【大阪府泉南郡 岬町・養蜂との出会い】

はじめまして！ダゼロ株式会社の山本浩司です。
私は7年ほどイタリアで料理にたずさわるコック・バリスタの仕事をしておりました。
帰国後約15年ほど神戸のロック・フィールドという惣菜会社に勤め、現在独立しダゼロ株式会社を立ち上げました。

ダゼロはイタリア語で「DA-ZERO」とつづります。意味は「ゼロから」という意味です。
2025年の万博を目指して、水運観光事業を2018年に立ち上げました。
2022年2月には、その事業とは別に「はちみつ販売」を始めました。

それと並行して「日本の夕陽百選」に選ばれた大阪府泉南郡岬町の地域活性化を企画しました。一例としまして、2022年8月５〜７日に開催された「全国高校生地方鉄道交流会」の取り組みを紹介します。その交流会では地域と地方鉄道の活性化に興味のある高校生たちに「南海電鉄多奈川線と岬町に関西国際空港からの誘客活性化案」を議論していただきました。

岬町は大阪府の最南端に位置し、東西10km、南北6kmの岬町は南東部が和歌山県とも接しており全体の約80%が山地です。
西北部は大阪湾に臨んで淡路島と相対し自然海岸を形成しています。岬町には鉄道駅が6つあり、特に「みさき公園」から「多奈川」までの4駅は、南海電気鉄道の支線として多奈川線が敷かれ、当時は川崎重工泉南工場・関西電力などで勤務する方々の通勤移動手段として活躍していました。また、明石海峡大橋が完成する前までは、岬町にある深日港にはフェリーなどが定期運行しており、大阪湾や瀬戸内海の行き来する多くの人々の生活航路でありました。※一部「岬町観光協会」のHPから抜粋

現在は川崎重工や関西電力が撤退し、また明石海峡大橋の開通により航路の需要が低下し、深日洲本ライナーは廃航路になってしまいました。そのような中、広域的な観光振興を促進し、かつての賑わいを取り戻すため、2017年より社会実験などにより、期間限定で深日・洲本ライナーの運航が行われてきました。
2022年は広域型サイクルツーリズムを活用したまちづくり事業として6月25日〜11月27日までの土日祝日に運航され「岬町と淡路島のサイクルツーリズム」を繋げる「サイクルシップ」として復活しました。先の地方鉄道交流会では、これらの取組みも企画案に盛り込まれ、関西国際空港の「空」・南海電鉄の「陸」・深日洲本ライナーの「海」のアクセスを使った活性化案などが提案され注目を集めました。

2023年もフケ洲本ライナーの社会実験を実施しています！

これをきっかけに弊社は岬町の地域産業でもある「養蜂」と出会い、この「はちみつプロジェクト」を立ち上げました。

岬町は人の手が入らない奥深い山や谷がまだ存在します。市街地から山へ続く細い道を登っていくと、段々と谷が深くなり舗装された道路も部分的に砂利道になっていきます。ガードレールもない小川の横にある山道を進むと、山林に閉ざされた養蜂場が見えてきます。
気候が暖かくなり、ミツバチはブンブンと音をたてて元気に飛び回っています。
この自然の中で採取される「岬町産」のはちみつを皆様へお届けするように、私も月に数回養蜂場にお邪魔してお手伝いしております。採取される様子や瓶詰め、ラベルの製作などを公開後も発信していきますので、楽しみにしていてください！

【岬町で採取される「はちみつ」の商品化で、「就労支援・障がい者アート」でお仕事の依頼をして、継続的に、地域や障がい者の就労を仕組み化したい！】

１）就労支援「フェルマータ」への瓶詰め充填外注が可能になります！
【高槻市・フェルマータ】
障がい者総合支援法に基づき、一般企業での就労が困難な障がい者の方々に働く場を提供するとともに、就労知識および能力の向上のために必要な訓練を行っています。音楽記号フェルマータは「ほどよく伸ばす」という意味。つまり演奏する人の解釈で自由に伸ばせる記号なのです。

何かと生きづらい現代社会ですが、私たちは「その人なりにほどよく」をモットーに、「障がい者の街の暮らしを創る」事業を、大阪府高槻市で18年にわたり展開しています。
今回は、皆様にはちみつの瓶詰め充填を依頼いたします！

２）障がい者アート「YELLOW」のミルカさんへのはちみつラベル外注が可能になります！
【りんくうタウン・Yellow】
アトリエを社会につなげる橋渡し的役割を我々が課し、障がい者による就労の新しいカタチをつくることはできないか？
というおもいが設立の原点となっています。YELLOWがアートと施設外就労との２極歩行で前進していくと、就労支援のニーズと重要性を激しく感じるようになりました。今回は、こちらに所属している”ミルカ”さんの絵を使った「はちみつの瓶用ラベル」の作成と、yellowさんに所属している他のアーティストさんのポストカードを返礼品として準備しました。
※こちらもどうぞご覧ください！▷STORIES

【ミルカさんのご紹介】
1992年大阪府に生まれ
2010年4月よりりんくうタウンにある「Yellow」で創作活動を開始。
創作活動は10歳の頃からアニメカルチャーの影響を受けてイラストを描いたことがきっかけで始まりました。
彼女のモチーフは「鳥」で、特に好きなのは猛禽類、フウチョウ類。

とても可愛らしい色合いの「鳥」を描くのですが、その鳥の「さえずり」を絵の中の背景として音符で表現しています。描かれた鳥がさえずっている鳥の声まで聞こえてくる…そんなストーリーのある絵をはちみつのラベルにさせていただきました。

ポストカードのアーティスト

【YOUさんのご紹介】
１９８７年生まれ
２０１１年よりYELLOWにて創作活動を始める。
それまでも自宅で携帯電話やギターの絵を描いていたのでYELLOWに来た当初もスケッチブックにポスカでギターを描いてました。ギターからはじまり、車、食べものシリーズ、食べもの屋さんシリーズなど幅広く描いています。
YOUさんのスタイルは下書き一切なしでいきなり画用紙にポスカで描き出します。食べものシリーズでは麺の一本一本やご飯粒なども忠実に描かれていて、おしゃれカフェやケーキセットなど可愛いモチーフも得意なYOUさんです。背景もポスカで塗りすすめているのでかなりの時間がかかるので、最近はアクリル絵具での描き方も覚えてポスカと併用して使って描いてます。

【受賞歴】
２０１５年　大阪府現代アートの世界に輝く新星発掘プロジェクト 入選
２０１６年　大阪府現代アートの世界に輝く新星発掘プロジェクト 入選
２０２０年　全国障がい者アート公募展第1回アートパラ深川大賞　入選
２０２１年　産経はばたけアート展　佳作　
２０２２年　全国障がい者アート公募展　第3回アートパラ深川　入選

ポストカードのアーティスト
【有田京子さんのご紹介】
YELLOWのアトリエでは黙々と点描を制作しています。
毎週火曜日に販売に来るパン屋さんのチョココロネを楽しみにアトリエの時間になると集中して制作をします。
今日も仲間たちと冗談を言い合い、楽しそうに作品に向かっています。

【受賞歴】
２０１５年「かんでんコラボ・アート」審査員特別賞
２０１７年　ビッグ・アイ アートプロジェクト「第７回大阪府現代アートの世界に輝く新星発掘プロジェクト」大阪府知事賞
２０１９年 「かんでんコラボ・アート」Legendコラボ賞
２０２２年度「産経はばたけアート公募展」優秀賞
　　　　　　「アートパラ深川おしゃべりな音楽祭　大賞」

支援金の使用用途は次のとおりです。

１）岬町で採取されるはちみつの購入費用
２）はちみつの瓶と蓋の購入費用
３）はちみつの瓶の煮沸洗浄・充填業務・ラベル貼りを就労支援”フェルマータ”さんへの外注費用
４）はちみつのラベルに”YELLOW”のミルカさんのデザインを採用、デザインの二次利用の費用
５）ラベルの制作費用
６）はちみつのラベルに使用した”YELLOW”が作成したデザインのポストカードの取得費用
７）リターン品の梱包・送料
８）CAMPFIRE手数料

以上が使用用途となります。
これが実現することで、継続的な実現可能なまちづくり・就労の仕組みづくりが可能となります。

リターンは下記の通りです。

１）”YELLOW”に所属のミルカさん・YOUさん・有田京子さんが描いた絵のポストカード5枚入り
２）はちみつ「岬町産はちみつ」300gをひとつ（ラベルは選べません、予めご了承ください）
３）はちみつ「岬町産はちみつ」300gを2本セット

商品化ができれば、岬町の「ふるさと納税」の商品化、さらに岬町にある道の駅での販売なども検討します。
ぜひ、今回の商品化への実現のきっかけにご協力ください！！

【プロジェクトのスケジュールについて】

2023年7月末日　クラウドファンディング終了
8月末日　はちみつの採取・濾過・充填
9月中旬　フェルマータさんに瓶詰め充填・シール貼りの依頼
10月初旬　事務所に蜂蜜が到着、郵送準備
10月末　皆様に配送開始
11月上旬　皆様にリターン品が到着

※１、原材料の食品表示はお届け商品のラベルに表記されます。
商品開封前には必ずお届けのリターンに貼付されたラベルや注意書きをご確認ください。
特にはちみつは１歳未満の乳幼児には与えないようにご注意ください。

※２、実際にお届けするリターンとパッケージ等のデザインが異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

最後までご覧いただき誠にありがとうございます！
ダゼロ株式会社　山本浩司
「グルメな蜜バチ」