● 長期入院児童について
日本では、年に2,400人近くの児童が一ヶ月以上の長期入院をしています。
長期入院は子ども達に大きなストレスを与えます。そういった子どもたちは様々な不安やストレスと戦っています。
その中でも一番大きなものは、「話が出来る仲間が居ない」というストレスです。
学校の友達と遊ぶことが出来ず、家族とも離れ離れになる彼らの負担はとても大きなものになります。
● 子どもたちに自由な世界を届けたい!
VR(バーチャルリアリティ/仮想現実)の世界は、「なんでもできる」「なんにでもなれる」「どこへでも行ける」を実現してくれるツールです。
長期入院をしていても、海や山、街やテーマパークといったさまざまな景色を見ることができます。
また、インターネットに接続すれば、ご家族や友人、そして全世界の人々と、目の前にいるかのように会話をすることができます。
子どもたちに、そういった「自由な世界」をとどけることで、長期入院によるコミュニケーション不足から来る不安や、精神面からのサポートを行いたいと考えています。
● VRchatについて
VR世界を体験する方法として、コミュニケーションツール「VRchat」を利用します。このアプリはユーザー自身が自分の好きな世界を作って公開することが人気を博し、現在日本人も含め全世界で293万人が利用しています。VRchatではアバターになり、仮想現実の世界を眺めたり、参加者と対面してコミュニケーションを取ることが出来ます。
● 病院へのVR機器の設置
病院にVR機器を配置し、自由にVRが利用出来る環境を作ります。
必要な物はVR専用のノートパソコンと、VRゴーグル本体、動きセンサーの3点のみであるため、大掛かりな準備を必要としません。
設置が完了すると、子ども達は病院に居ながらにして様々な風景を見たり、そこにいる友だちやご家族と会話をたのしむことができます。
※身体的安全を考慮し、連続利用は13歳以上と致します。それ以下の年齢の児童が利用する場合は医師監修のもと、健康に配慮した上での利用となります。
● 支援金の使いみち
いただいたご支援金は、VR機器の購入に使わせていただきます。
現在、ソーシャル向けVRを動かすことのできるパソコンは1セットで約27万円の資金が必要です。
支援金が集まるごとに、VR機器を増設することができます。
※実際の主購入物品は下記の通りです。
・Oculus Rift または HTC vive
・ VR ReadyノートPC
● 実行スケジュール
5月上旬 小児病棟へのVR機器の配置、実運用
5月中旬 みなさまへの1次報告
●リターンについて
ご支援額に応じて、下記を予定しております。
・活動報告書
・会よりお礼のメール
・支援活動への見学/参加の権利
● お問い合わせ先
お問い合わせは下記アドレスまでメールにてご連絡ください
【 kodomo.vr.shien@gmail.com 】
件名:VR子ども支援の会窓口
本文:①お名前
②郵便番号とご住所
③電話番号
④メールアドレス
[参考資料]
・長期療養児の心理的問題に関する研究
https://www.niph.go.jp/wadai/mhlw/1994/h060234.pdf
・長期入院児童生徒に対する教育支援に関する実態調査の概要
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/tokubetu/__icsFiles/afieldfile/2015/05/26/1358251_02_1.pdf
・Virtual Reality Offers Effective Treatment for Mental Health Issues(英字サイト)
https://www.vrfitnessinsider.com/virtual-reality-offers-effective-treatment-mental-health-issues/
最新の活動報告
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2019/03/23 19:02こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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