水害保険が付いていないことを知ったのは被災して数日後でした
床上45センチをはるかに超えていましたから、片付けによる疲労はありましたが、心は元気で余裕がありました
が、それを知ったときは膝から崩れ落ちました
火災保険、地震保険に入っているのは間違いないのですが、その火災保険の中に水害が含まれているかどうか、、、皆さんも是非今一度ご確認ください
頼れるものが行政しかないと分かったため、10月に相談しに行きました
役所の方と話→弁護士さんと話→行政書士さんと話
この途中で小堂さんが「取材したいのでついて回っていいですか」ということで出会いました
この時はカメラもありませんでしたから了承しました
それらが終えた後、小堂さんからたくさん質問があり、それにこたえていくことで私の頭の中も感情も整理されていった感覚になりました
非常にありがたかったです
その後、たまたまリフォーム業者さんが来る日に再びスタジオを取材することとなり、こうして先日の放送となりました
自分のピンチや悲惨さを他人に知らせたいですか?誰も知らせたくはないはずです!
ですが、水害保険に入ってない、流された車も車両保険に入ってないとなると、あとは多くの方へこの事実を知らせて、少しでも静岡市に義援金が集まることを祈るしかないと思いました
被災後、がっかりする事だらけで心も疲労して情報を取りに行くのにも勇気と覚悟が要りました。小堂さんに背中を押されて役所に再び電話を掛けたり、新しい情報を集めに行く中で本当にたくさんのお励ましの言葉をいただきながら前に進むことができたと思います
今、義援金が市に集まっているかどうかなどはわかりませんが、こうしてクラウドファンドをすることで間違いなくスタジオを救うことが叶いました
このスピード感は被災した人間にはとっても重要です
小堂さん、NHKのスタッフのみなさま、ありがとうございました