ー追記(H30.3.7)ー
3月6日、本当に多くの方々の応援・拡散のおかげで、ゴールを達成しました!
本当にありがとうございます。
全力で、地域にとって必要とされる空間作りに活用しながら、さらに、全国に広がるモデルにしていくために、みんなを巻き込みながら取り組んでいきます。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
そして、一週間残りました!
クラウドファンディングをやって色々な人と繋がれたことに、すごく大きな価値を感じ、この期間も有効に活用していこうと思います。
より多くの人と繋がれるように、走り抜ける一週間にするため、セカンドゴールを設計しました。
空き店舗の改修に当たって、当初予定していなかったけど気になってしまったことがあります。
それがこの、店舗1階のガラス張りです。
元酒屋さんということもあり、日除け効果が強く入っています。改修作業中に地域の人とお茶のみをしててわかった重大な欠点が
「楽しそうにお茶のみをしている様子が外から見えない」
と言うこと。
この空き店舗プロジェクトは、あくまでも気軽に誰でも行ける空間を作り、日常の中で人とつながっていられる場所を地域の中に作ることが目標です。そして、人とのつながりを感じられる社会を作っていく。
そのためには、楽しそうに人が話したりしている様子が外から見えなくてはいけない。
しかし、これだけのガラスを透明に変えるにはお金がかかってしまう。
そこで、このガラスの改修費をセカンドゴールとさせていただきます。
また、まだ見積もりが取れていないため、募った資金が余る可能性もあります。その時は、最初のゴールの時同様、えんがおの事業に大切に活用させていただきます。
空き店舗活用プロジェクトだけでなく、様々なプロジェクトを通して、私たちは
高齢者の孤立化の予防と解消ができる地域の仕組みを作り、実践していきます。
今後ともよろしくお願いします。
ー追記終わりー
はじめに
ページを見てくれてありがとうございます。
一般社団法人えんがお 代表の濱野将行です。
心を込めて、渾身の想いを込めて、『これからの地域に必要な存在』を、いまあるものを有効活用して作り出すプロジェクトを今回立ち上げました。
このプロジェクトは、僕たちだけでなく、あなたの力でつくっていくことに意味があると思っています。
ぜひ、力を貸してください。
このプロジェクトで実現すること
地域の商店街の空き店舗を活用して、いろんな世代の人たちが自然に集まってお茶のみなどをしながら、日常の中で人と繋がっていられる空間を作ります!
細かく分けると
「地域の人たちが集まってお茶のみや将棋などを行うスペース」と
「コンセントやWi-Fiが完備された学生が勉強できるスペース」
を作ります。
もちろん、その二つが交流する仕組みは必須です。
団体紹介
私たちは、栃木県北部の大田原市という人口 7.546万人の城下町で活動しています。
写真右が、26歳作業療法士で代表の濱野将行です。
左が、24歳介護士でプロジェクトパートナーの門間大輝です。
普段は、地域の多世代が交流するイベントや、
(多世代で、一緒に運動会)
(種飛ばし!)
高齢者の生活支援事業を行っています。
一人暮らしの高齢者は、日々、さまざまな「困りごと」に直面します。
例えば、「庭の草むしり」。亡くなった夫が毎日手入れをしていた庭も、1人になり、体も思うように動かなくなると雑草は伸び放題に。しかも、夏には蚊などの虫が大量に発生し、穏やかな生活にも害をもたらします。
そして、昔一生懸命手入れしていたお庭が荒れている様子を見て、心を痛めたりしています。
そこで駆けつけるのが、私たち「えんがお」です。
大田原市に住む学生とともに訪れ、庭の草むしりを行います。活動の合間に、昔旦那さんと一緒にお庭を作った話や、二人で一生懸命手入れをしていた話をしたりします。
実は、この高齢者と若者との「会話」こそが、私たちの活動の一番大切にしている部分なんです。
団体設立の物語
地域の多世代が集うイベントで出会ったおじいちゃんおばあちゃんたちから、同じような言葉を何度も聞きました。
「一週間に一回くらいしか、人と会話しない……」
その言葉がとても悔しくて、調べてみると会話頻度が一週間に一回以下の高齢者は、独居高齢者のうち約10%いることがわかりました。(内閣府 国勢調査 平成23年度より)
そして、その当事者の声を聞いていくうちに、そういった人たちは「生活で困っても誰にも頼れない」ということもわかりました。
そんな人たちが、自分の住む栃木県にも大勢いることを知りました。
一方で、栃木県大田原市には、介護医療系の私立大学(在籍者数約6500人)の大学と、4つの高等学校があります。
その中には「経験を積みたい」「人の役に立ちたい」という若者たちが多くいます。
そこで、地域の中で困っている人(高齢者)と頑張りたい人(若者)を繋げて支え合いの仕組みを作り、孤立化の予防と解消をするために設立したのが、この法人です。
中心の動きとして、現行の制度では対応できない困りごとを若者を中心に解決していく中で、高齢者の生活に「会話」や「人とのつながり」を生み出す生活支援事業を行っています。
人生の締めくくりの大切な数年間を、 誰とも話せず、誰にも頼れずに孤独におわってしまうーー。
そんな状況が、私たちの住むすぐそこで、多発しているーー。
この現実が、 どうしても許せません。
このまま孤独な高齢者が増え続けてしまったら、だれも人生に希望を持てなくなるとさえ思います。
そんな現実を、私たちは、根本から変えていきたい。そう、本気で思っています。
このプロジェクトで実現すること(詳細)
このような活動に取り組んでいく中で、ある日商工会議所さんから相談を受けました。
「ぜひ、この法人を応援したい。商店街の空き店舗を活用してもらえないか。」
「街中にもっと若者が出入りしてくれると嬉しい」
そこで、商店街の空き店舗を活用した地域の交流拠点作りプロジェクトが生まれました。
商工会議所の方々と共に 何店舗か見て回って決定した使用する店舗がこちらです。
ここは、10年前クリーニング屋さんだった場所です。 2階建!
この店舗がある大田原市山の手地区という場所は、大田原市の中心地。高齢化率(総人口に占める65歳以上人口の割合。日本全体では27.3%)は約40%。
周囲にはたくさんの一人暮らしのお年寄りがいます。そして、学生も周囲に多く住んでいて、徒歩圏内に高校が二つあります。
この店舗の1階をお茶のみなどができる交流スペースにします。そこには将棋や麻雀、健康器具なども置き、介護予防ができる空間を作ります。
また、多くの学生がいる大田原市では勉強場所が不足しているという問題があります。テスト前などになるとファミレスやカフェが勉強のための学生で埋め尽くされ「勉強禁止」の張り紙がされるのが通例です。
そこでこの2階をコンセントやWi-Fiを完備し、学生にとっても集まる価値のある場所にしていきます(200円/1日)。
そして、勉強スペースに行くための動線は交流スペースを通るように設計し
学生「あ、こんにちはー!」
おじいちゃん「こんにちは。勉強け?」
学生「そうなんですよ。テストがピンチです。。。」
おじいちゃん「体壊さないようにね。」
のような会話が、自然にできる空間を作ります。
地域の農家さんから、野菜が余ってしまうという話もいただいたので、余った野菜を一人暮らしの学生が格安で買える場所にもしていきます。
こうしてアイディアが固まってきた背景には、自治会長さんや地域のいろいろな方が相談に乗ってくださったり、意見をくださったことが大きいです。地域の方々の「こんな空間にしたい!」を聞きながら考え続けています。
ここで目指すのは日常的な「予防」の側面です。
「一週間誰とも話さない」という状態になる前に。
「この地域には自分の居場所がない」と言われる前に。
『日常的に』地域で繋がっておける場所を作り出したいんです。
そして【商店街の空き店舗】という全国に多数あるものを生かして作っていくモデルを作り、そのノウハウを公開することでいろいろな地域でこの動きを作りだしていきたい。
ー追記ー(H30.2.18)
実際に改修作業への取り組みも始めました。県内の大学生はもちろん、高校生も「手伝います!」と参加してくれました^^!!
そして、改修作業中にもかかわらず、地域の人たちが「何してるの〜??」と集まってきて、何も片ついていない空間でお話を。
「そんな場所になるんだね!家で一人でいてもつまらないから、そんな場所が本当にあったらいいねえ」
「早く作ってもらわなくっちゃ」
「床貼りなら、今度教えてやるよ」
そんな地域の方々の声が、本当に励みになります。涙
(地元の高校生と大学生)
(集まってきた地域の方々と、休憩)
資金の使い道
資金は、どうしてもかかってしまう改修費や清掃のための材料費及び活動費に活用させていただきます。
決して安くはない金額です。いただいたものは、これからの地域にとって必要な場所のモデルになるように、渾身を込めて使わせていただきます。
【資金活用予定項目】
トイレ・水回り改修費:80万程度
資材(机、椅子等):5万程度
エアコン・壁紙等:5万程度
その他雑費・健康増進器具など:10万程度
リターンの原資、クラウドファンディングの手数料など
維持に関しては、自主財源で賄っていきます。あくまでもはじめの改修にかかる費用を、今回は集めています。
また目標金額を超えて資金を集められた際には、えんがおの事業に大切に活用させていただきます。その際には詳細を掲載いたします。
リターンについて
「基本セット」
・サンクスレター&心あたたまる写真
・施設使用券10日間分(学生限定)
・開始式参加権(支援者&地域の方々&えんがおメンバー限定)
2019.6頃予定、大田原市内にて。人数制限なし。
はどのリターンにもお付けいたします。
・サンクスレター(ポストカード)
活動中に撮れる心あたたまる写真を印刷したポストカードを使って、メンバーより、心を込めて書かせていただきます。
・ 施設使用券10枚(学生限定)
勉強スペースは、利用料金として1日(何回出入りしても)200円を予定しています。
学生限定で、200円の使用券を10枚お送りいたします。
・えんがおタオル!!!!
タオル!!
結構自慢のメンバーデザインえんがおタオルです。肌触りもふわっふわです。
・オープン記念交流会参加権(支援者&地域の方々&えんがおメンバー限定)
このプロジェクトが動き出す際には、実際にこのお店にて支援者&地域の方々&えんがおメンバーでオープン記念交流会をやりたいと思っています。
応援してくださった皆様には、ぜひそこで顔を合わせて関係性を築けたら嬉しいです。
・空き店舗への記名
支援いただいた方のお名前は、空き店舗の一部に記名させていただきます。
記名が完了しましたら、写真をとって送らせていただきます。
・HPへのバナー掲載(企業様向け)
ー追記ー
たくさんの方にご支援いただき、本当に嬉しいです。残りの期間も、一人でも多くの人に届くように、精一杯頑張ろうと思います。
応援したいけど、入金方法がわからないという方が多くいらっしゃいました。
入金方法がわからない方は別途連絡ください!ご案内します◎
結びのご挨拶
読んでくださり、ありがとうございました。
お問い合わせなどがありましたら、HPなどからもご連絡ください。
気になってくれた方。
どうか力を貸してください。必ず地域に役たつものを作り上げて見せます。
そして、この地域だけではなく他の地域にも広めるためのモデルにしていきます。
よろしくお願いします。
最新の活動報告
もっと見る日常の中に
2018/06/04 15:57 このプロジェクトを支えてくださる皆さんに、ぜひ見て欲しい景色があったので見てください^^ 近所のおばあさん。時々お茶飲みに来てくれます。 前を通ったので声をかけてお話をして、学生が「明日も来てくださいね!」と声をかけると、予定表の紙を見ながら 「明日は朝からくっかんね。楽しみができたからいいわ。」 とにっこり。 小さな町の小さな元酒屋の小さな景色ですが、皆さんが作ったこの場所で「楽しみができた」と喜んでくれる人がいます。 ゆっくり、小さくですが、そんな人が少しずつ増えていってくれています。 日中誰とも話さない。ずっと一人だよ。 そんな人が、気軽に立ち寄れて、誰かと話して帰る。ただそれだけの空間を、大切に作っていきます。 ちなみに、2階の勉強スペースはこんな感じです^^ もっと見る
ガラスの改修と今後
2018/05/01 21:20ガラスが透明になりました! そして、プレオープンを数回重ねていくうちに、男性の方々も多く集まってくださる景色を見ることができました。 認知度はまだまだですが、少しずつ、周囲の人が自然によっていける空間を作っていこうと思います。 今後は、リターンの送付に向けて少しずつ準備を進めていきます。また、定期的に活動報告もさせていただきます。 寄付の木を壁に飾ったり、勉強スペースのオープンなどに向けても進めていきます。 その他、この活動の発表の場が少しずつ増えてきました。 メンバー一同、皆様からのご支援によって支えられている感覚を大切にしながら、少しずつ進んでいきます。 今後とも、よろしくお願いします。 もっと見る
改修作業②
2018/02/22 21:18 クラウドファンディングも頑張りながら、改修作業を進めています^^ 作業していると、一人、また一人と地域の方々が見にきてくださって、どんどん輪が広がっていくのが本当に嬉しいです。 そして、自治会の方々から「みんなで作業やる日を作ろう!」とのご提案をいただきました! 地域の方々と一緒に作ることで、また一つ地域に溶け込んでいけると思います。 一つ一つですが、想いを込めて動いていきます。 ここから先も、拡散・ご支援など、どうそよろしくお願い致します^^! もっと見る
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