はじめに
ヴィクトワール広島は、2015年に中四国初の地域密着型プロ自転車ロードレースチームとして広島に誕生しました。
自転車ロードレースの魅力を多くの方に伝える地域密着型のチームとして活動しています。現在は2021年設立のプロリーグ「ジャパンサイクルリーグ(JCL)」を舞台に戦っています。
昨シーズンはヴィクトワール広島初のチーム運営費・強化費補填を目的としたクラウドファンディングを行い、たくさんのご支援をいただきました。本当にありがとうございました。
ご支援いただいた資金で国際レースで実績のある外国人選手の獲得や新事業の一般向けレースイベント「ヴィクトワールサイクルカップ」を立ち上げる事ができました。
本プロジェクトについて
2021シーズン11月の最終節でJCL初の優勝を飾りチームランキングは9チーム中4位となりました。その良い流れを持って2022シーズンはヴィクトワール広島にとって挑戦と飛躍の年となりました。
3月に行われた西日本チャレンジサイクルロードのU23で園田大智が優勝。また、5月に行われたTOUR de 熊野の3rdステージではライアン・カバナが優勝とポイント賞のリーダージャージを獲得、前日の2ndステージでは湯浅博貴がU23賞、ホワイトジャージを獲得。ヴィクトワール広島にとって初めてのジャージ獲得、国際レースでの優勝となりました。
活動面では、3月に広島県三原市と「自転車を活用したスポーツ振興に関する協定」を締結。三原市がプロスポーツチームと連携を結んだこと、県内の地方自治体が自転車プロチームと協定を締結するのも初となりました。
6月にはトップス広島に加盟。トップス広島は「スポーツ王国ひろしま」の実現に向けて広島県内のスポーツチーム、トップアスリートがスポーツを通じた社会貢献活動をする組織であり、広島東洋カープやサンフレッチェ広島など広島を代表する11チームが所属しています。8年越しの想いで加盟することができました。このことでより活動を幅広く、スポーツ振興に繋げる事が可能となりました。
また、新事業の一般向けレースイベント「ヴィクトワールサイクルカップ」の立ち上げ第1回を自動車学校の教習コースを貸切り開催、子供から大人まで楽しんでいただきました。今後継続する事で誰でも気軽に参加できるレース環境をつくる事ができ、自転車競技の普及と発展に繋がると考えています。
ホームレースであるJCL広島大会では様々な新しいチャレンジをしました。
業界初のホームDJを導入。今までは中立的にレース状況を伝えるだけでしたが、ホームの応援を盛り上げるため軽快なMCと音楽に乗せてハリセンを叩く応援で会場に一体感を生み盛り上げました。
また会場やイベント先を華やかにする存在として公式PRユニット「アビガール」も誕生しました。見事オーディションを勝ち抜いた3人は広島大会CM出演や表彰式のアシスタント、ホームDJと一緒に会場を盛り上げました。
物販では地元のブリュワリーの協力でヴィクトワール広島オリジナルクラフトビールを醸造・販売、大変好評をいただきました。
さらにレースの間も楽しめるコンテンツとして選手キャラクターの缶バッジ「ガチャガチャ」を設置、ファン同士の交流にもなりました。
交流といえば観戦バスツアーも実施、藤川アンバサダーと選手OBによる解説付きでわかりやすいと好評をいただきました。
このように従来行ってきた地域密着活動に加え、ヴィクトワール広島はプロ自転車チームの中でも新しいチャレンジに積極的です。
しかし満足はしておりません。まだまだマイナースポーツとされる自転車ロードレースをより多くの方に知っていただくため映像(YouTube、TikTokなどの動画)にも力を入れたいと考えています。
プロチームならではの動画、選手の顔を覚えていただくための内容、サイクリストに楽しんでいただくための内容など映像に力を入れて取り組む事でチーム・選手の知名度向上=ファンをつくる、ファン層を広げる=自転車競技の発展に繋げれると考えております。
例えば自転車ロードレースの事やプロチームの存在を知らない方が動画でチームや選手を知り、そこに好感や興味が持てるとレースを観る。それがチーム・選手を応援するようになったり自転車ロードレースを知るキッカケとなり、そういう層が増える事で自転車競技業界の認知度向上、発展に繋がると信じています。この活動でヴィクトワール広島が業界をリード出来れば、広島のチームとしても誇れるはずです。
一方、新たな企画に取り組む中で、運営体制の脆弱さも浮き彫りとなりました。現状の人員と体制ではこれ以上の新しいチャレンジは難しい状況です。
またチームとして今年新型コロナウイルスの影響で実現できなかった海外遠征・UCIアジアツアー参戦も目指しております。
国際舞台で戦う事がチーム・選手の強化に繋がり、広島のプロチームとしての価値を上げることにもなります。
今回のプロジェクトはチーム活動の幅を広げ、さらなる躍進のためにチームの活動費を皆様から募らせていただくものです。
自転車ロードレースチームは他のスポーツと大きく違い、ホームゲーム開催による観客収入がありません。これはホームアリーナを持つ競技とは違い、入場料がない公道で走るといった自転車ロードレースならではの特性のためです。
また新型コロナウイルスの影響でスポンサー収益やイベント収益にも影響があり、活動資金が潤沢なものとは言えない状況です。
多くの皆様に支えていただきチームは存在しています。さらなる躍進に向けて、ヴィクトワール広島が広島の誇りとなるために。そして自転車業界をリードする存在へ。
想いの実現に向けて皆様からのお力添えをお願いいたします。
資金の使い道・実施スケジュール
今回のプロジェクトで得た皆様からの支援金は、チームの活動費やUCIアジアツアー参戦に向けた強化費・遠征費、下記活動の補填として活用させていただきます。
・2022年12月 YouTube、TikTokなど撮影や運営拡大に向けて人材獲得
・2022年12月 チーム強化に向けて選手獲得
・2023年 UCIアジアツアー参戦、遠征費の補填(2戦計画)
プロフィール
ヴィクトワール広島は、2015年に中四国初のプロ自転車ロードレースチームとして広島に誕生しました。
広島そして中国地方に自転車競技の文化を広げ、ロードレースの面白さを多くの人に届けるべく地域密着型のチームとして活動しています。レース参戦以外に学校などで自転車安全教室を開催したり、行政の啓発活動への参加など地域貢献活動を行っています。
目指すは「広島から日本一へ」。皆様の心を動かすような走りをお見せします。
広島の誇れるチームになるために精進していきます。
チームカラーのオレンジは、広島のシンボル樹でもあるモミジに由来しています。
ロゴにはVICTOIREの「V」とHIROSHIMAの「H」が隠されており、エンブレムには広島県の鳥「アビ」があしらわれています。
マスコットキャラクター
もみたまボーイ
広島県の木である“もみじ”と勝利を目指して燃やす“ほのお”がモチーフ。胸元はもちろんVICTOIRE広島の“V”です。
SNS活動
Twitter、Facebook、Instagram、YouTubeを使って情報発信をしたり、ファンとの交流を行ってます。
キャプテン 阿曽 圭佑選手コメント
キャプテンの阿曽圭佑です。
所属して2年目を迎えて、ヴィクトワール広島の成長と共に身をもって感じるスポーツの力や広島だからこそ活動できる事や今の自分があると日々感じています。 今年もコロナ禍で思った活動や海外にチームでチャレンジすることが難しい年でしたが、ホームレースや広島でレースを開催したり、イベントなどでヴィクトワール広島として今年は新たなことにチャレンジすることができました。それもこの活動を支援してくださる方々や地域の人たちの応援やサポートあるからだと選手として感じました。 チームのスローガンである「日本一強く、日本一愛されるチーム」を胸に秘めてチームみんなで活動しています。来年もこのスローガンを胸に秘めて、チームメンバーで達成すべく日々精進していく所存でございます。
広島になくてはならない存在になるべく、僕たちの活動にお力添えを頂けないでしょか。来年も飛躍の年にすべく僕たちは全力で活動していきます。 どうかよろしくお願い致します。
久保田 悠介選手コメント
2022年シーズンよりヴィクトワール広島に加入した久保田悠介です。
私達は日頃よりたくさんの方々に支えられて、地域に密着した活動やレース活動を行っております。
広島で開催したレースでは会場中がチームカラーのオレンジに染まり応援ソングがあり、そしてたくさんの声援をいただき最高の雰囲気の中で走ることが出来ました。あらためて広島のスポーツに対する熱を感じました。
ヴィクトワール広島が広島の誇りになるため、今後は国内レースのみならず、国際レースや海外遠征で勝利出来るようにチーム一丸となって邁進していきます。どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願い致します。
最後にこのページをご覧くださった皆様へ
自転車ロードレースのツール・ド・フランスは「サッカーワールドカップ」や「オリンピック」と並ぶ世界3大集客スポーツイベントです。日本ではまだマイナースポーツかもしれませんが自転車の今後の可能性を感じております。自転車ロードレースの文化を広げ定着させるため、自転車を通じた地域密着の活動で盛り上げていきます。さらには自転車業界をリードする存在に。
「広島から日本一へ」を目指す道を皆様も共に歩んでいただけますと幸いです。
是非ともご声援をお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るご支援いただきまして、誠にありがとうございました
2023/02/01 12:021/31(火)23:59をもちまして、ヴィクトワール広島クラウドファンディングを終了いたしましたのでご報告いたします。支援総額1,390,000円支援者数110人ご支援いただいた皆様、誠にありがとうございました。あらためて多くの方に応援をいただき支えていただいていることを実感いたしました。今シーズンに向けて強力な外国人選手も補強し、年間チームランキング1位を狙える布陣となりました。また去年叶わなかったUCIアジアツアー参戦に向けて動いております。支援金は選手獲得費の補填とアジアツアー参戦の遠征費などに活用させていただきます。いただいたご支援に感謝をして、さらなる飛躍を誓い広島の誇りとなるため精進してまいります。私たちの戦いはここからだこれからもヴィクトワール広島の応援をよろしくお願いいたします。 もっと見る
ヴィクトワール広島 2023チーム体制発表
2022/12/22 10:0312月21日、2023年新体制発表の記者会見を行い、来シーズンの目標やチーム体制についての発表をいたしました。新規6名を加え総勢12名という布陣で挑みます。新規選手では世界3大ツールのひとつ「ブエルタ・ア・エスパーニャ」に出場したベンジャミン・ダイボールをはじめ国内外の力のある選手を獲得しました。特に強豪外国人選手3名の加入は大幅な戦力の向上につながり、また彼らがチームメイトの刺激となって全体的なチーム力向上が期待できます。2023年3月にスタートする新シーズンは参戦するJCL(ジャパンサイクルリーグ)の年間チームランキング1位を目標に、チーム一丸となって戦って参ります。また、海外のアジアツアーにも出場し、より多くのUCIポイントの獲得も目標としています。来シーズンも応援のほどよろしくお願いいたします。〈新加入選手〉■ベンジャミン・ダイボール・2022 ツール・ド・台湾 総合優勝・2022 ツアーオブジャパン 総合2位・2022 ジャパンカップ 3位■レオネル・キンテロ・2022 ツール・ド・熊野 第2ステージ 優勝・2022 Jプロツアー総合3位■カーター・ベトルス・2022 ツール・ド・ランカウイ 第5ステージ 3位・2022 大分アーバンクラシック 9位■中田拓也・2017 西日本チャレンジU23優勝・2018 ツールド沖縄7位 (新人賞)■宮﨑健太・2021 九州チャレンジサイクルロードレース、U23 4位・2022 西日本チャレンジサイクルロードレース、U23 8位■平井杏周・第90回全日本自転車競技選手権大会ロードレース U23 4位・第37回全日本学生選手権個人ロードレース大会 16位〈2023年シーズン新体制〉継続選手=◆新加入選手=◇監督:中山卓士/Takashi NAKAYAMA / 1989.3.23生 選手:◆阿曽圭佑 /Keisuke ASO/ 1992.4.14生 ※キャプテン◇ベンジャミン・ダイボール /Benjamin DYBALL/ 1989.4.20生 (Team UKYOから移籍)◇カーター・ベトルス /Carter BETTLES/ 1998.9.2 (ARA Pro Racing Sunshine Coastから移籍)◇レオネル・キンテロ /Leonel QUINTERO/1997.3.13 (TEAM MATRIX POWERTAGから移籍)◆久保田悠介 /Yusuke KUBOTA/1997.2.28生 ◇中田拓也 /Takuya NAKATA/1996.6.3生 (VC福岡から移籍)◆柴田雅之 /Masayuki SHIBATA/1994.11.3生 ◆中村圭佑 /Keisuke NAKAMURA/1998.9.25生 ◇宮﨑健太 /Kenta MIYAZAKI/2000.9.19生 (大阪経済大学3月卒業予定)◆林伶音 /Reon HAYASHI/ 2003.6.18生 ◇平井杏周/Anshu HIRAI/ 2002.11.21生 (関西大学)◆吉本哲郎 /Tetsuro YOSHIMOTO/ 1979.9.19生 アンバサダー:藤川淳/Jun FUJIKAWA メカニック:伊藤界円/ Kaien ITOトレーナー:上野哲平/Teppei UENO もっと見る
コメント
もっと見る