はじめに・ご挨拶
初めまして、数あるページの中から当プロジェクトを見て頂きありがとうございます。和歌山県の美浜町で、胡蝶蘭の栽培・販売をしている株式会社美浜オーキッドの中井亮佑と申します。
プロジェクトオーナーの中井亮佑です。
私たちは、全長約4kmの砂利浜「煙樹ヶ浜」がある美浜町の海と山に挟まれた自然の中で、和歌山南紀の温暖な気候を利用して、様々な種類の胡蝶蘭を育てています。
コチョウランについて
現在出回っている胡蝶蘭は苗を主に台湾や東南アジアの生産者から送られているものになります。胡蝶蘭の苗はフラスコ内で培養し、苗から丁寧に育て、ある程度成長した苗や成株を輸入し、日本で開花させる工程を取っています。胡蝶蘭の花が綺麗に咲くまで約5年の歳月がかかります。
「紀の国ホワイト」の苗は花がつかない早い段階で苗を輸入し、自社の育苗室で7~8カ月育て、根をしっかり張り巡らせた花もちが良い株を目指してつくっています。
熱帯性植物である胡蝶蘭は徹底した温度・日光の管理が品質に大きく影響します。
日本の四季に応じての管理が非常に手のかかるところです。
このプロジェクトで実現したいこと
今回のプロジェクトでは、私たち美浜オーキッドで栽培している「紀の国ホワイト」という胡蝶蘭を広く、皆様に知っていただき、あがらの胡蝶蘭としてブランディングを確立したいと考えプロジェクトを立ち上げました。
オリジナル品種 「紀の国ホワイト」
タイトルにも使っている"あがら”という言葉は和歌山県の方言で私たち”という意味です。この「紀の国ホワイト」は、あがらの洋ラン園だけで栽培されているオリジナルの胡蝶蘭の品種です。一方、花き市場や花屋さんに並んでいるコチョウランの主な品種は「V3」と呼ばれる品種になります。
「紀の国ホワイト」は、一般的な「V3」と比較して
① 胡蝶蘭の命ともいえる、花びらが大きい
② 花びらが、和紙のような手触りで高級感がある という特徴があります。
写真(左)”紀の国ホワイト” (右)”V3”
紀の国ホワイトは、花びらが大きく、和紙のような手触りがあることを特徴です。
(左)”紀の国ホワイト” (右)”V3”
紀の国ホワイトは、花びら大きく、和紙のような手触りがあることから和食の飲食店等の開店祝いなどに人気です。
花びらの大きさ、胡蝶蘭としての高級感は、贈り物として使われることが多い胡蝶蘭としては、大きな付加価値です。今回のプロジェクトでは、「紀の国ホワイト」を多くの人に知ってもらい、和歌山県オリジナルの胡蝶蘭の品種としてブランディングを成功させたいと考えています。
プロジェクトをやろうと思った理由
今回、あがらの洋ラン園で栽培している「紀の国ホワイト」をもっと、多くの人に知ってもらいたいと思ったのは、2つ理由があります。
■理由① 花の産地や生産者にも注目してほしい
口に入れる食べ物や食材に関しては、私自身もそうですが産地やどういったものが含まれているか気にして購入する方が多いと思います。和歌山県でも、果実であれば「有田みかん」や「あらかわの桃」は全国的にも有名な産地で”ブランド”として認識されています。
一方で、切り花や鉢花はどこでどのように栽培されたか分からないものも多く、売り方として産地を気にしてない様に思われます。特に胡蝶蘭も市場で扱う品種や規格で差別化が難しく「胡蝶蘭」として販売されます。
そのような中で白色大輪の胡蝶蘭として最も認知度が高い“V3”以外に”紀の国ホワイト”という品種は美浜オーキッドでしか栽培していません。この花はあがらでしか扱っていない「特別感」、”紀の国”が和歌山県であることをすぐにイメージできるネーミング、御坊・日高地域をもっと、さらには和歌山県をたくさんの人に知ってもらうために贈り物として最適な胡蝶蘭”紀の国ホワイト”を育てていきたいと思いました。
胡蝶蘭の栽培には、早朝の水やりや、温度や室温の管理など、多くの手間暇がかかります。特に「紀の国ホワイト」は、花びらが大きいため、手入れに気を付ける必要があります。仲間と一緒に懸命に育てている「紀の国ホワイト」を、今回のプロジェクトで一人でも多くの人の手に届け、その価値を知ってもらいたいというのが目的の一つです。
理由② 胡蝶蘭をもっと身近に使ってもらいたい。
胡蝶蘭は、冠婚葬祭や法人の祝いごとなど「贈答」に使われるイメージが強い花です。日常使いとして自分で買うには、値段が張り、敷居が高いと思われがちです。しかし、市場や花屋を通さず、私たちのような洋ラン園から直接購入すれば、鮮度の高い花もちが良い胡蝶蘭を安価で購入することができます。今回のプロジェクトを通じて、「紀の国ホワイト」を直接、お客様に届ける機会を作りたいと考えています。
ご家庭で楽しまれる胡蝶蘭
また、胡蝶蘭は、生命力の強い花で、植え替えや手入れをしてやることで、花を2度咲かせることができます。昨年度日高広域のイベントで「温室見学&2度咲きのための育て方講座」をたくさんの人に参加していただけました。下記の写真は参加したお客様から送られてきた写真になります。よく来て下さるお客様の中には10年間毎年花を咲かせている方もいらっしゃいました。
今回のプロジェクトを通じて、こうした胡蝶蘭の楽しみ方もお伝えできれば幸いです。
ご家庭で2度咲きした胡蝶蘭
これまでの活動
私は大阪出身で、地元の高校を卒業後、和歌山県内の大学に進学しました。大学・大学院時代は植物のタンパク質について勉強ならびに研究を行っていました。また学生時代には、下宿していた地域の特産品であるモモの収穫時期に知り合いの農家さんのところへ毎年手伝いに行きました。その中で、農家さんから植物の栽培の難しさややりがいを聞くうちに次第に農業に関心を抱き、昨年ご縁があった美浜オーキッドに勤めることになり、その流れで美浜町に移住してきました。
資金の使い道
集めた資金を活用し、「紀の国ホワイト」を紹介するリーフレットやロゴ、ステッカー作成させて頂きます。また「紀の国ホワイト」のブランド力と認知度を高めるため活動費として利用させて頂きます。
1.「紀の国ホワイト」のロゴ作成
2.「紀の国ホワイト」のステッカーおよびリーフレット作成
3.「紀の国ホワイト」の認知度向上の広告活動費
4. リターン品の材料費や活動費
5. CAMPFIREの手数料
リターンについて
今回は皆様に「紀の国ホワイト」の胡蝶蘭を楽しんでもらうため、贈り物に最適な『3本立て』と『5本立て』をご用意しました。結婚記念日やお誕生日のプレゼントに向けには、女性に人気のピンクの胡蝶蘭も選んでいただけます。
リターン品① "紀の国ホワイト"3本立
蕾含めて33~39輪程度
高さ90~100cm 重さ 約3kg
提供時期:2023年5月以降
リターン品② "紀の国ホワイト"5本立
蕾含めて50~55輪程度
高さ90~100cm 重さ 約5kg
提供時期:2023年5月以降
リターン品③ 記念日に胡蝶蘭を贈り届ける引換券
誕生日や結婚記念日などに胡蝶蘭をお届けする引換券です。
3本立てのピンクの胡蝶蘭をお届けします。
有効期限:2023年2月~2024年2月まで
リターン品④ 法人向け 胡蝶蘭の引換回数券(3回分)
お祝い事や開店祝いなどで胡蝶蘭を使うことが多い方向けの引換回数券です。
3本立ての胡蝶蘭で白とピンクが選べます。3回分のチケットです。
有効期限:2023年2月~2024年2月まで
胡蝶蘭のお引渡し・発送について
胡蝶蘭のお引渡しには、①宅配便によるお届けと、②洋ラン園にお引き取り、③記念日や開店祝いなどにお届けの3通りの方法がございます。
<①宅配便によるお届け>
宅配便によるお届けに関しては、メールにて胡蝶蘭のお届け日を確認・調整させて頂きます。なお、3本立て、5本立ての胡蝶蘭はお届け時期は2023年5月以降となります。
<②洋ラン園へ来園いただきお引渡し>
和歌山県御坊市にある洋ラン園にお越し頂いたうえで胡蝶蘭をお引渡しします(送料分がお得です)。なお、3本立、5本立て胡蝶蘭はお引渡し時期は2023年5月以降となります。(お引渡し場所の住所:和歌山県御坊市湯川町小松原661) ※Google map で「美浜オーキッド 小松原温室]で調べて頂くと場所が表示されます。
<③記念日・開店祝いなどにお届け>
法人向け回数券や記念日にお届けに関しては、メールには胡蝶蘭のお届け日を確認・調整させて頂きます。引換回数券を2023年2月に郵送させていただきます。引換回数券の有効期限:2023年2月~2024年2月まで1年間です。
実施スケジュール
”紀の国ホワイト”のブランディング・認知度向上に関する取り組みスケジュールは、以下の通りです。
2023年4月 「紀の国ホワイト」のロゴ作成
2023年4月 「紀の国ホワイト」のステッカーおよびリーフレット作成
2023年4月 「紀の国ホワイト」の認知度向上の広告活動
最後に
私が生まれた年と社長が胡蝶蘭を栽培し始めた年が同じでちょうど26年。ここまで築き上げてきたこの会社を、そして胡蝶蘭という花をこれからも残し、販路拡大をしていきたいと思っています。今回のプロジェクトを立ち上げる際に、あがらだけが栽培しているオリジナル品種"紀の国ホワイト"をもう一度見直して、和歌山県の胡蝶蘭として、まずは和歌山県内の人たちに、そして全国に広めていきたいと思います。
あがらの胡蝶蘭を、あがらの和歌山を盛り上げるため多くの方からのご支援の程何卒お待ちしております。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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