目に障がいを持つ方々や、青少年の未来を照らす灯りになる。
そんな思いを胸に、2010年に札幌ライラックライオンズクラブと公益財団法人 札幌芸術の森文化財団が始めた、チャリティライブ「MUSIC LAMP」
(写真)札幌ライラックライオンズクラブのレディース会員がMUSIC LAMPの開催当日に受付をしている様子
私達、札幌ライラックライオンズクラブは、これまでも「次世代を担う青年の育成」や「目の不自由な人たちに光を」という目標を掲げ、私たちの活動に共感してくださる市民の皆様と共に、さまざまな奉仕活動を行ってきました。世界の中で、なかなか支援の行き届かないところへ手を差し伸べて、少しでも幸せな地域を創造しようと、このチャリティコンサートを発足しました。この趣旨のもとに集まった多くの市民の輪で、音楽を通じて「温かい心」を広めて参ります。
ライオンズクラブ国際大会でスピーチをしたヘレンケラー
1925年6月30日、米国オハイオ州シダーポイントのライオンズクラブ国際大会に参加し、会員に「盲人のために暗闇と闘う騎士」となってほしいと訴えました。
以下は、ヘレンのスピーチの内容です。
チャンスとは気まぐれな女性のようだという言い伝えを耳にしたことがあるでしょう。彼女はすべてのドアを1度だけノックしますが、ドアがすぐに開かなければ通り過ぎてしまい2度ともどってはきません。まさにその通りです。魅力的な女性は待ってはくれません。ドアを開けてつかまえなければ通り過ぎてしまうのです。
私をそのチャンスだと思ってください。私はあなたのドアをノックしています。ぜひ私のノックに応えていただきたいと思っています。ひとつのドアに魅力的なチャンスがいくつも訪れたとき、どうすべきかをこの言い伝えは教えてくれません。あなた方は最も魅力的だと思うものを選ばねばならないでしょう。私を選んでくださることを願います。このチャンスはまだ未開拓で、奉仕の素晴らしい機会を数多く提供できます。
....一部省略....
ライオンズのみなさん、これが私があなた方に持ってきたチャンスです。米国盲人連盟を助成し、支援してください。予防可能な失明が根絶され、耳や目の不自由な子供がすべて教育を受けることができ、男性であれ女性であれすべての盲人が支援される日が早くやってくるよう、手を貸していただけませんか?ライオンズのみなさん、見える目を持ち、聞こえる耳を持ち、力強く勇敢で親切なあなた方にお願いします。ぜひ盲人のために暗闇と闘う騎士になってください。
〜ライオンズクラブ国際財団(LCIF)公式サイト参照〜
ライオンズはヘレンの求めに応じ、それ以来、ライオンズクラブの活動には失明予防を目的とした視力プログラムが含まれるようになったのです。
1971年、ライオンズクラブ国際協会の理事会は、6月1日をヘレン・ケラー・デーとすることを定めました。ヘレン・ケラー・デーには、世界中のライオンズが視力関連の奉仕事業を実施します。
ヘレンケラーの求めに応じ、ライオンズクラブの視覚障がい者支援は、世界中で継続的に行われています
(写真)札幌ジュニアジャズスクールのメンバーと北海道盲導犬協会さまのチャリティ募金の様子
MUSIC LAMPは、チャリティコンサートです。当日、ご来場いただいた皆様から頂いた「チャリティ募金」「チケット代」「協賛金」は、当クラブが支援している団体さまへ支援を行ってきました。
本日まで、MUSIC LAMPにご来場の皆様からお預かりしたチャリティ募金並びにチケット代等は、公益財団法人北海道盲導犬協会への支援をはじめ、過去には2011年に発生した東日本大震災で、クラブ活動の練習環境を失った東北地方の子供達への楽器やトレーニング機器の寄贈などに使わせていただきました。
誰もが健康的で豊かな「子ども期」を過ごせるよう、地域の経済的に恵まれない子供達への生活学習支援活動団体や、障がいを抱える方々への支援などにも使わせていただきます。
3年前の2019年のMUSIC LAMP開催時は、「札幌ジュニアジャズスクール(札幌市芸術文化財団)」「公益財団法人 北海道盲導犬協会」「特定非営利法人 カコタム(学習支援活動)」「社会福祉法人 いのちの電話」の団体へ、総額100万円の支援を行いました。今後も、青少年の育成のために、この奉仕活動を続けていきます。
(写真)会場内で人気の盲導犬体験
(写真)盲導犬協会によるショップも展開(2014年)
2019年12月初旬に新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により、すべての国民がマスク生活を強いられ、不要不急の外出ができなくなってしまいました。
生活に必要な施設以外は休業を余儀なくされ、音楽や娯楽は真っ先にその対象となってしまいました。
その余波ではないですが、以前からご協力いただいていた協賛企業様は、協賛の継続が難しいと判断せざるを得ない状況になってしまいました。
ですが、当クラブは「音楽の力で支援をする活動を、止めてはいけない」と感じております。
今この時も1秒ずつ時間が進んでいっており、支援を必要としている方々はその順番を待たなくてはなりません。
手を止めることで、助からない、満たされないことがあっては、我々ライオンズクラブの精神に反しています。
その気持ちを奮い立たせ、今回このクラウドファンディングに参加させていただく運びとなりました。
「音楽の力で支援をする活動を、止めてはいけない」
北海道盲導犬協会の盲導犬の育成は、皆様からの寄付や募金で行われています。
1頭の盲導犬を育成し希望者へ貸与する為には、訓練費用やエサ代はもちろんのこと、訓練施設や市街地の訓練場所まで向かう訓練車両の維持費など、概算費用でおよそ3,000,000円が必要となります。(北海道盲導犬協会より引用)
(写真)北海道盲導犬協会より 盲導犬
盲導犬が心も体も大きく成長する生後1年間を、たくさんの愛情をそそぎながら飼育いただくボランティア家庭のことを「パピーウォーカー」と言います。盲導犬の育成にとってなくてはならない大切な存在ですが、そのパピーウォーカーも不足している現状です。
MUSIC LAMPでチャリティ募金を行い、その募金を盲導犬協会に寄付することで、視覚障がい者の支援に繋がっています。
MUSIC LAMP は毎年、札幌市南区に位置する「札幌芸術の森」を会場に活動している小中学生「札幌ジュニアジャズスクール」のメンバー・修了生たちが素晴らしい演奏をし、ゲストバンドとのスペシャルセッションなども行ってきました。MUSIC LAMP 開催 Vol,12の今年は、地域の青少年のバンドに参加している青少年たちに、日頃の練習の成果を札幌の大ステージ「Kitara」で発揮してもらおうと企画して、3つの青少年バンドにご参加いただく事になりました。
(写真)札幌ジュニアジャズスクールの演奏 MUSIC LAMP Vol,05(2014)より
なかなか出会うことのない4バンドを、MUSIC LAMPでは一緒に見ることが出来ます。多様なバンドの演奏を鑑賞することで、
小学生の方は未来の自分の選択肢を広げる「認識」を、中学生の方は未来の自分の目標を高めるための「向上心」を、高校生の方はプロや大人たちと完成させた舞台を観ることで「経験」を豊かにします。
このコンサートに関わったすべての人、奉仕する側も「自分が誰かの役に立つことができる」ことで、普段では味わえない幸福感を得ることが出来ます。
今回のクラウドファンディングは、札幌の市民の皆様に向けてだけではなく、全国の方に向けた募集となります。
当クラブの支援活動に賛同していただける方なら、全国のどなたでも支援が可能となります。
【共通項目】
領収証について:領収証をご希望の方は、備考欄に宛先の入力をお願いします。
Thanksメールに関して:MUSIC LAMPの開催後、集まった支援金などご報告させていただくために、2023年3月1日(水)以降となりますことをご了承下さいませ。
リターン①「Thanksメール」支援金額・1,000円
Thanksメールお届け予定:2023年3月1日(水)〜
お気持ちだけでもありがたいです。ご支援お願いします!
リターン②「Thanksメール+MUSIC LAMP特製クリアファイル1枚(A4サイズ)」支援金額・3,000円
2種類ございますので、どちらか1種類を発送致します。
クリアファイルお届け予定:2023年2月22日〜
Thanksメールお届け予定:2023年3月1日(水)〜
リターン③「Thanksメール+MUSIC LAMP特製クリアファイル2枚(A4サイズ)」支援金額・5,000円
クリアファイルお届け予定:2023年2月22日〜
Thanksメールお届け予定:2023年3月1日(水)〜
リターン④【限定20組】「Thanksメール+チケット1枚」支援金額・10,000円
チケットに関して:全席自由席です。車椅子でご来場の場合は事前にお知らせください。
小学生以上1名につきチケット1枚が必要です。
チケットのお届け日は2023年2月22日(水)を予定しています。お届け先住所は入力にお間違えのないようご注意ください。
※未就学児は保護者の膝上に限り無料(お座席を必要とする場合は小中高生料金800円と同額になります)
(※チケット画像はイメージです)
Thanksメールお届け予定:2023年3月1日(水)〜
リターン⑥【限定10組】「Thanksメール+当日支援者名簿に名前を記載+チケット2枚」支援金額・20,000円
チケットに関して:全席自由席です。車椅子でご来場の場合は事前にお知らせください。
小学生以上1名につきチケット1枚が必要です。
チケットのお届け日は2023年2月22日(水)を予定しています。お届け先住所は入力にお間違えのないようご注意ください。
※未就学児は保護者の膝上に限り無料(お座席を必要とする場合は小中高生料金800円と同額になります)
当日支援者名簿に関して:複数名でまとめてご支援していただく場合でも、代表者1名様のお名前(法人名・ニックネーム可です)を記載します。
(※チケット画像・名簿はイメージです)
Thanksメールお届け予定:2023年3月1日(水)〜
リターン⑦「Thanksメール+当日支援者名簿に名前を記載(チケットなし)」支援金額・20,000円
当日支援者名簿に関して:複数名でまとめてご支援していただく場合でも、代表者1名様のお名前(法人名・ニックネーム可です)を記載します。
Thanksメールお届け予定:2023年3月1日(水)〜
リターン⑧ 【限定3組】「スポンサーシート2席+チケット4枚」支援金額・100,000円
チケットに関して:スポンサーシートは指定席です。車椅子でご来場の場合は事前にお知らせください。
小学生以上1名につきチケット1枚が必要です。
チケットのお届け日は2023年2月22日(水)を予定しています。お届け先住所は入力にお間違えのないようご注意ください。
※未就学児は保護者の膝上に限り無料(お座席を必要とする場合は小中高生料金800円と同額になります)
2022年12月〜 クラウドファンディング開始
2023年2月11日(土) 支援の締切
2023年2月12日(日)〜 協賛社のパネル・支援者名簿作成
2023年2月15日(水) 支援の返礼品(チケット・クリアファイル)発送手配
2023年2月22日(水) 支援の返礼品(チケット・クリアファイル)納品予定
2023年2月25日(土) MUSIC LAMP開催日 協賛社のパネル・支援者名簿を会場内に掲示
2023年3月1日(水)〜 Thanksメール送信(MUSIC LAMP開催内容+感謝の言葉)
2023年3月 各支援先へ支援金の寄贈
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
<目標金額と資金の使い道について>
目標金額:1,000,000円
内訳
会場設営・撤去、舞台運営費:約20万円
出演者交通費:約10万円
印刷製本費:約10万円
広告費:約5万円
北海道盲導犬協会への寄付:約20万円
札幌ジュニアジャズスクールへの寄付:約15万円
社会福祉法人 北海道いのちの電話:約10万円
認定NPO法人Kacotam:約10万円
MUSIC LAMP Vol,12は2023年2月25日 コンサートホール Kitaraで開催致します。
今回の出演者は、札幌の青少年バンドによる演奏となります。
プログラム
各バンドのプログラムには、映画の名場面を彩るおなじみの曲も登場します。
若々しく元気いっぱいの演奏をお楽しみください。
♪ Autumn Leaves (『Les Portes de la nuit(夜の門)』より)
♪ ドラえもん (『ドラえもん のび太の宝島』より)
♪ MISSION:IMPOSSIBLE (『MISSION:IMPOSSIBLE』シリーズより)
♪ ディズニー・ファンティリュージョン!(『ディズニー』シリーズより) ほか
詳細
※Kitara Club会員の方はKitaraチケットセンターにて優待価格でチケットをお求めいただけます。
※未就学児の入場は膝上に限り無料です。お座席を必要とする場合は、小中高生の料金と同額となります。
※お客様用の駐車場はございません。近隣の有料駐車場をご利用下さい。
※会場内での録音、撮影は固くお断り致します。
※車椅子をご利用のお客様は車椅子のまま観覧できる専用エリアをご用意致します。
新型コロナウイルス感染症対策と、ご鑑賞の皆さまへのご協力のお願い
ご自身の健康状態を確認し、次のような不安のある方はご鑑賞をお控えください。
□ 37.5℃以上の熱や咳などの風邪症状のある方
□ だるさや息苦しさ、体調に不安のある方
□ 感染が疑われる方との濃厚接触の可能性のある方
出演者
札幌で演奏活動を行う、小・中・高校生によるジャズバンドと吹奏楽部が演奏を繰り広げます。
・中の島小学校ジャズバンド BECON
・福住北野平合同バンド
・札幌ジュニアジャズスクール(小・中合同)
・SIT Band - 札幌国際情報高校吹奏楽部
中の島小学校ジャズバンド BECON
中の島小BECONです。正式名称は『Brass Entertainment Children Of Nakanoshima』といい、頭文字をとってBECONです。私たちは、小学生には少し珍しいジャズバンドです。ジャズ特有のノリの良いリズムやハーモニーを楽しんで演奏しています。各曲で活躍するソロも大きな魅力の一つです。どうぞ楽しんでお聴きください。
福住北野平合同バンド
私たちは福住小スクールバンドと北野平小学校合奏団の合同バンドです。2021年より合同バンドとしての活動を始め、聴いていただく皆様の心に響くような演奏ができるよう日々練習しています。“全力楽奏”で頑張ります!
札幌ジュニアジャズスクール
ジャズを通して子ども達の自己表現や協調性を高めることを目的に発足した「札幌ジュニアジャズスクール」は、今期で活動23年目を迎えました。札幌芸術の森を拠点に、小学生による「SJF Junior Jazz Orchestra」と中学生による「Club SJF」という2つのビッグバンドを編成。演奏する側も聴く側も楽しめる音楽をモットーに、毎週末の定期練習を重ねながら、札幌内外でのライブへの出演や国内外のジャズスクールとの交流ワークショップなどの活動を行っています。
SIT Band - 札幌国際情報高校吹奏楽部
札幌市北区にある北海道内最大の吹奏楽部バンドです。
踊りながら演奏する独自のスタイル「ダンプレ」で、北海道内のみならず、東京やハワイ州ホノルル市でのライブ、アーティストライブへのゲスト出演の機会もいただきました。1年生50名、2年生38名の計88名で、お客様に愉しんでいただくことを目標に、日々の練習に励んでいます。
我々は、2010年から開催されている「MUSIC LAMP」を運営し、ご参加いただいた市民のみなさまの「お一人お一人のお気持ち」を、各支援先団体へとお届けして参りました。この度は、このクラウドファンディングを通じて、より多くの皆様のご賛同を頂きたく、お願い申し上げる次第でございます。
今日まで、MUSIC LAMPの当日会場にご来場いただきました市民のみなさま、並びに、会場でのチャリティ募金活動をサポートしてくださった出演者各位、MUSIC LAMPを支えてくださった関係者各位に、心から御礼申し上げます。
これからも、この支援の輪を大切に育てていきます。
<札幌ライラックライオンズクラブについて>
入会はどなたでも行えます。詳しくはこちら(札幌ライラックライオンズクラブ公式サイト)
最新の活動報告
もっと見るMUSIC LAMP Vol,12開催しました!
2023/03/10 18:00この度は、2月25日(土)に札幌kitaraにて開催されました、MUSIC LAMP Vol.12に対しまして多分なご支援を賜り、誠にありがとうございました。お陰様を持ちまして、盛況裏に終わりましたことをご報告申し上げます。会場で挨拶する札幌ライラックライオンズクラブ 59代会長 L村山北海道盲導犬協会さま ご挨拶当日は、子供たちの素晴らしい演奏や踊りに惜しみない拍手が送られ、私たちの目からも涙が溢れる程の感動がありました。札幌ジュニアジャズスクールの演奏また、視覚に障がいをお持ちの方々も多数ご来場され、素敵な時間を楽しまれており、総入場数約570名程の方へこのコンサートの意義を十分にお伝えできたと自負しております。皆様より頂戴いたしました支援金、はしっかりと視覚障がい者支援・青少年育成に活用させていただきます。会場内での募金活動の様子最後にご支援を頂きました皆様のご健康とご活躍を、心よりお祈り申し上げ、お礼とさせていただきます。札幌ライラックライオンズクラブミュージックランプ実行委員会 もっと見る
札幌ジュニアジャズスクールの皆さまにMUSIC LAMPの説明会
2023/02/01 11:142023年1月23日(土)、札幌ジュニアジャズスクールのメンバーの皆さまに、我々札幌ライラックライオンズクラブがMUSIC LAMPを開催する主旨について、現会長の村山ライオンと説明会を行いました。今回のMUSIC LAMPは、プロの演奏者を呼ばずに地元の青少年による演奏がメインで、当クラブとしても初の試みです。一緒に盛り上げてくださる皆さまに、私たちは普段どのような活動を、どのような目的を持って行っているのか、詳しくお伝えできたと思います。MUSIC LAMPというチャリティコンサートは、さまざまな企業・団体の皆さまに支えられて、継続することができております。ぜひ、お友達やご家族と情報をシェアしていただけたらと思います☆【音楽で札幌の青少年育成・障がい者支援】チャリティコンサート活動継続を支援しようクラウドファンディングの詳細はこちらhttps://camp-fire.jp/projects/view/634582?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_projects_showMUSIC LAMPのクラウドファンディング締切まで、残り10日です!! もっと見る
MUSIC LAMP 開催のための活動 ミーティング
2023/01/12 12:51昨年10月に、札幌国際情報高校吹奏楽部SIT BandのみなさんとMUSIC LAMPの開催の意義について話し合いが行われました。(学生の個人情報保護のため、写真の投稿は控えさせていただきます) もっと見る
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