肉で作った自慢のウィンナーをご自宅でお楽しみ下さい。
❑豊前商店
豊前産にこだわったフルーツシロップ、豊前果蜜堂シリーズやクラフトコーラ、地元のお野菜を沢山使ったお弁当などを作っている加工所です。
屋号に「豊前」の名前を使うのには意味があります。豊前産にこだわって、豊前のよさを知ってもらいたい。元々地域おこし協力隊を経て定住起業した経緯から、大好きな豊前への愛と恩返しとの気持ちを込めてみなさまの笑顔を思い浮かべながら今日も美味しいものをお作りしています。
❑特定非営利活動法人森の学校
森の学校は障がい者福祉施設「就労継続支援B型事業所」です。
豊前市の求菩提山に向かう自然あふれる里山で木工作業と草刈り作業を中心に様々な障害を持った方々が活動しています。
森の学校のみなさんが作成した小物類は温かみがあると好評です。
最後に
心の原風景、それは自分のまわりにいることが当たり前の人との日常にあると思います。
遠くで なく手の中にあると思います。
古民家を「お宿」に生まれ変わらせ、ありふれた日常こそが幸せと気づくお手伝いをさせて下さい。
ご支援のほどよろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る心と向き合うお宿「利他庵」のHP立ち上げました。
2023/09/05 17:132023年10月1日のグランドオープンの予約開始に向けてHPを立ち上げました。皆様のおかけで、ようやくここまでくることができました。ありがとうございました。先日、ある地域の子どもの権利のフォーラムに参加した時に、子どもの頃に安らぎがあった居場所を大人になっても追い続けているとの話がありました。私の子どもの頃に安らぎがあった居場所、心の原風景になる場所は、ピンボケしてしまってはっきりとした画像では浮かび上がってきませんが、想い出すと心が温かくなる場所です。それは母の笑顔があった場所です。確かに、子どもの頃に感じた心の温もりを今でも追い求めてると話を聴いた時に感じました。利他庵の目的は、大切な人との対話の場づくりです。皆様の心の原風景をつくるお手伝いができれば幸いです。利他庵は宿以外にも、子どもの居場所、地域内外の世代間交流の場の拠点としても活用していこうと計画しています。こちらはまだまだ模索中ですので、皆様からアイデアを頂けますと嬉しいです。今後とも、ご支援の程、宜しくお願い致します。https://ritaan.fukuoka.jp/ もっと見る
2023年7月1日心と向き合うお宿「利他庵」プレオープン
2023/07/01 12:552023年7月1日より心と向き合うお宿「利他庵」は知人、知人からの紹介に限定してプレオープンします。グランドオープンは10月1日からで、今月下旬から公開予定のHPにて予約受付を開始します。まだまだ不慣れで行き届かない点ばかりですので、その点をご理解頂いた上で、ご利用してもらいながら、質を上げていき、グランドオープンに向けて品質を向上させていきます。ここまでこれたのも、皆様のご支援のおかげです。ありがとうございます。一人でも多くの方にありふれた、当たり前の日常の中に幸せを感じるきっかけをつくるお手伝いができるように、一つ一つの気持ちを大切にこつこつと積み上げていきます。そしていつの日か大きな良縁の繋がりができることを目標にぶれないように歩んでいきます。HP立ち上げ後、一般予約開始の準備ができましたら、ご案内させて頂きますので、今後とも、見守って頂けますと幸いです。取り急ぎ、ここまでのご支援に感謝申し上げます。 もっと見る
心と向き合うお宿【利他庵】民泊届出が受理されました。
2023/05/22 14:09お世話になります。心と向き合うお宿「利他庵」の住宅宿泊事業(民泊)の届出が令和5年5月18日に受理されました。また利他庵の看板も出来上がりました。令和5年7月1日開業に向けて最終の準備に取り掛かっています。現在は、備品の備え付け、ホームぺージ開設の準備をしている状況です。またワークショップ企画につきましては、ワークショップを企画する上で、きちんとワークショップを学ぶ必要を感じ、青山学院大学情報学部のワークショップデザイナー育成プログラムを受講中です。学んだことを活かして、自分をみつめ直す、地域交流のワークショップを企画していきたいと考えています。来月にはホームページ用に宿の撮影を行ってもらいますので、皆様に宿の雰囲気を観て頂けるかと思います。皆様のおかげでここまで来ました。最後の仕上げで焦らないように、今まで通り焦らずコツコツと今ここに集中して開業まで進めていきます。 もっと見る
コメント
もっと見る