▼ネクストゴール「45万円」に挑戦中!!!
支援者の皆様のおかげで、第一目標を達成することができました。本当に本当に、ありがとうございます。
ご支援頂いたお金は、参加者の負担の引き下げやメディア発信への運営資金に役立てるとともに、
特に今後のご支援は、シンポジウムへの準備としての有識者へのインタビューと若者との対談会を随時企画していくことなどを検討し、その資金(交通費と謝礼など)に使わせていただきたく思っています。
そのために、ネクストゴールとして「45万円」に挑戦します!
ほんの小さな応援でも、本当に有り難く、運営一同、心からの励みになります。
よろしく、お願いします!!!
▼はじめに
「今、この社会はどこに向かっているんだろう?それは本当に人々が望む方向なんだろうか?」
人工知能、ブロックチェーン、ゲノム編集。
人々の暮らしを良くするため、急速に発達している革新的なテクノロジーは、今、
「ロボットは人々の仕事を奪うだろう」
「人工知能は人間の知能を超えるだろう」
「テクノロジーを扱える者とそうでない者の格差を広げるだろう」
そんな不安な予測もたらしています。
ちょっと待って。
私たちは、そんな社会になるのを、本当に望んでいるの?
多くの人が望んでいるように見えないのに、なぜそちらに向かい続けるの?
そこには、
「物を増やし、効率化・便利化を目指し、社会をとにかく前に進めることが、幸せにつながるんだ」
そういった、近代より数世紀をかけて世界が目指してきた目標が、
まだ根強く今の社会の仕組みに残っているからのように感じます。
これまでの先人たちの血のにじむ努力のおかげで、
その近代的な目標は、ほぼ達成しつつあります。
そして今、むしろ社会の中で注目されつつあるのは、
その近代的な目標では決して得られなかった幸せ(安心感・人とのつながり)や、
その近代的な目標を追求することによる弊害(自然破壊や経済格差)といったものではないでしょうか?
だとすれば、これからの未来を創る若者がすべきことは、
既存の社会の方向性をただ闇雲にさらに前進させることではなく、
これからの数世紀に、どんな社会を目指したいのか、
その大きな目標を、もう一度根源から描き直すことではないでしょうか?
それはまだ、誰も描いたことのない未来。
まだどこにもない未来は、自分たちで、つくるんだ。
そんな想いで、「100年後を見据えた理想の社会を全国の若者と考え抜き、社会に発信する」合宿型シンポジウムを毎年開催することになり、その記念すべき第一回をこの3月に開きます!
志ある全国の若者が、お金のせいで参加を諦めることなく集まれるように。
そしてまた、 今回のシンポジウムを単なる「学生のお遊び」で終わらせず、
応援してくださった皆さんの想いを胸に、責任を持って社会のために考え抜くために。
今回、クラウドファンディングに挑戦します!
▼自己紹介、これまでの活動
初めまして! 高浜拓也と申します。京都大学の経済学部に通っており、
現在、京都大学と九州大学の学生などを中心に、
「混迷する現代に、物事を根本から問い直し、22世紀の世界の見取り図を描く」
といった想いで、くすのき学派という有志団体を立ち上げ、様々な活動を行っています。
これまでには、
「幸福」「成長」「国家」といった概念を問い直す公開勉強会、
先進的な未来を描いている先人をお呼びしたビジョナリストゼミ、
今起きていることを肌で知る、ヨーロッパや日本各地への現地視察などを行ってきました。
また、昨年は九州大学にて、九州大学の総長や名誉教授、また民間の方々をお招きし、
「21世紀のより良いパラダイムの創出」に向けて、
学生主体で考える80人規模のフォーラムを、弊団体のメンバーが代表として開催しました。
(「Big Future フォーラム ~歴史の大変動期に、若者は何を学びどのような未来を描くのか?~」)
このような活動を行う中で、
様々な分野の知恵を持ち寄り、社会全体の長期的な行く末を深く考える機会を、
より多くの人々に提供したいと思い、今回の合宿型シンポジウムへの企画へと至りました。
▼2泊3日、全国の若者が未来の方向性を議論します。
今回の合宿型シンポジウムでは、全国から約30名の若者が京都郊外に集い、
2泊3日をかけて8つの分野を順番に、全員で議論し、未来への方向性を探ります。
各分野は、以下の通りです。
経済: 「 資本主義の未来 」
政治: 「 民主主義の行方 」
自然: 「 22世紀の食と農 」
心: 「 感性からの創造 」
テクノロジー: 「 人間と社会への影響 」
学問: 「 学問の再構築 」
思考: 「 問題解決の中心点へ 」
哲学: 「 価値判断の基準 」
それぞれの分野を、これまで徹底的に考え尽した学生コーディネーターが担当し、
参加者数名とのチームで1か月半の準備の上で、
当日、その分野の現状説明、問題提起、未来への提案を行い、30人全員でそれを吟味していきます。
(普段の公開勉強会にて、学生や地域の方々に向けて解説している様子)
このシンポジウムで大事なのは、100年という長期の時間軸を意識して、
既存の常識にとらわれず、社会を根源から問い直し、人々が本当に望む社会の在り方を描くこと。
そして、まだ「ごつごつ」していていいから、
ダイヤの原石のように、きらりとひかり、社会の進むべき方向性についての、
「物議をかもす」ような問いを、社会に発信すること。
「そんな社会、できるわけない!」「いやでも、できたら私は嬉しいな…!」
そんな議論の種を社会にもたらし、みんなで未来について考える機会をもたらすことこそ、
若者の役割でしょう。今の社会に安住してちゃ、つまらないです。
***
詳細はこちらのランディングページに記載してあります。
http://kusunoki2018.html.xdomain.jp/
例えば、僕が担当する「経済」の分野であれば、「経済を資本主義体制から解放する」がテーマです。
今の経済の在り方、特に資本主義的な経済がこのまま続くことには、以下の問題・限界があることに焦点を当てます
。
(1)格差の拡大(現在の所得・知識の格差が今後は生物学的格差をも生む)
(2)成長の限界(世界的に少子高齢化へと向かう中で成長が前提の経済は変更を迫られる)
(3)人間の疎外(貨幣に基づく競争的な市場経済においては人は安心感や他者のぬくもりを感じられない)
その上で、最近のブロックチェーンなどのテクノロジーや、脳科学に基づく利他性などの人間の性質を考慮すること
を通して、22世紀の経済の在り方として、
貨幣・経済成長の重要性を下げ、利他的人間像の下でブロックチェーン技術も活用して「ギフトエコノミー(贈与経済)」を発展させる可能性や、人間が経済的価値としての「労働力」に商品化せず、その「存在そのもの」が社会に価値として認めてもらえる経済を模索します。
(上述のシンポジウムにて、「科学技術の未来」をテーマに登壇した際の写真です)
このテーマにおいて、僕がその先に見据えるのは、
格差を、人の善意が解消する未来、
現在の過剰な市場競争から解放された、安心感ある未来、
労働をロボットが代替しても、人が社会的承認を得られる未来です。
それを僕は、見てみたいから。
でもこれはあくまで、僕だけの考え。それをみんなで議論して、
本当に皆が望む未来を描くことこそ、今回の醍醐味です。
そんな風に、各テーマについて、今を生きる若者が、
その感性と努力で考え抜いたものを社会に発信します!
▼資金の使い道
今回応援していただく方々、本当に本当に、ありがとうございます。
今回、静かで落ち着いて考えられる環境が必要なため、
京都郊外で開催するシンポジウムの経費として、
宿泊代・食事代・会場代で参加者一人に2万円弱と、
九州や関東などの遠方からの参加の場合、交通費が1万円~2万円かかる見込みです。
応援していただいた資金は、全国の若者が参加するための負担の軽減に使わせていただくと同時に、
シンポジウム後に発信するメディアなどへの運用資金とさせていただきたいと思っています。
(現在独自メディアを構築中です)
▼リターンについて
今回の御礼につきましては、
・シンポジウムの内容をまとめたダイジェストレポ―ト
・シンポジウム参加メンバーの継続的な非公開FBグループへの招待
・シンポジウム最終日の発表会への参加権
・シンポジウムの内容を詳細にまとめた小論文集※
・講演などの依頼
といったものを予定しています。
※ご参考までに、これまでの勉強会で運営メンバーの一人(高浜拓也)が作成した小論文へのリンクを掲載しておき
ます(これは月例の勉強会のレベルなので今回のレベルはそれをはるかに超えることを勿論目標にしています。)
。
https://docs.google.com/document/d/1Fe2SSa-kIC70C8p7fqVCZrcjVsjpbbdLKkjs2VBSheA/edit?usp=sharing
▼最後に
ここまで読んでいただき、本当に、ありがとうございます。
物事を本気で考え抜くほど、自分の未熟さと社会の厳しい現実に向き合わざるを得ませんが、
それでも、批判やお叱りを受けながら、若者なりに感じていることを社会に示していくことこそ、
社会の活力を生み、その積み重ねが日本の未来を創っていくと思っています。
今回だけで100年後を見据えた社会が描けるなどとは露ほども思ってはいません。
毎年一回、こうして全国から若者が集い、根本からじっくり考えるという場を設けることで、
少しずつ、「22世紀のかけら」のようなものが見つかっていくと思っています。
そのための、小さくとも大事な第一歩を、皆さんとともに始めたいんです。
ご支援・応援、本当にありがとうございます!
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