はじめに・ご挨拶
音楽家(ピアニスト・作曲家・即興演奏家)の河合拓始です。昨年、任意団体「クリスチャン・ウォルフの音楽コンサート実行委員会」を福岡で立ち上げ、現代音楽関連のコンサートを企画・開催しています。昨年末のコンサート「クリスチャン・ウォルフの音楽~システムを変える~」に続き、本年12月にコンサート「ここが家だ」をアクロス円形ホールで開催します。
河合拓始は東京で20数年、現代音楽や即興音楽を中心に活動した後、2012年から福岡を拠点に現代音楽コンサート、即興演奏ライブ、グループでのプロジェクトなど多岐に渡って演奏・作曲・企画をしています。ウェブサイトにプロフィール・活動歴などを記しています:TAKUJI KAWAI WEB http://www.sepia.dti.ne.jp/kawai/
このプロジェクトで実現したいこと
12月19日にアクロス円形ホールでコンサート「ここが家だ」を行います。米国の作曲家クリスチャン・ウォルフの「Peace March」と題された作品のほかに、三宅榛名・高橋悠治・河合拓始の作品を、多様な編成と出演者で演奏します(曲目と演奏者は上記の動画をご覧ください)。なかでも河合作曲の新作「ここが家だ」は、画家ベン・シャーンと詩人アーサー・ビナードによる絵本「ここが家だ」(2006年、日本絵本賞受賞)に基づいて、ピアノと10名に及ぶ集団朗読・歌唱により、シャーンの絵の投影とともに上演する大作で、コンサートの目玉になっています。後述の理由により、計画通りの御膳立てでの開催が難しくなっており、資金難に陥っています。皆様のご支援をお願いいたします。
プロジェクトをやろうと思った理由
文化庁の「ARTS for the future!」という助成金に申請し、コンサートに必要な諸経費をまかなう予定でした(昨年も同じ助成金を受けていました)。ところが申請はしたものの、今年の申請条件を読み誤っていたことが発覚。想定していた助成額の2割位しか受けられないことが判明しました。コンサート制作はすでにスタートしておりますし、経費をいくら切り詰めても、大きな赤字は必至な状況です。それでやむを得ず、人生で初めてのクラウド・ファンディングの立ち上げを決意しました。皆様のご支援をお願いいたします。実を言うと、文化庁申請との兼ね合いで目標額をあまり大きく設定できませんでした。250,000円としていますが、これでも実際は全然足りません。皆様の大きなご支援をお願いする次第です。どうぞよろしくお願いいたします。
これまでの活動
「クリスチャン・ウォルフの音楽コンサート実行委員会」としての初企画は、昨年12月の「クリスチャン・ウォルフの音楽~システムを変える~」で、ウォルフの作品を特集した国内でも特筆できる内容のコンサートでした。100席の小さなホールながら満員の聴衆には小学生・中学生もおり、関東や中部地方からの来場者もありました。静かな熱気のある現代音楽コンサートでした。それを踏まえて新たな一歩を踏み出す今年の企画が「ここが家だ」です。
「クリスチャン・ウォルフの音楽コンサート実行委員会」として、今年は10月に<河合拓始ピアノ即興ソロコンサート>、11月に図形楽譜などによる河合・中村勇治・サネマツアキラによるパフォーマンスライブ<(ミ)あじミずモ>を行い、12月19日は今年三つ目の企画です。河合としては、2014年から糸島国際芸術祭"糸島芸農"(隔年開催)で毎回行ってきた「イなりプロジェクト」の集団創作経験も、群読作品「ここが家だ」に反響しています。
資金の使い道
アクロス円形ホールの会場施設使用料・付帯設備使用料、稽古場使用料、音響・照明・受付などスタッフ費、チラシやパンフレットの印刷費、など様々な経費に充当します。ベン・シャーンの絵をスライド投影するための著作権料(日本美術著作権協会)(三十葉で24万円)もあります。
いただいた支援金のうち、17%はクラウド・ファンディング・サイトCAMPFIREへの手数料になります。
リターンについて
コンサートに関連したさまざまなタイプを設定しています。
今回の新作初演曲「ここが家だ」の【楽譜】、【練習用音源】、【練習用音源デラックス】。
12/25の【オンライン・アフター座談会参加券】【オンライン・アフター座談会 質問&後日視聴券】。
コンサートの【メイキング&アフターインタビューDVD】。
当実行委員会で企画した【河合拓始ピアノソロ即興コンサートDVD】。
遠方からなど実際にコンサートに参加できない場合でも、リターンを楽しんでいただけるかと思います。
他に【御礼メール】【配布パンフレットにお名前掲載】等の少額タイプもございます。
なお、複数のリターンを自由に組み合わせることもできますし、1つのリターンを複数個選択して支援することもできます。また、リターンに500円単位の任意の金額でご支援を上乗せしていただくこともできます。ご支援タイプをぜひカスタマイズしてください。「プロジェクトを支援する」のバナーボタンから入っていただくと、わかりやすいかと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
※リターン発送の際の送料は不要です。
実施スケジュール
11月上旬:公演チラシ頒布開始
11月中旬:クラウドファンディング公開
11月~12月:コンサート制作・リハーサル続行
12月19日(コンサート本番日):支援者の名前を掲載した曲目解説パンフレット配布
12月19日以降:コンサート終了後も引き続き支援は可能です
12月25日:クラウドファンディング締切り・終了
来年1月31日まで:リターンの発信・発送を完了(ただし下記3月中旬まで予定のリターンは除く)
来年3月中旬まで:【「ここが家だ」メイキング&アフターコンサート DVD、河合拓始ピアノソロ即興コンサート DVD、河合拓始あじミずモPiecesソロ新録音CD-Rと楽譜】 リターンの発信・発送を完了
最後に
福岡ではまだ触れる機会の少ない、現代音楽的な自由な表現の演奏会をぜひ成功させたいです。
観賞と参加の敷居を下げ、専門家でなくても楽しめる音楽パフォーマンスを目指しています。
今回の曲目のなかでも、とりわけ新作「ここが家だ」では、音と言葉とビジュアル、そして普段着の人々による説得力ある舞台を実現させたいです。
そのために必要なセットアップを整えるために、ぜひ皆さんの力を貸してください。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
当クラウドファンディング「コンサート「ここが家だ」を応援してください!」にご支援・ご注視くださった皆様、本当にありがとうございました。公演が終わり、早4ヶ月経ちました。 この度、コンサートの中核演目だった「ここが家だ」の公演模様の動画をYouTubeで一般公開しました。 このように、御蔭様で無事、舞台を作ることができたこと、心より御礼申し上げます。 よろしければ、動画もご覧になってみてください。どうぞよろしくお願いいたします。 https://www.youtube.com/watch?v=eXSrGfb8uhA (演奏は3:25から始まります) クリスチャン・ウォルフの音楽コンサート実行委員会/河合拓始
コンサート終了三日後の一昨日、御蔭様でついに100%を達成しました!!感涙です。人生初のクラファン、どきどきしながら見守っていました。ご支援くださった皆さま、本当にありがとうございます!! 心より感謝御礼申し上げます。 のみならず、その後も支援申し込みは増えていまして、現在109%になりました! 実は・・説明文にも書きましたように100%でもまだ赤字で不足しておりますので、本当を言うと大変にありがたいです。 クラファンの最終お申し込み期限は、明日25日の23:59まで。コンサート聴いてくださった方もそうでない方も楽しんでいただけるリターンがありますので、おかんがえのかたはぜひ今からでも、どうぞご検討お願いいたします! ありがとうございます。 クリスチャン・ウォルフの音楽コンサート実行委員会/河合拓始
昨日コンサートは、ほぼ満員のお客様を迎え、大変好評のうちに、無事に開催・終了することができました。ご支援をいただいた皆様の御蔭です。改めて感謝御礼申し上げます。 コンサートは終わりましたが、引き続き12月25日までクラウドファンディングは続いています。現在、ご支援総額は20万円を超え、達成率85%になりました。本当にありがとうございます。日曜日まであと数日、なんとか100%まで達成したいです!! ご支援を考えられている皆様、どうぞよろしくお願い申し上げます。 クリスチャン・ウォルフの音楽コンサート実行委員会/河合拓始