クラウドファンディングも残り5日となりました!
ネクストゴール600万円の達成まで、あと64万円程となっています。
「大学に行くお金がなかった。どうにか生きていくために
ハサミだけ準備すればバーバーになって食べていけると思ったから」
そう話すのは現在スラム街でバーバーを営む1人の男性。
日本で美容師、理容師と言ったら多くの若者がその存在に憧れ、その道を目指す人も多い。
しかし、ガーナではバーバーという職業に憧れを抱く人たちが少ない、それが現状だ。
高校時代、髪の毛を切ることが好きで、クラスの友達の髪の毛を1回100円で切っていた。1日3人切れば300円。工事現場にバイトに行くよりも良いお金を稼げていたから、髪を切ることで家族の家計を助けていた。
高校卒業後、お金がなくて大学進学を諦めた彼。他の職を探そうにも仕事が見つからない。ゴミ山に入ってリサイクル品を集める仕事を始めたが、体を酷使する毎日。2ヶ月続かなかった。そんな時彼は再びハサミを手に取り、バーバーで生きていく道を選んだ。
初めは路上で。椅子とハサミ、バリカンだけを握りしめ、色んな人に声をかけてその場で切るスタイル。毎日10人以上の髪の毛を切り、1年で小さな小屋をスラム街に借りれるくらいのお金が貯まった。
そして、彼は念願のバーバーショップオープンを果たしました。
夢はありますか?
「初めは生きていくために選んだバーバーの道。でも今はもっと技術をあげて、将来は海外で活躍するバーバーになりたい、バーバーアカデミーにも通って新しい技術を習得したい」
夢を語る彼の目はやる気に満ち溢れていた。
そんな夢を描く若者の助けになるために。
私たちはこのプロジェクトを推し進めます。