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【The KAZUSA】 伝統工芸品である上総木綿に木綿に新しい風を吹かせたい!

The KAZUSA は九十九里の海、波、サーフィンなどをモチーフとした新しい上総木綿を目指し、ブランドを立ちあげ、九十九里地域の新しい伝統工芸として展開します。ブランド確立のため50万円の資金をクラウドファンディングで調達したいので皆様のをご支援をお願いします

現在の支援総額

278,500

55%

目標金額は500,000円

支援者数

31

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2023/01/25に募集を開始し、 31人の支援により 278,500円の資金を集め、 2023/03/31に募集を終了しました

【The KAZUSA】 伝統工芸品である上総木綿に木綿に新しい風を吹かせたい!

現在の支援総額

278,500

55%達成

終了

目標金額500,000

支援者数31

このプロジェクトは、2023/01/25に募集を開始し、 31人の支援により 278,500円の資金を集め、 2023/03/31に募集を終了しました

The KAZUSA は九十九里の海、波、サーフィンなどをモチーフとした新しい上総木綿を目指し、ブランドを立ちあげ、九十九里地域の新しい伝統工芸として展開します。ブランド確立のため50万円の資金をクラウドファンディングで調達したいので皆様のをご支援をお願いします

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プロジェクト概要
はじめに・ご挨拶

The KAZUSA は伝統工芸品である上総木綿に「新しい風を吹かせたい!」を目標に活動しています。

九十九里の海、波、サーフィンをモチーフに明るく躍動感を感じられる縞を基本とし、上総木綿に新しい風を吹き込み、伝統的な上総木綿と差別化するため、新しいブランドThe KAZUSA を立ち上げました。

The KAZUSAというブランドを明確にするため、ロゴ作成、商標登録を行い、The KAZUSAというブランドを知的財産として守っていきたいと考えています。


このプロジェクトで実現したいこと

九十九里の海、波、サーフィンをモチーフに明るく躍動感を感じられる縞を基本とし、上総木綿に新しい風を吹き込み、伝統的な上総木綿と差別化するため、新しいブランドThe KAZUSAを立ち上げ、The KAZUSAというブランドを明確にするため、ロゴ作成、商標登録を行い、The KAZUSAというブランドを知的財産として守っていきたいと考えています。

The KAZUSAのチーフデザイナーは、染色・テキスタイル分野で長年活躍している加納由貴子です。

The KAZUSAは、「綿」「藍」の栽培から、最終製品(木綿の布および製品)までを目標としていますが、2025年までは、木綿の織り糸を染色し、機織りで布を作成し、最終製品を作成することに焦点をあてて活動する計画です。

またブランドが確立した後、「上総木綿」だけでなく、一宮町(The Kazusa の本拠地)の特産であるメロン・トマト・梨を利用した新しい特産品の開発にも取り組みたいと考えています。

私たちの地域のご紹介

千葉県一宮町(上総一宮)は,ゆるやかに弧を描く九十九里浜の南端に位置し,東側にはオリンピックのサーフィン競技が開催された釣ケ崎海岸を含む太平洋の海岸線が広がり,西側には丘陵台地西側には丘陵台地をひかえた,風光明媚で気候温暖な町です。一宮町の大半を肥沃な田や畑,山林が占めており四季を通してあふれる緑に包まれています。古くは,上総一宮1万3000石の城下町として栄えた歴史をもち,その後は,日本一といわれるガラス温室団地など,ハウス栽培を中心とした野菜果樹園芸を基幹産業にしています。長生メロン・長生トマト・長生梨が特産品です。

上総十二社祭りは、玉前神社の祭神である玉依姫が上陸したと伝えられる太東崎に、その一族である神々が年に1度集まることに由来しているお祭りで、毎年9月8日~14日にかけて行われ、13日が例大祭です。 13日は昼過ぎに各神社を出発した神輿が(オリンピックのサーフィン会場になった)釣ヶ崎の祭典場へ集まり、所定の位置で御霊合わせの儀式を行った後、順番に各神社へ戻っていきます。神輿を担ぐ人々が裸に近い姿で波打ち際を走ることから「裸祭り」の名前で親しまれています。  

また一宮町はアカウミガメの産卵地であり、6月から9月ごろまで産卵のためアカウミガメが一宮の海岸にやってきます。



プロジェクトを立ち上げた背景

上総木綿のはじまりは江戸時代で、江戸時代中期から昭和期まで片貝を中心とした九十九里浜沿岸で盛んに織られていた藍染の綿織物です。

文化年間以後、茂原、東金、八日市場(下総国)の商人(問屋)らがこの地域の木綿を各地で販売してその質実堅牢ぶりが評価されて生産が高まりました。河竹黙阿弥の歌舞伎の外題にもみられることから江戸時代にはすでに庶民の着物として流通していた形跡があります。

洒落本・辰巳之園(1770)に「上総木綿 せうのなき客を云」という記述があります。

上総木綿の着物の丈が短いところから、「上総木綿で丈(情)がないあるいは丈(情)のない人」の地口に用いられました。

黄表紙の『孔子縞于時藍染』(1789)には、「当世をつくす通人は、粗服をだてとして、上総木綿の着物に、地あらき麻の羽織なぞをこのむ」という記述があります。

江戸時代、東金の問屋はマーケティングにも力を入れ、河竹黙阿弥に『上総木綿小紋単地』という歌舞伎狂言を書いてもらったようです。『上総木綿小紋単地』は主人一家に忠義を果たした姉崎市兵衛の物語で1865年、江戸・中村座で初演されました。

ちなみに、「明日は明日の風が吹く」という諺は河竹黙阿弥が書いた『上総木綿小紋単地』という歌舞伎狂言のせりふです。


河竹黙阿弥作

「上総木綿小紋単地」押絵


最初は手織りから始まりましたが、明治時代から機械化され、上総木綿で織られた衣服は、通気性が良く、虫が付きにくいため、重宝されていました。明治7年(1875年)には太織8.2万反・縞4.8万反をはじめとして年間14.5万反が生産され最盛期を迎えましたが昭和30年代の初めごろには生産が途絶えてしまいました。藍は防虫・殺菌・保湿・消臭などの効果があることから、日常着や野良着として愛されていたのですが、戦後、生活様式が大幅に変化し、「質実堅牢」な藍染の平織への需要が激減したことは致し方のないことだったのでしょう。



昭和初期の上総木綿


大正時代から昭和初期に使用されていた見本帳に掲載されていた伝統的な縞


上総木綿の復元

上総木綿の発展には九十九里浜の風土と、地場産業である鰯の地曳網漁が背景にあると考えられ、復元することで外房地域の歴史と文化を周知し、失われつつある手仕事の工程を再現し、新しい製品として生み出すことを目的に上総木綿の復元を行いました(NPO法人さすが一の宮が平成22年~24年度にかけ文化庁の助成金を得て行いました)。藍で糸を染め、すべての工程を手作業で行い上総木綿を復元しました。




上総木綿を復元したNPO法人さすが一宮の所在地(「寿屋本家」)


これまでの活動

上総木綿の復元は、上総木綿の縞の見本帳に掲載されている縞を参考に行いました。「質実堅牢」が特徴の伝統的上総木綿は、サーファーのメッカと呼ばれている現在の一宮を反映していないように思い、九十九里の海、波、サーフィンをモチーフに明るく躍動感を感じられる縞を基本とした新しい上総木綿をデザインし作成してきました。

新しい「縞」のラフなデザイン画を描きます。

デザイン画が出来上がった後、使用する「糸」「色」を選択します。

デザインの「製図」を作成します。

新しいデザインの縞を作成しています(機織りの分野では『整経』(warping)と呼ばれる工程です)。『整経』は織物の経糸(たて糸)を準備する工程です。


新しくデザインされた縞の上総木綿の織り工程です。経糸を織り機にかけ、杼(ひ)シャトルという道具で経糸(たていと)の間に緯糸(よこいと・ぬきいと)を通し織物が織られていきます。


織りあがりです。



The Kazusaでは縦縞だけでなく、新し縞模様も試しています。

ちなみに「工房」は玉前神社近くで、昔は自転車屋さんの店舗だったところです。


The Kazusaの製品を知っていただくために

多くの方に「上総木綿」を知っていただくため、Tシャツにアップリケとしてあしらっています。

写真は「工房」で撮影しました。「工房」では上総木綿を使った色々な製品を展示しています。

資金の使い道・実施スケジュール

The Kazusaでは伝統的な「上総木綿」と差別化をはかるためThe Kazusaというブランドを確立したいと考えています。そのためThe Kazusaで商標登録し、「上総木綿」の新しい風をふかせたいと思っています。

支援金の用途は:

The Kazusaの商標登録と「ロゴマーク」の整備(電子化を含む)にも支援金を使いたいと考えています。

商標についての調査は実施済みで、3区分での申請を検討しています。

「ロゴマーク」は「案」を制作中ですが、デザイナーに「案」をもとに作成をお願いし、「版」を作成する予定です。

費用の内訳は:

商標登録印紙代 1区分 ¥32,000 (電子化手数料を含みます) X 3=\96,000

弁理士費用                             ¥150,000

「ロゴマーク」整備費用                       ¥169,000

手数料                               \ 85,000

注:集めた支援金用途にはCAMPFIRE手数料も含まれています。

実施スケジュール:ロゴマークの整備は2023年1月末日までに完了を計画しています。商標登録は2023年2月に申請予定です。

リターンのご紹介

3000円

「お手紙コース」感謝の気持ちを込めてお手紙をおくらせていただきます。「藍」で染めた栞を同封いたします。


5000円

「手ぬぐいコース」

「藍」で染めた手ぬぐいです。

1枚づつ手染めです。模様や柄は1枚づつ異なります。The Kazusa で選んでお送りいたしますのでご了承ください。


10000円

「藍」で染めた手ぬぐいと上総木綿がアクセントになっているTシャツ。白いTシャツ(コットン100%)に上総木綿をアップリケのようにぬいつけました。TシャツのサイズはM, L, XLです。上総木綿は手織りのため1枚づつ色や柄が異なりますのでご了承ください。

 

なおと君とお姉さんが着ているTシャツをご参考にしてください。



(なおと君は「子供用かつら」へ髪の毛を寄付するため髪の毛を伸ばしています)

20000円

千葉県一宮町で開催される「藍染」体験ワークショップに参加。日時は未定ですが、皆様のご要望をおうかがいして決めたいと思います。一宮町までの交通費は各自ご負担ください。町内での移動はThe Kazusa が手配いたします。藍染のワークショップは半日を予定しております。

The Kazusaでは糸を染めるため、一宮町にある「創作の里」(住所:一宮町東浪見5322-1)という多目的創作室を利用しています。使用する「藍」は天然の「藍」ですが、本格的な「甕」を利用しているわけではありませんのでご了承ください。またその他のもので藍でお染になりたいものがありましたらご持参ください。(染めるのが難しい材料、ウールや皮など、がありますのでご持参の材料につきましては、ご一報ください)。

「創作の里」創作室 (写真提供:一宮町)

リターンには、Tシャツ1枚・手ぬぐい1枚とワークショップの材料としてTシャツ1枚と手ぬぐい1枚および「寿屋本家」(NPO法人さすが一の宮)での昼食が含まれています。昼食後は玉前神社付近の散策とお参り、オリンピックのサーフィン会場「釣ヶ崎海岸」見学など を予定しています。


最後に

オリンピックサーフィン競技が開催された一宮町。海と波と緑にあふれる一宮町。「質実堅牢」な織物として一世を風靡した「上総木綿」。九十九里浜の地場産業である鰯漁と深く関わりながら発展した「上総木綿」。時の流れに乗り切れなかった「上総木綿」。

「上総木綿」が将来にむけて飛躍するには、新しい「風」が必要です。海と波と緑をモチーフとした新しい「上総木綿」を展開し、ブランドを確立するお手伝いを皆様にお願いいたします。

ブランドを確立し、新しい地場産業・ビジネスへと発展させたいThe Kazusaに皆様の熱い支援をお待ちしています、


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

支援に関するよくある質問

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コメント

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  1. 2023/02/04 21:44

    皆さまの活動を応援しています!素敵な作品楽しみです。


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