2022/11/30 18:30
犬のアトピー性皮膚炎とは皮膚のバリア機能が低下することで、かゆみを伴う湿疹(しっしん)がよくなったり悪くなったりを繰り返してしまう病気です。
アトピー性皮膚炎と診断された犬は正常な犬と比べて皮膚のセラミドなどの保湿因子の量が少なく、水分が非常に蒸発しやすい状態になっていることが分かっており「日々の保湿」がいかに大切かがお分かりいただけるかと思います。
そんな「犬アトピー性皮膚炎」ですが、起こりやすい犬種がいくつか報告されています。
1.柴犬
2.トイプードル
3.チワワ
4.ミニチュアダックスフンド
5.シーズー
6.キャバリア
いかがでしょうか?実は日本でよく見かける犬種の多くがアトピー性皮膚炎を起こしやすい犬種だったりもするのです。
もちろんこれらの犬種のすべての子がそうなるわけではなく、あくまで起こりやすいというだけですが、遺伝子的に皮膚が乾燥しやすい素因を持っているとは言えない訳ではないと思います。