モイスチャームースは「実際の効果はどのくらいでているのか?」を動物病院などの臨床の場で現在進行形で繰り返し検証を続け、最終的にはさらなる改善を目指した開発を続けています。
今日はそんな臨床現場で私たちが顕微鏡を通して評価する皮膚に住んでいる微生物についてご紹介します。
この画像は皮膚にセロハンテープなどを貼って採取した角質の一部なのですが、画像の中に雪だるまのような形をしたツブツブがたくさんいるのがお分かりになりますでしょうか?
このツブツブこそマラセチアです。
マラセチアは酵母様真菌(カビ)の仲間なのですが、もともと皮膚に住んでいます。
皮膚表面の脂をエサにしているため、脂っぽくなってしまった皮膚の表面では過剰に増えやすくなってしまいます。
マラセチアが増え過ぎてしまうと皮膚表面で炎症を引き起こしてしまったり、酵母の一種なので香ばしい独特の香りを出す様になったりします。
そのため、マラセチアが増え過ぎない様にコントロールしていくことが非常に重要になるのですが、炭化チタンには真菌に対しての抗真菌作用が期待できます。
皮膚が過剰に脂質を分泌しなくていい様に保湿で保護してあげながら、抗真菌作用を組み合わせることでコントロールに間違いなく役立つはずだ。と考えております。
実際にこの顕微鏡写真を撮らせてくれた子もモイスチャームースの使用開始後、次の診察時にはこのマラセチアが劇的に減っていることが確認できました。
どんな子でも皮膚表面にはこんな微生物がたくさん住んでいて、ちょっとしたことで増え過ぎてしまうことも…。
ぜひ、毎日のスキンケアでこういった抗菌もしていきましょう。