すべての始まりは、ある会話からでした。
私のお店に飲みにやって来た大学生たち。ぼちぼち内定が決まり始めた彼らに素朴な質問をしました。
『就職先って、どうやってみつけようと?』
『学校が出しよる、リクルート情報だけっす』
『え?それだけと?例えばやりたいことやってみよう!とか、求人は出とらんけど興味ある仕事自分で探してアタックしてみようとかないと?』
『それ以外どんな仕事があるかも聞かんし、どうやったらいいかもわからんけん』
それは、なんとも、もったえない!!なんと、選択肢の少ない!
『私やら、19歳の時に陶芸やりたい!と思って、求人もなんも出とらんし、本で調べて、この陶芸家が好きだな!ってところに手紙書いて、電話して、会ってもらって、女の人は今はいらんって言われてもなお食い下がって、なんとか無理矢理働かせてもらったとよ〜』
『そもそもやりたいこととか無いん?』
『やりたいことじゃ、食ってけんでしょう』『..........』
そんな会話から『これでいいとかいな?!何かないやろか?』という想いが生まれました。
ご覧いただきありがとうございます。はじめまして、石井文子と申します。福岡市早良区西新という街で古本を取り扱うブックバーを15年と、お客さんたちとシェア運営する古本屋さんを2年やっておりそこを地域の『居場所』として解放しています。個人でカウンセリングも行っており、人々の問題解決に共に向き合うこともしばしばです。(個人ブログです)
唐突ですが、私は人が好きです。どんな人にもかけがえのない物語があります。
その中でも、適材適所の仕事を見つけ、その人自身を活かし暮らす人々はとても魅力的です。私はそんな人に沢山出逢ってきました。この世界にはきっともっと、居るでしょう。
何かを買う時、どこかへ行く時、『あの人がしよるけん、あの人がおるけん』というように価値基準が人になることが多々あります。
そんな人を描く★『働く人』写真絵本のシリーズ(本のタイトルは毎回取り上げる人物の職種によって決まります)
本プロジェクトでは、シリーズの第一作目を製作します。
これからやり続けるこのシリーズの製作で出逢う主人公達は、私自身の生きる糧になることは間違えありません。この本を読んでくださる方にも、誰かと出逢うかのようなわくわくした気持ちになってもらえたらいいなぁ!と思います。
どうぞ、ご支援をよろしくお願い致します。
<ブックバービゴネス、毎週火曜日はカウンセリングバーの日>
<西新という街にある古本屋です。駄菓子やくじもわんさか>
長文のプロジェクト本文を読むのが負荷だと思われる方は、以下の図解をご覧ください。
この本を作りたいと思い、15年間、様々な人にたずねてみました。
『若もんがね、就職する時、学校とかリクルート情報しか見らんで仕事決めるんやって。大人でもこの世に知らん仕事やら生き方も山ほどあるやん?そんなん、子どもの時から知れる絵本とかあったらどうかいな?いいと思わん?』
『就職情報には出とらん仕事で、それぞれ自分に合った仕事を見つけてちゃんと暮らしよる人達もおるって何年も働いてきたらちょっとはわかるけど子供ん時は知らんもんね!』
『そうやねぇ、そんな絵本があったらオモロいね!見てみたかぁ』と言ってくれた沢山の人の言葉に、仕事、育児に追われる日々を少し手放し、この本を作ろうという勇気がでました。
私は四人兄弟です。我が子も四人兄弟です。孫ももうすぐ三人目。身近な所を見渡す中で感じる事は、どの子も生まれながらにして『違い』『特質』があり、それはまさに『三つ子の魂百まで』
しかし、教育現場は画一的な要望や価値観の押しつけ、平均的でニュートラルを求める風潮もあり、『固有性』が活かされにくい環境だなぁと感じます。
あるお客さんは酔うといつも教育方針を放ちます。
『 社会に出たらとにかく、元気で自分らしく逞しく生き抜け!それだけや!』と。『同感』です。
だけど、どうやってそんな風に生きるの?
自分らしい仕事、働き方を見つけいきいきと暮らす人はいます。そんな人々に出会い、仕事って、働くってオモロい!ということを私も、もっと知りたいなぁと思うのです。
<子供や孫たち>
写真絵本は良質なロングセラー絵本にも数多く採用されている形式で、より幅広い層の方に読んでもらいたいたくて、この形を選びました。
写真による『生の人物像』と主人公の『生きた言葉』で描かれるやさしいドキュメンタリーです。
<写真絵本はこんな感じのものです>
本シリーズは『一作品一人』を主人公にその仕事の内容、大切なもの、原動力、生みだされるもの、想い、関わり、困難や挫折、お金のこと、暮らしのことetc... その人のありのままをノンフィクションで描きます。
仕事の種類も働く人も多種多様。人、大好き!の私が見つける『生き方が仕事』と言わんばかりにいきいきと魅力的に働き暮らす『働く人』の物語を 幅広い仕事、人物を題材に絵本にします。
第一作目には、福岡県糸島市在住の松園和正さんが主人公として登場してくれます。(リンクは読売新聞の島崎さんのブログです)
本業の鉄工所での仕事以外にも多彩な発明や開発に携わり、その仕事、人柄と想いにわくわくします。自分が炭酸水が大好きだからと、おいしくて低コストの強炭酸水が作れるシステムを作ったり、まずは自分の作りたい!が原動力です。(松園式炭酸水システムの動画です)
現在、佐賀の白石で古代米を復活させてドロップアウトした人の雇用を作って、イタリアのスローフード大賞を貰った、武富勝彦さんの焙煎器の製作と設置の依頼を試行錯誤する日々のようです。このように人の繋がりや思いも大切にされています。
先日、お忙しい中、こころよく取材を受けて下さいました。撮影は4月中旬予定です。
<改良を重ねている古代米や小豆をお茶として呑める様にするための焙煎器>
[プロジェクト概要]
①写真表現と実際の人物取材からの生の言葉により、リアルな人物像を表現します。
②8歳くらいから読める内容と構成により、より小さな頃から触れることが出来、大人にもライトな感覚で手にしてもらえます。(紙一枚の参照別紙付き)
③サイズはA4サイズ変形 21cmx21cm、フルカラー、表紙マットコート220kg,本文マットコート110kg,中綴じ30~40ページ、別紙に詳細を付け、挟み込み。販売価格一冊600円の予定です。
<本のつくりの形態は子どもが持ちやすい「かがくのとも」と近い感じです>
①シリーズ化して、より沢山の人々を題材とします。1作目はクラウドファンディングによって印刷、取材制作費、流通費、配本の費用の支援をお願いします。
②支援者の寄贈により、ご自宅やご希望の寄贈先へとお送りします。
③絵本のみならず、絵本の主人公自身やその仕事から生み出されるプロダクトやサービス、技術などを紹介し売り出すイベント(可能な場合に限る)などを行って同時に本の販売もします。
④全国の書店、古書店などへ直にお願いして取り扱い販売のお願いをします。
第一作目の
企画、文章は私、石井 文子
*お二人の写真とデサインのお仕事はリンク先からご覧ください。
印刷代 1000部 約20万円
取材制作費 約25万円
流通費 約20万円
流通費に関しては、イベントの会場費や規模によってなので具体的な数字ではありません。その他は手数料となります。
第一作目になる『写真絵本0号』の製作に取りかかるのが三月下旬となりますので、販売のイベントの開催や本の主人公の方のプロダクトの製作の完成、決定をしばらくお待たせしてしまうことになります。
可能な限り迅速に進め、随時、SNS等で現状をお伝えしますが、何卒、ご理解、ご了承のうえでのご支援をよろしくお願い致します。
このプロジェクトは目標金額に達成できなくても、実行します。
この本は参考書や教科書のように、誰にどのように役にたつかは言い切れません。ただ、『いろんな仕事と、楽しく働く人の物語』と思って、オモシロいと思ってもらえたら、それだけでうれしいなぁ!と思います。シリーズものですので、継続していけますよう、応援どうぞよろしくお願い致します。
最新の活動報告
もっと見るようやく完成。配送作業へ…
2018/09/02 15:22こんにちは! 8/31。8月ギリギリのところで絵本の印刷が出来上がってきました。 只今、順次、配送作業に入りました。 もうすぐ、支援者さん、寄贈先の図書館12箇所など、皆様のお手元にお届け出来ます 遅くなってしまい、申し訳ありません! 今暫く、お待ちくださいませ。 ありがとうございます。 もっと見る
お待たせしてしまいごめんなさい!!
2018/08/23 12:34こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
本日最終日です!ありがとうございます!
2018/04/30 11:253/23より、今日まで、たくさんの応援、ご協力、ご支援をいただきありがとうございます! ブログにて、感想を書きました。 読んでいただけたら、嬉しいです。 https://lineblog.me/leith_synapse/archives/1099222.html 本日の23:59で、本プロジェクトは終了ですが このシリーズはこれからも続けます。 どうぞどうぞよろしくお願いします! もっと見る
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