平素より、いつの間にか読了イベントへのご支援、ご協力ありがとうございます。皆様、大変お待たせいたしました!今回は、第一回「いつの間にか読了イベント」の活動報告をさせていただきます。2023年2月18日(土)、東京都立の小学校の図書館にて、第一回目となるイベントを実施致しました。今回は、学校の先生方にもご協力いただきながら、本イベントに興味を持ってくれた小学3・4年生を対象に行ってまいりました。いきなりですが、まずは第一回目を実施した結果からお伝えいたします。ズバり、、、、第一回目のイベントは、、、無事に成功しました!!!以下にその詳細について語っていきます。第一回目となる今回のイベントでは、計画していた2時間のタイムスケジュール通りに進行することができ、参加した全ての子どもたちから「また参加したい」との回答を得ることができました!子どもたちもそれぞれ自分のペースで楽しみながら読書を進めてくれた様子で、「謎解き×読書」という前向きな読書の方法をここで一つ示すことができたのではないかと思っています。次に本イベントを開催してみて感じられた謎解きと読書の親和性について書いてみます。今回のイベントを通して、謎解きゲームに対する子どもたち意欲の高さを実感することができました。子どもたちの目には、私たちが想定していたよりも謎解きのレベルが高く映ったようで、学校の先生方からは「小学6年生でも同じ問題で開催できる!」との感想が出るほどでした。しかし、子どもたちはそのような難易度の問題にも笑顔で積極的に取り組んでくれました。イベント後のアンケートでは、「謎解きゲームを通して読書が楽しくなったか」の問いかけに対して、もともと読書が得意だったという児童たち全員、また読書が苦手だったという児童の半数以上から「楽しくなった」との回答をいただきました!これらのことより、謎解きゲームを通して読書の促進をすることは少なからず可能であると結論付けることができると私たちは考えています。一方で、第一回目のイベントでは不足してしまった点と今後の課題となる点もありました。今回のイベントは、土曜日の午後に有志の児童を募集して行いました。学校の先生方に参加してくれた児童の特徴を確認させていただいたところ、ほとんどの子どもたちが「比較的しっかりしていて、勉強に意欲的」であったことが分かりました。私たちが実施した読書×謎解きイベントでは、ある程度子どもたちの意欲に左右されてしまう点があります。そのため、今後より広いキャパシティーで実施させていただく場合(例えば学校の授業カリキュラムの一環としてなど)、全ての児童が意欲的に参加してくれるわけではないでしょう。そういった「取りこぼし」をなくしていくためには、アシスタントの質と量を増やす必要があります。今回のイベントでは、3人の児童に1人のアシスタントをつけた上で、さらに普段から子どもたちと上手く接しているスペシャリストである小学校の先生にもサポートとして参加していただきました。これをもっと大きな規模で行うとなると、やはりまだまだ様々な面での改善の必要があるでしょう。イベントの拡大を図るうえでは、イベント内容の改善はもちろん、イベントの運営の緻密化が必要で、そこにはより多くのコストと労力が欠かせないことを第一回目を通して認識することができました。それと同時に、上手く運営することができれば、「謎解き×読書」の有効性は非常に大きなものとなることも実感いたしました!!最後に、今後の活動についてです。第2回目以降の開催については、現在は未定となっております。しかし我々いつの間にか読了イベントプロジェクトチームとしては、子どもたちに喜んでもらえた点に好感触を抱いており、ぜひとも第2回目の実施を実現したいと考えております。私たちの活動が少しでも子どもたちの明るい未来につながるよう、これからも精進してまいりますので、今後の活動にも目を向けてくださいますと幸いです。では、また次回!





